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アイルランドで部屋探し🏠流れと注意点【コークワーホリBlog#7】

今回はアイルランド(コーク)での部屋探しについての私の経験を書いていきます。先に結果を言いますが、入国して4日後に住む場所を見つけることができました。👏

私たちはホームステイ・学生寮には入っておらず最初はAirbnbに滞在していました。
理由は単純に費用を抑えるためです。
そのかわり、最初の生活の基盤がないことが精神的に普通にきついので、もしお金に余裕があるなら私も一回くらいホームステイを経験したいのが本音ではあります。


アイルランドのお部屋探しサイト

家探しは少しさかのぼって、日本にいるときから少しずつ始めていました。
こちらの、アイルランドでは有名なサイトDaft.ieを主に見ていました。↓
(オーストラリアでいうFlatmateのようなものです。)

カテゴリーのShareを選択して地域や部屋のタイプ、価格帯を絞って検索します。マップ上での検索が見やすいですしアプリを使うとより便利です。
そして気になる部屋があればひたすらメッセージを送ります。

MixBという日本人向けのサイトもあります。↓
(オーストラリアでいう日豪サイトみたいなものです。)
しかしこちらは見ていただくとわかりますが、新着情報がほぼありません。
あってもダブリンで、コークに至っては1個あればいいくらいでした。
それも掲載されたのが1年以上前とかが普通にあります。

アイルランドで生活を始めるにあたって一番の課題は日本人向けの情報がオーストラリアに比べて圧倒的に少ないことです。
単純に行っている人の数が少ないのでしょうがないのですが。

そしてなぜが日本人は国を離れると群れるのを嫌う習性がありFacebook のグループにしても全然活動的じゃないんです。🧐
私はラテンの国の人のWhatsup に入れてもらいそこでも情報を集めていました。そこでは頻繁にやり取りが行われていて通知がうるさいのでミュートにしたくらい情報交換が盛んに行われています。

なのでこれからワーホリや留学でアイルランドに行こうと思い色々調べている方は、日本語の記事はあまり鵜呑みにせずに(情報が古いことが多いので)
アイルランド大使館や日本大使館などの公式のサイトをしっかりと確認するのをおすすめします。

英語のものより日本語の方が読みやすく簡単で楽ですが、公式のものをDeepLやChatGPTで全翻訳した方が正確で新しい情報を手に入れられます。

私はYoutubeやブログで情報の古いものを集めていたので、IRPカード(外国人登録)についての失敗をしてしまいました。
ネット上にある情報の取捨選択スキルがアイルランドでの暮らしの必須スキルとなっています。



渡航前にやったこと

さて出発の2か月前に1度Daft,Facebookで部屋を探してみました。
入居可能がimmediately(今すぐ)もしくは先でも1~2週間。
少し調べるのが早かったようです。

1か月前、それでも入居可能日が私がアイルランドに着く前のものがほとんどでした。そして日にちがぴったりのものがあってもメッセージで聞くと、ここは1人部屋です。と言われ2人で住める部屋は全然ありません。

その後も暇な時間があればサイトを見て回りました。新着の掲載はあまり増えていません。いいなと思ったところにメッセージを送り、返事が来るのが1割程度。
その返事の内容も「2人はお断りだよ。」でした。
日本にいるうちにどうにかなればいいなんて甘い期待は日に日に無くなっていきました。
唯一、渡航の前日に1件だけ内見のアポイントをゲットすることができました。

アイルランドに到着後の部屋探し

アイルランド(ダブリン)に到着したのが2月14日。次の日にコークへ移動をしてAibnbに泊まりました。
滞在中に部屋を見つける作戦です。
すぐに部屋が見つかる可能性は低いので一応7泊の予約をしていました。

コークに着いてからも部屋探しでやることはほぼ同じです。
頻繁にDaftとFacebookをチェックしてメッセージを送り続けます。
あとは語学学校に通っているのでクラスメートのみんなに聞いて回ったりしていました。とにかく「部屋を探しています!」というアピールは常に発信しておいたほうがいいです。

家探しの注意点

注意して欲しいのが、SNS上(特にFacebook)で部屋を探している。といった内容の投稿をすると、「DMして。」というコメントを残し、部屋探しに必死なあなたをカモにしようと近づいてくる詐欺師たちが湧いてきます。
また、Marketplaceやグループ内で部屋を貸します。という投稿の中には存在しない部屋の写真を貼り、部屋をキープしてあげるよ。とお金をだまし取ろうとする悪い人がたくさんいます。

完全にいい人と悪い人を見分けるのは難しいですが、詐欺師にはあきらかに不自然さがあります。
その人のプロフィールページに跳んでみてください。すると
複数の違う部屋が売りに出されていたり、違うアカウントで同じ部屋の写真が使われていたり、常にログインの状態になっていたり、アカウントが作成されたのが最近だったりとそれらの違和感を見逃さないようにしてください。
私たちはついつい部屋探しに必死になって不安で先走ってしまいまいがちです、詐欺師たちはそんな弱みに付け込んでくるんです。

そして実際に部屋を見せて中に入れてもらい、この人がここに本当に住んでいると確信し、家の鍵を受け取るまでは1円も払っちゃだめです。
寂しいですが、常に最初は他人への疑いをもっている必要があります。
(ほとんどの人は良い人ですが。)




内見に行った日

2月16日。2つ内見に行きました。

①つは、Facebookの部屋探しのグループの投稿にメッセージを送ると
いきなり今日の13時の内見予定だった人がキャンセルになったから来る?と返信が来たものです。その時点で11時半でしたがせっかくだし行ってみることにしました。
②つめは渡航前日にDaftで返信があり、夕方のアポイントが取れていたものです。

①件目
シティまで歩いて25分ほど離れた住宅地にある3階建ての家でした。
住民は家主のインド人夫婦とブラジルの男性1人。
なので私たちを入れると5人暮らしになります。
部屋は広々としていて、ダブルベッドとクローゼット、
そして自分たち専用のシャワーとトイレがついています。
それもあってか家賃は高めで1か月€1100。光熱費は別です。


②件目
①と比べるとシティからは少し離れますが、大学や病院があるエリアで治安の良い高級住宅地のようなところにあります。
家主はアイルランド人のおじちゃんで一人暮らし。
リノベーションしたばかりの家は新しくおしゃれでキッチンもでかい。
家賃は光熱費込みで1か月€1000。

どう考えても②件目のほうが最高でした。
①件目の内見終わりに「結構良かったねー。」なんて会話をしていましたが、②件目の家を見た後にはもうこれ以上の部屋はないだろう!というくらい興奮していました。内見中に旦那とアイコンタクトを取り、「ここしかない。」とお互いに感じているのを確認し、その場でも帰り道のお礼のメッセージでもアピールしまくりました。

②件目の返事をもらったのが次の日の午前中でした。
残念ながら私たちは選ばれませんでした。
部屋は1人に貸すことにしたそうです。
相手の反応が好感触だったのもあり期待していたので悔しすぎました。
授業中だったのですが後半はショックで脳が機能していなかったです。
やはり何事も期待しすぎるとよくないですね。

さて、②件目のおじちゃんには選ばれませんでしたが、
ありがたいことに①件目のインド人夫婦は私たちを第一に考えている。と
メッセージを送ってくれたのです。
私たちの第一希望の部屋ではありませんでしたが、偉そうなことは言ってられないのも事実です。真剣にこの家に決めるのか、それともまだ違う部屋を探してみるのか、メリット・デメリットを含めて話し合いました。

結果、住んでみることにしました。
しぶしぶ諦めの気持ちが強かったのは本当ですが、実際に家が決まったとなると安心感と脱力感を感じました。



住む家が見つかった!

早速、次の日に引っ越すことになりました。
当日に家主が仕事で家にいないから、良かったら今から鍵を取りに来ないか?と言われたので私たちも好きな時間に移動ができるし、先に鍵をもらえるならその方が安心なので喜んで受け取りに行きました。

滞在先から家のちょうどいいバスがなくて、バスでも歩きでもほとんど時間は変わらなかったので当日は歩いて引っ越しをしました。
内見の時には会っていなかったもう1人のブラジル人の同居人ともその日にキッチンであいさつをしました。年上の落ち着いた感じの優しい人で一安心です。

まだ仕事がない私たちにはここの家賃は正直苦しいですが、
専用のシャワーとトイレはストレスがなくて快適です。


枕とかは買わなきゃだめでした。


そんなに厳しいハウスルールもないですし、インド人の夫婦も今のところ穏やかでいい人たちだと思います。
1点だけまだ実際に困ってはいませんが、彼らの宗教的な理由で牛肉を調理するときは自分で新しいフライパンを買ってね。と言われています。(お皿とかまな板は使っていいらしいので謎です)いまのところお金もないですし牛肉なんて贅沢品を買う予定はないのでいいのですが、ゆくゆくはフライパンを買うことになるかもしれません。
とりあえずはここにしばらく住みますが、部屋探しのアンテナは出したままにしておこうと思います。



まとめ


アイルランド(特にダブリン)では部屋の競争率が高まっていて「部屋が見つからずに帰国した。」なんて話もどこかで見ました。
まだ仕事を探す方が簡単と言われています。(今その仕事探しに苦労しているので嘘だと思ってます。)

ダブリンの部屋は何も調べていないので分かりませんが、コークはやはり掲載される部屋自体が少ないと思いました。
しかも私たちは2人部屋なので余計に数がなくて選択肢はほぼありませんでした。なのでコークに来てから3日で部屋が決まったのはラッキーだったと思います。
逆に言うと掲載される部屋のほとんどが1人用なので、1人で来る人は案外困らなかったりするんじゃない?とも思いました。

自分のこだわりの部屋の条件次第ではありますが、部屋が決まりにくい場合はその理想を少し下げてみるといいと思います。

とはいうものの、個人的には住む場所や環境がその後の海外生活に大きく影響すると思っているので、本当に嫌なら我慢してまで知らない人とルームシェアなんてしなくていいです。
日本とは違い、海外での部屋探しは私たちが部屋を選ぶのではなく、何組もいる候補者から選ばれる側だということを痛いほど感じさせられます。
ですが自分を卑下する必要はなくて、譲れないものがあるならちゃんと貫きましょう。心の健康のためです。

無責任ですがきっと大丈夫です。行動を起こし続ける限りなんとかなります。🦑



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いかちゃん【夫婦でアイルランドワーホリ】
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