
アカペラレッスン〜やりたいことはやったもん勝ち!〜
2024年7月28日より、月2回Eカンターレ東村山スタジオにてアカペラレッスンをスタートしました。
サザンオールスターズの『涙のキッス』を、5回のレッスンで仕上げる5回完結型のグループレッスンです。
これが思っていた以上に楽しい(笑)
まず、アカペラとは何か。
一言でいうと、『ハモネプ』です(笑)
昔、テレビでやっていましたよね(笑)
4〜6人がグループになり、リードヴォーカル(メロディーを歌う)・コーラス1・コーラス2・コーラス3・ボイスパーカッションに分かれて歌います。
ピアノなどの伴奏は基本的にないので、声のみでハーモニーやリズムを作っていきます。
合唱と何が違うかというと、
一人一人が主役
ということです。
合唱は、何人かのグループを作りまとまって同じパート(ソプラノ・アルト・テノール・バスなど)を歌い、さらに全体で合わせます。
一方アカペラは、基本的に1人1パートなのでそれぞれが主役です。
そして何と言っても、最低3人いれば形になるというのも大きな魅力です。
第1回のレッスンでは、パートは分けず、各パートを全員で歌いました。
その日の生徒さん達の感想は、
「最初は難しいと思ったけど、めちゃくちゃ楽しくなってきました!」
「これ、ハモったら絶対楽しいですよね!」
と、こんな感じで、皆さん熱量高めに帰って行きました。
そして今回2回目。
レッスン前に私がピアノで弾き歌いをしていると、すぐに皆さんが加わってきました(笑)
その時の私の脳内ひとり会話…
「え?この間よりずっと歌えるようになってる…どういうこと??」
先に種明かしをすると、前回のレッスンの後、皆さんそれぞれが音源を探したり、音源を作ったり、それぞれ思いつく方法で、ちょっとだけ練習したそうです。
あとは、レッスン前にちょっとだけ音源を聴いてきたのだそうです。
楽しむのが目的のアカペラレッスンなので、これくらいカジュアルでフリーダムなくらいがちょうど良いです。
私たちがウォーミングアップの発声をしていると、別室での個人レッスンを終えた方が通りかかり、
「あぁ!(告知があった)『涙のキッス』のアカペラか!」
と、興味がある様子。
レッスンをしていた生徒さん達からのお誘いもあり、“サザンオールスターズ”が大好きというその方もレッスンに参入。
しかも、『涙のキッス』は歌い込んでるそうで、最初は既存メンバーのハモリの練習のためにリードヴォーカルのパートを歌っていただいたのですが、帰る頃には正式メンバーになっていました(笑)
数十分の間で何が起きたかというと、
ガチッとメロディーを歌える方が入ったことで、他のパートがハモリやすくなった。
各パートを全員で歌っていく中で、自分の歌いやすいパート、歌ってみたいパートを生徒さんそれぞれが感じ、自然とパート分けがされた。
少人数なので、4人のメンバーそれぞれが歌いにくいところや、自分が練習したいところを主張することができ、短時間で、個々と全体のブラッシュアップができ、また一体感が出てきた。
ということが、1時間のレッスンの中で起きていたのです。
本当にあっという間の1時間で、パッと見た時計が終了5分前だった時は、正直焦りました(苦笑)
レッスンが終わってからも、このアカペラレッスンで繋がったメンバーで練習用の音源共有や、出来上がりイメージの共有、また個別で発声方法など私への相談などもあり、皆さんとても熱量が高めでした。
「せっかくなのでお披露目もしましょう!」という提案もしているのですが、1回目の時より皆さんのモチベーションが上がり、「これはいけそう!」というイメージも湧いてきた様子。
ちなみに、セカンドシーズンはスピッツの『チェリー』にチャレンジする予定です♪
今回、アカペラレッスンにお申し込みいただいた方達は、「興味があるけどどうしようかな…」から、「とりあえずやっているか!」と、一歩踏み出した方々だと思います。
そして、偶然アカペラレッスンに遭遇し、レッスン後には正式メンバーになられた方も、「面白そうだな」「どんな感じなんだろ」とやってみたところ、楽しくてつい正式メンバーになったのだと思います。
アカペラやヴォーカルだけでなく、「やってみたいな…」と思うことは、とりあえずやってみませんか?
その先には、思い切って踏み出した人にしかわからない世界が広がっていますよ!
やりたいことは、やったもん勝ち!
まだ見ぬ新しい世界を体験してみてください♪