影響力の武器(人間関係について)
影響力の武器とは、人間関係において、
あからさまに使われたしても抗えないというもの。
・人間というのは千差万別、人の心は読めないね、なんて言うけれども、そんな事はない、人間の行動パターンと言うのは往々にして「自動行動パターン」と言うものが存在する。人間の行動パターンで絶対に決まっているものがある、それは何でかというと、一個一個の行動に対して熟考して時間をかけて、総合的判断でこっちだと決めて、みんなはやりたいけど、実際にそんな時間はないし、毎回そんなことをしていたら、前に進めないし、頭が疲れて仕方がない、だからみんなは楽な方に行きたがる、だからつまり脳の処理を楽にしてくれる「自動行動パターン」が存在している。
その武器は6つある。それを今から紹介していきます。
【1、返報性の原理】
恩返しの原理
・何かをされたら返さないと社会的に白い目で見られる。
・先に与えるべし、さすれば、何かが返ってくるだろう、あげたものよりも多くなって。
[二つの特徴]
・相手が望まないものをあげたとしても発動する。
・貰った時よりも少し多めに返そうとする。
返報性の原理は好きな人だから嫌いな人だからというのも凌駕する、だから苦手な人からでも恩は絶対返したくなる、つまり見えない義務感が生まれる。
【2、一貫性の原理】
ここまで来たんだからもう引き返せないよねの原理。
・一貫性があれば社会的評価が高まる。
[一貫性の効果を増す3つの条件]
・行動を伴うと強化される。(口に出すとか文字にするなど)
・公表する。(みんなに言う)
・苦労を伴うかどうか。(こんなに苦労して入った組織なんだから抜けにくい)
〔使い方〕
・承諾先取り法
【3、社会的証明の原理】
みんながそうしてるよの原理
[社会的証明の効果が増す2つの条件]
・それに対する情報があまりない時(不確かな時は周りの行動に合わせる)
・さらに、周りに自分に似た存在がいるとそれに合わせてしまう。(類似性)
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