洗濯乾燥機配達の攻略
家電量販店で大物を購入すると配達設置を請けてる人が届けてくれますよね。それで気を付けるべきことをいくつか。配達の人のレベルが低いと言いたいわけではないです。
集合住宅ではまず共用部ドアの外で梱包をバラして本体を搬入すると思いますが、そのとき養生用毛布に置いて引き回してました。青い専用品でなくマイヤー毛布なので対床面の滑りがよくてやりやすそうでした。
ですがそれキレイなんでしょうかね?配達の都度洗濯乾燥してるの?してないよね。トラック荷台固定時ベルトをかけたりするときにかませる用途であり、住宅内の床に直接滑らせる用途ではないはず、そもそもそんな製品はありませんし。
配達後くしゃみ鼻水が止まらなくなったんです。なんだこれ?で思い当たったのが毛布でした。上の一覧にもあるモノタロウ扱いの中古毛布では「回収時に洗濯済を条件にし、加工場でクレゾール液を散布消毒施しています。」いやいや、それだと素手で触れませんよ。逆に触って大丈夫かつ臭いが気にならないくらいの散布濃度であれば消毒効果はないです。ウイルスコート施工証明書みたいなやつ、抗ウイルス効果はいっさい証明してないよねあれ。クレゾールは非生物対象で、消毒後は洗い流せる環境器具向けですし、医療現場ですらもうほぼ使われない消毒剤。
流通が高コストになると社会が終わってしまうので深追いはせんとこう。
配達作業が終わったらすぐ徹底的に掃除をしましょう。うちでは数時間後、すでに遅し、なんか舞ってるようでした。
次に気になったのは設置手順の最初のところ。古い洗濯機を撤去し外に運びだす際「今掃除していいですよ」と促され、業者さんコンビが席を外してしまう空気になる。
うちは購入前に洗濯機防水パンを高足タイプに交換し、トラップは配達前日に交換したので掃除する必要がないくらい美しく「何言ってるのかわかんね?」だったんですが、通常、ドラム式洗濯乾燥機を撤去したあと排水トラップに糸くずびっしり水カビねっとりがデフォルトなの知っててそう言ってるんです。
つまり口には出さないが「配達にそこの清掃は含まれないし、掃除しないまま設置して詰まりが発生してもお宅の責任」と言ってるんですね。親切心でトラップ掃除したほうがいいですよ、というと「そう思うなら掃除もやってよ」とお鉢が回ってくる可能性が高く、それは回避したいから詳しくは言わない。
それから現場で必要になりがちな部材を売るのが配達業の収入源になっていそうな気がしてたので上に書いたようにあらかじめゲタ無し高足パンに交換したのです。ゲタかましだと振動で保たないらしい
AQUA純正のゴムだと大丈夫…ってなんだよこの値段、2つ使っても4cmしか上がらないし。
それから壁ピタ水栓に交換済なのをみた業者さん、ちょっとがっかりしてたので交換用に同じのを持ってきてて売りつける予定だったのではと感じた。画像はありませんが、新しい洗濯乾燥機+高足防水パンのほうが低かったです。
憶測が多いですが、設置できず持ち帰りになると徒労、転ばぬ先の杖を売りつけると客も救われる、みたいな準備はしてきてますわね当然。