[悪夢的映像美]ドクター・ストレンジ
やっほー!映画感想の時間だよ!
今回は今更ながらMCUの『ドクター・ストレンジ』です。公開時ちょうど忙しくて観れてなくてそのまま…って感じだったのでこんな変な時期に観ることに。
☆基本情報
『ドクター・ストレンジ』(原題:Doctor Strange)
公開年:2016年(日本公開2017年)
監督:スコット・デリクソン
主演:ベネディクト・カンバーバッチ
ジャンル:オカルト、アメコミ、アクション
【予告編】
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ストレンジ映画化するよ!という情報が回ったときに既に主演カンバーバッチと聞いて「ええ~~~~似てないじゃん…」って脱力したのですが、まあこの映画は敵もマッツミケルセンだし完全に俳優ファン狙いのキャスティングなのでしょう。そもそも原作どおりに濃い顔のインチキ髭にするならロバートダウニーJrに一人二役やってもらわなきゃいけなくなるし。
というわけであまり期待しないで観たのですが、この映画全然キャストとかどうでもよくなるやつでした。ともかく背景がぐねぐねの光はビカビカ、悪夢みたいな映像の連続でそれを見てるだけで楽しい。アベンジャーズとは全く毛色の違うヒーローですよというのがよく強調されています。正直普通のオカルトアクションだと思ってたので(普通のオカルトアクションって何)この作品でこんなドキドキゾワゾワする映像が見れるとは思いませんでした。力の入りようがすごい。
ただストーリーはというとすごくもったいない感じでぐずぐずになってました。ラスト30分前までは問題なく楽しめてたんですけど、なんか、マムゥが…いや出してくれたのは嬉しいけど…まさかラストバトルにバトルなし(???)とは思わなかった(????)
個人的に、今回は普通にカエシリウス(マッツミケルセン)をボスヴィランにしてドルマムゥはサノスよろしく最後にニヤっとするだけでよかったんじゃないかと思います。カエシリウスは作中で生い立ちもざっくり説明してるし、ギャグもシリアスもこなしてキャラが立ってたし、第一作目のヴィランとして十分張れたと思うんだけどなー…なんというか最後のぐずぐずで消化不良で終わってしまった。
ところで吹き替えだとクロークオブレビテーションが浮遊マントって呼ばれてたりサンクタム・サンクトラムがニューヨークのサンクタムって呼ばれてたりしたけど字幕だとちゃんとしてるのだろうか。
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