ユーザの作成

ActiveDirectory配下から飛び出して、WorkDocsを利用しようとする場合に、何もかも心機一転して、全てを0から始めるというのであれば、新しいPCを配って終わりで良いと思います。
けれども、とりあえず、今まで使っていたPCで今までのような感じで使いたいなぁ、って場合は、まずは利用するユーザを作成しなければいけません。

手順は、PCの管理者になって、以下のように行います。

コントロールパネル→ユーザーアカウント→ユーザーアカウント→ユーザーアカウントの管理
→詳細設定→詳細設定→ユーザー
ここで新しいユーザを追加する。

ここで追加するユーザ名は、ActiveDirectoryで使用していたのと同じにすると継続感が出ると思います。

(22/05/11追記)******
どうやら同じにしない方が良いと思われます。
同じPCで同じユーザ名だと、WorkDocsのDriveAppがうまく動いてくれません。
本来、同じPCを複数人で使う場合は、別名を使うのが普通で、「ドメインが違うんだから同じ名前でもいいだろ」というのは、ちょっと強引すぎたのかもしれません。
(ここまで)************

「次回ログイン時にパスワード変更を必須」にして、ActiveDirectoryで使っていたパスワードと同じにしてもらうことにしても良いかもしれません。
ユーザーアカウントの一覧に追加したユーザが追加されたことを、確認してください。
ドメインは、ActiveDirectoryのドメイン名ではなく、PCの名前になっていることも確認してください。

次に、デスクトップも同じ感じになるように移行してみます。
ただし、フォルダのショートカット等は、後から修正が必要になるかと思います。
これは、Cドライブのユーザーフォルダの中にある、ActiveDirectoryのユーザのデスクトップフォルダの中身を、新たに作成したユーザのデスクトップフォルダにコピーすれば終了です。
どちらも同じ名前にした場合は、新しいユーザにはPC名ドメインが追加されていると思うので、区別できると思います。

[22/04/28追加]**********
そもそもなんですが、上のユーザーフォルダ全部をコピーすると、現状と同じ環境になりますな。
容量は必要になりますが、移行はだいぶ楽になります。
(ここまで)***************

パスワードの制約とユーザ作成で、WorkDocsを使う準備は終了です。

後は、WorkDocsの設定とツールのインストールということになります。