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データとISM理論に基づく根拠のある棚割を作る 棚割作成基礎講座

おはようございます。オペレーション効率化の観点から棚割システムを導入する小売業が増えています。それにともない、メーカー・卸が棚割プラン作成に協力する機会も増えています。棚割を作成する際、取り扱い商品の改廃だけでなく、グルーピングや取り扱いSKU数、グループ間のスペース配分、ゾーニングなど、定番売上に大きく関わる、検討すべき要素が多数あります。こうした要素はどのように決定したらよいのでしょう?
流通経済研究所では、「根拠のある」棚割作成の原理原則を習得できる「棚割作成基礎講座」をライブ・オンデマンド配信にて行います。今回は2024年度下期講座を前に、その内容をご紹介します。


インストアマーチャンダイジング理論に基づいた棚割

 この講座では、インストアマーチャンダイジング理論に基づく「買いやすく」「売れる」棚割の原理原則と棚割への消費者ニーズの変化の反映を中心に講義と演習を通して、

✔ 買いやすい棚割の決め手「グルーピング」の考え方

✔ 各商品グループへの定番スペースの配分

✔ 定番売場での各商品グループの適切なゾーニング 

✔ 品揃えSKU数の増減と取扱い商品の選定 

✔ 効率的な作業のためのデータ分析のポイント 

を中心に、「根拠のある」棚割作成の原理原則を習得します。

ご受講をおすすめする方

メーカー、卸、小売で棚割作成の業務にたずさわる方で、

  • 新たに棚割提案作成にたずさわることになった方

  • 見よう見まね、自己流で棚割作成を行ってきた方

  • 棚割作成はするがデータや ISM理論を使っていない方

  • 小売業で取引先の提案を客観的に評価するための考え方を学びたい方

におすすめです。
※業種により、お申し込みをお受けできない場合があります。あらかじめご了承ください。

カリキュラム・講師

カリキュラム

1. 棚割作成にかかわるISM理論
 ・「買いやすい売場」のためのグルーピングの考え方
 ・消費者の行動の特性とゾーニング・フェイシングの原則
 ・視認性を高めるための陳列の工夫
 ・優位置とフェイス数の使い分け(「売れる」商品と「売りたい」商品)

2. スペース配分・SKU数増減の考え方
 ・データ分析のための準備
 ・棚割実績評価の手順・考え方

3. データに基づく棚割方針の策定
 ・棚割作成の手順
 ・データに基づく棚割方針の策定
  - POS実績によるスペース配分の評価と増減
  - POS実績によるグループ別SKU数の評価と増減
 ・ゾーニング改善のチェックポイント
 ・クロスABC分析による品揃えの検討
  - 市場データ利用にあたっての注意点
  - 商品選択時の特性と品揃えのポイント

4. 演習
 ・棚割分析結果の読み込み
 ・棚割方針(スペース配分・SKU数増減)の作成 
 ・ゾーニング案の作成

5. まとめ
 ・講義のまとめ
 ・棚割作成における注意点

👇カリキュラムの詳細は下記よりご確認ください👇

講師

公益財団法人流通経済研究所 上席研究員 ビジネススクール統括
祝 辰也(いわいたつや)

  • 外資系金融サービス会社を経て、1992年財団法人流通経済研究所に入所

  • 2003年から2015年まで小売向けデータサービス会社、市場調査会社に勤務

  • 2015年4月流通経済研究所に復帰、現職

  • 公開講座の他、個別企業(メーカー、卸、小売)向け研修を数多く担当

講座の概要

○ライブ配信:2024年11月8日(金)13:00~17:30
○オンデマンド配信:
2024年11月15日(金)~12月25日(水)
                        所要時間 約4時間(全チャプター合計)

費用:1名につき36,000円(消費税込み39,600円)
※参加ご希望人数により、個別企業向けの講座開催も承ります

申込締切 :
ライブ配信:2024年11月1日(金)
オンデマンド配信:2024年12月9日(月)

👇詳細・お申し込みはこちらよりご確認ください👇

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