自己紹介と私の書きたいこと

自己紹介

1979年生まれの45歳。6歳から19歳までを児童養護施設で過ごした。8歳頃不安障害?を発症していたと思われる。児童養護施設を変えたいという想いで短大の保育科に進学し保育士資格を取得したものの、児童養護施設に勤めた経験はなし。保育園、学童、放課後デイ、児童発達支援の仕事に携わり現在も継続中。施設退所後、親の手帳取得と障害年金受給の手続きをした。結婚、子育て、離婚、がん、我が子の発達障害などの経験から児童福祉、障害福祉について独自の視点を持つようになった。

私が書きたいこと


失礼だったり過激だったり誰かがバラされたくないことだったり
ふとした時に蘇る記憶やずっと長い間心にしまってきたこと
その時には言語化できなかったこと
全部自由に書いて
残したい。

何も言えず、大人達に見過ごされてきたこと
きっと今も同じ状況の子どもはいて
気づこうともしない大人もいる。

今の私はそんな過去を経験してきたと思わせないかもしれない。
ここに書いているのが私だと知ったら
驚かれたり距離を置かれたり信頼を失うこともあるのかもしれない。

でも、これまでの経験なしでは今の私にはなれていなくて、今関わっている子ども達に対する支援も違っていたはず。

普段は静かな音楽を好んで聴くけど
私の育ちのことを知っている息子が
ヒップホップを聴かせてくるようになった。
共感。
ひどい家庭環境
どん底の世界
何を聞いても驚かない。

保護された私はまだ幸せだったのか
親との狂った生活を続けるより
愛情ではなかったり愛情がなかったりする箱の中で育った方がぬるいのかとも思う。
それぞれに辛さ
そのそれぞれの中にも
1人として同じ子どもはいない

全ての瞬間に最善の利益があって
何が最善なのかは目の前の子どもによる


子ども達や
社会的養護経験者を支援している
したいと思っている人に
あの頃の感覚が忘れられない1人の人間の話を
知ってほしい

辛い子ども時代の経験や感じ方は2つとして同じものはない

家庭も違えば施設も違う
出会った大人も
かけられた言葉も
障害も進路も

その子どもが見てきた世界
見ている世界
その後永遠に続く終わらない苦しみ

意見の表明
できれば苦しみも軽くなるのかも?
できない理由に気づかれないから苦しい
子どもにとっては見えてる見てきたものが
この世の中
何がおかしいか何が辛いかわからない
苦しいと感じてしまう自分を責める
いい子にしてなきゃバチが当たると思う

大人になって
自分の障害や
あの時言葉にできなかった気持ちに気づいた
児童福祉、障害福祉の職に就いて
自分に足りなかったもの
苦しかった理由に
答え合わせする日々

それを伝えることが
私の使命

生命の終わりを身近に感じて
伝えたい気持ちも高まった
自分の生きた意味

自分が伝えることで
誰か1人でも理解される瞬間があったらと願う

これから少しずつ

忘れたくても忘れられない記憶や
ふとした瞬間に浮かぶ、繋がる
あの時の気持ち
この支援が必要だったという
『私の場合の答え』を
ここに記していければと思う。


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