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ニッピ漉き機ビア樽とピンの精度◎

ニッピのビア樽とピンを購入しました。先にビア樽だけ購入したら機械についていたピンのフランジが入っていかず、ニッピのでなく西山のでは?ということでピンも購入したという次第。へたな因縁つけをすると「うちのバーツをよその機械につけるな」と怒られるそうなので万全を期し、

あともうすこし緩ければ入るのに

ニッピ新品同士なら入りました、つまりうちのNP-1に付いていたピンは西山製かと。ニッピ製品同士のクリアランス管理は最高に良く、ガタつきは1/100mmあたり。
ここのパーツ、TA KINGのTK-802BLが樽にボールベアリング×2を仕込んできたのはすごいのですが、ニッピ新品パーツも同じくらいの精度です。高いビア樽やピンを作って機械に付属させても、そのへんで売ってる中国製の安い樽に替えられてしまうから見て分かる差別化としてボールベアリングを入れたんだろう。

TK-802BLのBB入りビア樽、ピンと連結棒

ニッピのビア樽とピンの生産精度管理は素晴らしいが、ブランコに装着した状態でゆすると動きました。ビア樽ピン→保持アームの剛性が問題でたわんでいるわけ。

こういうものだからベタ漉きは実質的に無理と言ってるのです。段差ができるのは織り込み済みでやらないといけないときもありますよね。そのときは幅5cmの押えでやるのは悪手、動きやすい奥側で漉くのは回避したほうが精度が上がります。