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第80回 おいしいなぁと唸ってしまった本 #ブックブックこんにちは

ブックブックこんにちは!

東京・神楽坂かもめブックスの柳下恭平と札幌・北18条Seesaw Booksの神輝哉、2人の書店店主が好きな本のことについて話すPodcast番組「ブックブックこんにちは」。このnoteは当番組ディレクターの山本リオが裏話をお伝えするマガジンです。


Podcastやっててよかったぁ〜〜〜!

いや、いつもPodcastやっててよかったとは思っていますよ?でも、今回に関しては、ちょっとした奇跡が起きて本当に心の底から嬉しくなってしまったので、お伝えさせてください。

友人でも、知っているのがSNSだけだったりして、ふとした拍子に連絡手段がなくなってしまう、なんてこともこの現代だとあったりすると思います。私にとってそんな友人のひとりが、たまたまPodcastをいろいろ聞いてる中で、当番組「ブックブックこんにちは」を聴いてくれて、なおかつディレクター日記まで読んでくれて、りおさんだ!と気づいてくれて、おたよりをくれる、というミラクルがおきました。

たとえばTwitter(今はXっていうのか)やInstagram、(ブックブックではやってないけど)Facebookなんかでは、「いいね」をくれたのが誰なのか可視化されます。でもPodcastは誰が聴いてくれたのか、誰が「いいね!」と思ってくれたのか、なかなか見えてこないもの。

この感覚は、以前仕事で担当していたメールマガジンの執筆に似ているなぁと思います。Podcastの再生数は、たぶんメールマガジンの開封率に近い。だから数字としては見れるけれど、誰が開いてくれたのかはわからない。

そういえば総再生回数が2万回を超えました!
いつも本当にありがとうございます

だけどたまに久々に会った人が「聴いてるよ!」「読んでるよ!」と言ってくれて、あぁ届いているんだなと実感するんです。いつも番組の中やディレクター日記、Instagramなどで「おたよりちょーだい!」としつこく言い続けているのは、柳神会のみなさん、本を愛でる人の皆さんの声を知りたいからなんです。本当に毎回、めちゃくちゃ喜んでいるので、ぜひ「聴いてるよー!」だけでもいいので、ぜひぜひお気軽におたよりをください!

おたよりフォームの中には、「読み上げないでほしいけど」という欄もあるので、番組内で取り上げられちゃうのは恥ずかしいけど感想を送りたいよって人も大歓迎です!

おたよりフォームはこちら

久々復活のコーナーが続々と

今回は盛りだくさんです。本当に盛りだくさんです。「すすきのストリートニュース」のコーナーも復活!「業界格言」のコーナーも復活!

柳下さん、神さんのこれまでのお仕事遍歴もすごいですけど、ADユリコさんも「そんなお仕事もご経験が!」と驚くことが多いです。みんなすごい方向に経験値が高い……。詳しくはInstagramをどうぞ。

過去のコーナーは、みなさんのおたよりによっていつでも復活できるのです。このコーナー制(しかも短いスパンのやつ)、なんだかちょっとTBSラジオ「ハライチのターン」っぽいなと思って聴いていたのですが、ハライチの方は容赦なくコーナー終了しちゃう緊張感がいいなと思っていました。でも復活できる制度もいいなと思っている今日この頃です。

ちなみにストリートニュースも業界格言も、コーナーが始まった当初、実は台本に入れてなかったんですよ。普通に「いつものオープニングトーク」の中で、神さん柳下さんが盛り上がって勝手に始めたものです。ディレクターの手の及ぶ範囲ではありません。

これからもきっと自然発生的に新しいコーナーができるかもしれないので、どうかお楽しみに!

(注意:ガリンコ号と左官にまつわるコーナーは、どうかどうかお控えくださいね!フリじゃないよ!楽しいんだけれど、本紹介ができない番組になるほど柳下さんが盛り上がりすぎちゃうので!)

おいしいなぁと唸ってしまった本

今回のテーマは「おいしいなぁと唸ってしまった本」。またお腹がすく回です。食べ物に関連する過去回を掘ってみたら、こんなにありました。

山岡家特集
ジューシーな本
読むとおなかがすいちゃう本
料理本

今回のディレクター日記は写真が少なめなので、
だいぶ前の山岡家で嬉しそうな柳下さんの写真をどうぞ。

神チョイス『Neverland Diner 二度と行けないあの店で』都築響一編(ケンエレブックス刊)

柳下チョイス1『世界で一番好きな店』(麓出版編刊)

柳下チョイス2『プラネテス』幸村誠著(講談社刊)

お二人が選んだのはこちら!最初の2冊は、たくさんの人がそれぞれ思い出のおいしいお店について語る本という共通点が見えてきました。「おいしいなぁと唸ってしまう」となると、誰にとってもおいしいものというより、一人一人にとっての思い出と共に語られる「おいしい」に辿り着くのかな……なんて思ったりもします。

どうしてこの本を選んだのかという二人の想いは、ぜひ本編からお聴きください!

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