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ドヤドヤされてフムフムする。行政書士編。許認可申請って沼やんけ
初回、まさかの士業編。名前は聞くけどよくわからない、みたいな人が多いのでは?(私だけかもしれない…!)
こちらのbosyuに声をかけていただき、第一弾が実現した。こんなトンチンカンな案件、実現するのか。
「bosyuが最近真面目そうな案件ばっかだったから、こんなゆるそうな募集みて安心しました」トンチンカンなのも悪くないんだなぁ。
※ドヤドヤとタイトルにつけてますが、別にドヤられてるわけではなく、その人にとって普通のことを普通にお話してもらってるだけですので、あしからず。とはいえ、たまにドヤってもらうこともありますし、その時はちやほやします。(?)
行政書士についてフムフムしました
聞いたことはあるけど、具体的なことはあまり知らなかった行政書士。人事の仕事柄、社労士についてはよく知っている(資格を持っているとは言ってない)けど、行政書士って何しとるんだろ!今回お話を伺った方は、特定されるとアレなので伏せてのご紹介となります。
何をする仕事なのか
メインは「官公署への申請まわりのことを代行すること」。
市役所やら国土交通省やらその他諸々の「申請を受け付けて許可を出したりお金を出したりするところ」への手続きを行うプロフェッショナル。
補助金の申請、相続の話、車庫証明の取得、建設業の許可、…などなど。いや範囲が広すぎる。世の中にある数多の「申請」「契約」まわりを取り扱う専門家。範囲があまりにも広いので、独立開業後は何かしら「専門の範囲」に特化して活動されている方も多いそうです。「自動車にまつわる申請は俺に任せろー!」みたいなことかな。
自分で車を持ってる方なら耳馴染みがある?のか?「封印」も、行政書士だと「出張封印」ができるらしい。出張して、封印する行政書士。強い…。
出張封印は特殊な事例だけど、先程あげたような許認可の申請やら手続き系って、「がんばれば自分でもできる」ことが大半。
とはいえ自分でやると大変だし、うまく許可が起きなかったときの対処などを考えると、依頼したほうが手っ取り早いし安心だ。
他の○○士と範囲がかぶるのでは?と思ったけれど、取り扱える手続きの範囲が「○○士」によって異なるらしい。行政書士、社労士、司法書士…あたりかな。
<--少し調べた補足事項-->
なんと「弁護士」資格を取得すると、法のオールマイティとして行政書士のことも司法書士のこともできるらしい。※厳密に言うと、弁護士資格を持つと、行政書士の資格も有することができ、行政書士として登録をすれば行政書士の仕事もできる…ということ。あくまで行政書士属性になる必要がある。
それぞれの士業の中で独占業務があるため、「○○士」単独ではなく他の○○士としても登録するダブルライセンスを得る方も多いとか。(社労士として相談に乗ってたら社労士として扱えない申請系の話も出てくるから、行政書士としても登録しておく、みたいな話)資格を有していることと、その業務を行っていいかどうかは別の話。登録してなんぼなんですね。
↑話を聞いたあとだと、こういったサイトの理解度も高まりますね。そしてcancamってこんな特集も組むんだね…これも新しい発見だった…。
<--少し調べた補足事項終わり-->
報酬について
昔は報酬は一律で決まっていたけど、今は自分で決めてもいい。ただ、定期的に報酬の統計をとっているので、なんとなーくの相場は利用者側にもわかるようにはなっている。
行政書士になるには
試験に受かって資格を得る!以外にも選択肢があるんですね。先に挙げたとおり、弁護士資格があれば行政書士としての登録資格も得られるらしい。
行政書士試験、令和元年試験だと合格率11%くらいでした。
(https://gyosei-shiken.or.jp/pdf/attr.pdf)
資格を持った上で、行政書士会に登録することで晴れて「行政書士」として活動することができる。独立する人もいれば、大きな○○事務所に入って働く人もいるのかな。こういう形態は、いろんな士業の仕事をかけ合わせるのには向いているのかもしれない。登録料は発生するし、年会費もかかる。大変だ。(他の○○士もそうなんだけど…)
こんなんもあるんだね案件
許認可申請に関することでも、自分たちの知らないものが山程ありそう。そして補助金まで考え出すとキリがない。海外に音楽を普及しに行く際の補助金、バイオ関係の補助金、産官学連携するときの補助金…なんてのもあるみたいです。幅が広すぎる。許認可申請、1万種くらいあるそうです。多すぎ。許認可申請沼、案外おもしろいかもしれない。さっきの封印みたいな話がすでに深い。「ナンバープレートを取り付けることができる人」なんて世界が…
橋渡しのプロフェッショナル
世の中に数多とある許認可の申請関係プロフェッショナルが行政書士ということがわかりました。↓の概念図わかりやすいですね…。
申請関係、手続き関係、あるいは補助金の申請なんかも範疇。調べていくと、代理で行うということがキモらしい。つまり、こうした方がいいとかのアドバイスや、相談についてはできない範囲がある模様。…む、難しい…。
一方で、事実を事実として、やりたいと考えていることを形にすることができる。これをするには、この申請だ。この許認可だ。あくまで事柄をどうするかは相談者が主体であり、行政書士はその事実を申請書などの形に落とし込むプロなのである。
仕事の詳細は知らなかったけど、話を聞いてみると結構身近な仕事だった。私も人事をやってる中で、労基署への提出書類とかハロワへの申請書類とか対応しているけど、まぁこういうのほんと素人がやると難しいよね……と思いながらやっている。これを簡単に噛み砕いたり、いっそ代行したり、そういったことへのニーズはあるなぁ。…労基署とハロワは社労士の範疇ですけど。例示が下手かよ。行政書士の話をしろよ。
スルーしそうになったけどこれ知ってたらめっちゃ重要やんけ!!みたいな申請、助成金関係が世の中には山ほどある。知らんかったけどこれやらんとあかんのか!みたいなこともある。そのあたりに詳しくて、正しいやり方をフォローいただけるのは助かるなぁ~。
どの手続があるよ!と教えてくれるだけでもありがたいし。今の時代、依頼を待つだけでなくて、SNS等で情報発信したり、なんか問い合わせがやりやすくなる仕組みを作ったりする動きも出てきそうだなあと思ったりしました。
実は今、行政書士が大変だ
この事態において、無料相談窓口を開設しているそうです。ああ、たしかにこれ、補助金の類だ!!
行政書士、範囲が広すぎてみんな自由だ
先に述べたように取り扱う範囲が広すぎてみんな自由にやっているらしい。「ほかの先生が何やってるかわからない。誰も他の人がどうやって何して儲けてるかわからない」って言ってました。ウケる。そんなんありかよ。
試験では法令知識や行政書士の業務の基礎知識?に関するもの。実際何をして稼いでいくかは自分で考えていく世界。どのあたりをテリトリーにして、どうやって顧客を獲得して、どう儲かっていくのか…。野に放たれた行政書士はどう稼いでいくのか!
※今回お話を聞いた方については、ご要望によりいろいろ伏せてお届けてしております。あしからず。
他の先生の話もきいてみたーい!!となったので、もしお話をドヤドヤ聞かせていただけるという物好きな行政書士の方がいらっしゃいましたら、ぜひお声がけください!
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