S30ヘッドライトカバー枠1
タイトル図の赤線のようにビードローラーダイを削りました。こちらの折り曲げフランジ高さは3ミリ程度しかありませんので要らない部分を丸めた。内Rを通すとき丸めて無くなった角が当たっていたわけで、仕上げダイはこれでほぼOK。
材料がダイセットの凹凸にピタッとはまってズレようがないので、だんだん締めて何度か通すとこうなりました。
ただ、平板状態から仕上げダイセットで徐々に沈めていくのは難易度が高すぎる作業でして、1stダイセットが必要、内Rの3mm折りのきっかけを正確に刻めるものが。
徐々に起こしていくためには数個のダイを用意し、交換するのは有効ですが、作業が煩雑ですね。生産の目途がついたら段階ごとに全部の材料をビーディングし、次のダイに交換して続きをやる、ってのなら何度も交換することはなくなります。一番合理的なのは3つめの角度可動ダイを配置すること。駆動はせず、φ40程度の幅狭ベアリングで徐々に縁を起こしていくやり方。ただしビードローラー本体より構造が複雑。
プラズマで材料を切るのは慣れてきました。いったん素振りしてすでに切り出してしまった部分にかからないように位置を決めるやりかた。
この写真では2枚、切り出し途中でアークを途切れさせてしまい、バンドソーで追加工しました。バンドソーで外Rを切るのは楽。