ど素人が3Dオブジェクトを自作して背景に取り込んでみた_無料のBlenderを使おう
昔、もう20年以上前ですかね、3DCGを描くソフトと言えばShadeというソフトで価格も数万円した気がします。(正確には忘れました)
なので3Dのオブジェクトを作る人ってのはその道のプロか、私のようなもの好き遊びで使うぐらいでしたが、今は無料のツールでほぼなんでもできてしまうんですよね。なんでこんな優れたソフトが無料なんでしょう。
今回紹介するのはBlenderというソフト。
私がShadeで遊んでたのは20年以上前の話なので、Blenderは現時点で考えると機能も当時よりも遥かに進化しているのに無料です。
3Dオブジェクトを作成するスキルは、メタバースが注目を浴びている今、何かと役に立つ場面があると思い、素人がちょこちょこっと触れるレベルまでの話をしたいと思います。
今回、私が愛用しているiPad mini6を作ってみたいと思います。
①まずはモデリングする画像を取り込みます。
[Shift+A]→[画像]→[参照]→画像選択→[オブジェクトデータプロパティ]→[透明度]→0.5に設定
②オブジェクトの表示をソリッドモードからワイヤフレームに変更
③Tabキーでオブジェクトモードから編集モードに切り替え
④頂点選択で2点を選択しGキー(移動)で移動(モデルのiPadの辺に合わせる)
⑤すべて選択した状態で視点をXにしてSキー(拡大・縮小)とY(Y軸のみ)で太さを設定
⑥辺選択にしてShiftキーを押しながら4隅の辺を選択、Ctrlキー+Bで面取り。ベベルのセグメントを10に設定(←面の数はマウスホイールで調整可能)
⑦Atlキー(ループ選択)でShiftキー押しながら両面を選択、Ctrlキー+Bで面取り。
⑧カメラの作成。[Shift+A]→[メッシュ]→[円柱]を選択
⑨[R](回転)→[X](X軸)→[90](90度)
⑩[G](移動)→カメラの位置へ→[S](拡大・縮小)→カメラの大きさ、詳細は数値入力で調整
⑪[S](拡大・縮小)→[Y](Y軸)でカメラの厚さ調整。[G]で適切な場所へ移動
⑫Tabキーで編集モード切替え、面選択でカメラの面を選択して、[I](インセット)で内側のガラス面まで。
⑬マイクの穴の作成。カメラと同じように円柱を作成。カメラの位置にセットし、[I](インセット)で微妙に内側へ。[E](押出し)で窪ませる。
⑭音量ボタンの設置。本体と同じように立方体を面取りして配置。均等に面取りするためには編集モードで長方形に形を変えること。オブジェクトモードで変形すると面取り(ベベル)が均等にかからない。
⑮[Alt+D]でコピー、隣に設置。同じようにコピー、拡大し電源ボタンを配置
⑯各オブジェクトを選択して[右クリック]→[スムーズシェード]
⑰穴あけ。本体を選択して[モディファイアプロパティ]→[ブーリアン]→穴あけオブジェクトを選択。適用後穴あけオブジェクトを削除。面がゆがむので[オブジェクトデータプロパティ]→[ノーマル]→[自動スムーズ]
⑱POLY HEAVENのサイトからHDRIの画像をダウンロード
⑲オブジェクトの面を選択し、[マテリアルプロパティ]→マテリアルを新規作成→[ベースカラー]→メタリック、粗さ等調整→[適用]
⑳淵からベベルまで適用する場合は[選択]→[選択の拡大]→[Ctrl++]
㉑画像を張る時はベースカラーの〇ポチをして画像テクスチャ。UVeditingでサイズ調整。Layoutで戻る。
㉒ロゴのプリント。[Shift+A]で平面を追加。テクスチャでロゴを貼り付け。[Shading]→カラーをアルファに接続→[Layout]→[ブレンドモード]をアルファブレンドへ変更
うん、、、、文字だけだと無理があるな。。。
ってことで続きはYoutubeで。※動画ではキーボードの制作をしてみます。