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筋肉短歌隊

ヘッダー画像は、同志社大短歌サークルの会誌です。
年に一度、秋に発行していて、学生達の生き生きとしたフレッシュな創作が炸裂おります。

今回は、その中から私のお気に入りの
「小野半跏」(おのはんか)
さんの歌を何首かご紹介致します。

半跏さんは同志社大の四回生で、彼女のアルバイト先のカフェで知り合いました。大変に知的で頭脳明晰・・ノータリンの麩菓子化男 
(フガシカオ 脳が麩菓子化した男) は、彼女にとってはまるで役不足。
話していると約3分で私の思考回路が飽和します。(真顔)

今年で第11回の発行



タイトル 「14276」


タイトル 「14276」
の中から以下の三首を掲載致します。(ご本人許諾済み)




横風に捲れ上がった葉の裏の独り蛹はもう踊らない




 自転車は夕陽を背負い駆け抜けるカゴに刺さって縦にノるネギ



てのひらと曖昧になる境界線熱をくれたら返したいのに

                        
                        (dodo選) 





どうでしょう?
この直感的で素直、そして情熱を秘めた熱い表現におじさんはやられてしまいました。笑


あ、敢て私が解釈を垂れる必要などありませんよね。

良かったらコメントで感想をお寄せください。


この会誌は発行部数が限られていて、予めサークルのメンバーに予約してもらうか、Xで「同志社大学短歌会」で検索すると情報が得られると思いますのでご興味のある方はアクセスしてみて下さい。
ひょっとしたら今年の在庫があるかも知れません。


半跏ちゃんに筋肉短歌隊の経緯を話したら「それは面白い!!」と喰い付いて来たので、彼女を引き摺り込もうと企んでいます。笑

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