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【一夜城】レート1498から1晩でレートを205盛って1700到達した話

 初めまして、濘です。肩書として書くほどの実績はありませんが、普段は紙のデュエルマスターズをやっています。

 今回はタイトルの通り1晩でレートを200以上盛るというちょっとした偉業(自分で言うな)を達成したので事の経緯とリストを振り返りたいと思います。

 まずは自分が普段どんな感じでデュエプレをやっているかを簡単にお伝えしますね。

 はい。大体シーズン開始時にはNDは1450まで溶かしてから始めています。

 ADは手持ちにADのデッキがなかったので序盤にさっさとレジェタッチまで終らせ、NDはレジェボーダーが1650くらいになったあたりでいったん遊ぶのをやめてレジェタッチまでは義務感でやりますが、一回タッチしたらあとはおもちゃや賢者構築を試す、みたいな感じで遊んでいました。

 今期も1650くらいでNDレジェタッチは終えていて、今期最高レート1660ちょいくらいで特に最終も目指していなかったので「残りは遊ぶか~」とマグマ入りモルネクや赤単バイクを研究しながら1500くらいまで溶かしていました。

 この日、6月12日の夜も言う会(ボードゲームとかする通話グループ。デュエプレチームではないしそもそもDMPではないメンバーも多数在籍)で通話しながら遊んでいて、1498まで溶かしていました(とうとう1500を割った)。

  ↓言う会

 ※基本的に個々人が勝手に潜ったり大会に出ているだけで本当にデュエプレチームではない


 そんな時言う会メンバーのChatty(1700よく触ってるデュエプレ強いやつ)がこんな発言をしました。

「濘さんいまレートいくつ?」

別にレートガチってるわけではない以上、恥ずかしいとは思ってなかったので

「遊んでるから150とかして今地底(俗にいう1500未満)」

と答えました。

すると

「ちょっと真面目にやって選手権出ようよ、今からでも行けるよ」

と、大真面目なトーンで熱弁されました。

(いや、何言ってんだ? 1650にいるタイミングならともかく……)

まぁ、後ほど選手権のスケジュールを確認したところ出場できてもまともに練習時間が取れないことが分かったのですが、それはそれとして。

「濘さんならできるよ」

と言ってくるChattyに

「いやー、厳しいって」

と答えつつも。

(でもこれ、一晩で出来たらかっこいいな。。。。)

とかそんなことを思ってしまい、脳内で計算を始めました。

(今が1500くらいだから、最終ボーダーを考えるとプラス200して1700まで行きたい。今が20時だから、明日の朝までに200盛るには一時間20くらいか。上のほう行くほどレート伸ばすのは当然難しくなるから、とりあえず1680まで8時間くらいで行くのがまずは目安かな)


そうと決まれば。


最終的に使用したリスト。終盤戦用構築だったので普通は鉄拳入れてミラーも見れたほうがいいと思います。

 まずはレジェタッチに使ったリストを練り直しました。鉄拳入りやマッハ型も既に色々試していましたがしっくり来ていなかったので全部もとに戻して鉄拳はキルホールに変更。この頃になるとサソリス側のプレイも習熟していて2投の鉄拳+αのくっつきで勝つのは難しくなっていると感じていました。(鉄拳3以上はデッキとしての強度に問題が出る、ミラー後手は捲りやすくなるけども) 最終日付近は黒単の母数が非常に多く感じ(特に上位層)、黒単に対してバイク側が有効に鉄拳を撃てるシーンはほとんど無いため鉄拳入りだと黒単対面ではゴミが入ってる状態で戦うことになります。逆にキルホールだと、黒単側は学校男を複数回投げるのはやや難しいのでアンタッチャブルが立つと主にミナゴロッセオの龍解で対応することになりますが、ここでラグができる&ボロフで魂喰いを出す場合別で後続を用意する必要があるためチャブル棒立ちのターンができ、デッキトップ次第でまくれるので確負けパターンが減ります。キルホールで砕くのは原則的にはホネンビーです(2体で山を削りながらの回収ループ以外で出し直せないため)。

 さらに途中で黒単対策としてグレンリベットを採用。上手い黒単相手には向こうの持ち方次第でケアされてしまうカードですし黒単以外の対面には弱い(リベット避けてランハン食らっても悲惨)ですが、スタート地点が地底なのもあって採用に踏み切りました。
 メリケンの枠は1630くらいまではガイアールを試していましたが、最終的にガイアールで緑単対面のギョギョウを取るより黒単に対してどかせないバルクアリーナを立てるほうが全体の勝率に寄与するという結論に至り入れ替えました。ウェポンのみの次元では相手がハンデスをゴートゥーヘル+タイガニトロのみに絞ってきた際あまりに無力です。

ちなみにグレンリベットを黒単以外で一番多く使う対面はトリガーロージアです(基本的にガイギンガをHDM以外でバトルで処理できないうえ、デッキ性質上ターンが帰らないと盾もほぼ増えないため)。相手の練度要求がえげつないデッキなため、こちらがプレイを押し付ければアタマ3点で究極ゲートとドラサイロージアを踏んづけても2ミス拾えば18ターンかけて貫通することもあります。この踏み方して相手のプレイが上手いなと思ったらさっさとリタイア。



そして潜ることおよそ8時間。

目標通りのペースで順調に1680まで復帰。下のほうの黒単に対するリベットの刺さり方は凄まじかったですね。

そしてここから1700まで魂の一戦を通せず失敗すること4回。

この道中である強豪プレイヤーに5回当たりました(お相手の方、一回目は1740に居ました)がどうしてもケアできないリベットを踏んづけてもらって勝ちました(特攻1発とかマイト1発で抜くのは運が悪いとしか言いようがない)。5回目の勝利で向こう1700割ってました。マジでごめんなさい。
 ちなみにそのあと対戦相手の方はADに行って爆盛り独走してらっしゃいました。

ともあれ5回目の強豪への勝利によってレートを盛り直し、あと1勝で1700の魂の1戦(5回目)

ミラー先手トギアザレッドレッゾ。最後はあまりにも引きだけで終わりました。


ちなみにここまでのレート+20で3時間沼りました。ひい。


 この後ボーダーインフレに備えて追加で1戦やって1709まで行ったのですが、最終日の過去最高レベルのインフレに飲まれて潜らされた魂の1戦を通せず最終には残れませんでした。悔しさはもちろんありますし、5回当たった方には本当に申し訳ないです。


とはいえこのゲームを始めて3か月、初の1700到達で嬉しさや満足感があると同時に、レートマッチに向き合う上での自身の課題(レート盛ろうって気持ちの時に負けが込むとミス連発で負の連鎖になり溶かしまくる、おもちゃ使いたい症候群が定期的に出る、等)も浮き彫りになり、今後のための大きな成長の糧を得られた、非常に実りあるシーズンだったと思います。



 11時間で1500未満から1700到達をやった感想ですが、運がめちゃくちゃよかったという感じでもなかったので、当たり方のタイミングさえぶち当たればできる人は結構いるかなと思いました。

我こそはという気概のある方はぜひチャレンジしてみてください。

次の伝説(レジェンド)は、君だ。





ちなみに自分は連勝続きでサクサク終わったわけではないため
いわゆる「凄い負け」や「魂のジャスキル」を1シーズン分まるごと全部一晩で経験し、確実に寿命が縮まりました。あと数日間は心身の健康が完全回復しなさそうなので、こんな潜り方は二度とやりません。健康的にコツコツ盛ろうと思います。




 あと冒頭で言った「言う会はデュエプレチームではない」というのは本当なので、あわよくばこの記事を読んだどこか強いチームの人に拾ってもらえたらな~~、なんて思います。自分はセンスがないのを練習量で解決するタイプの人間なので、個人で勝つのには限界を感じます。。
 今シーズンはダブルワークで週最大9回出勤しながらND1709、ADは最高1687で最終まで残りました。マジで拾ってください orz

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