音楽講師〜体験レッスンと通常レッスンは何が違う?
昨日は講師の親睦会があり、飲みすぎて、朝はアルコールが抜けきれず思考が働かない状態でした。(苦笑)
それでも岩盤ヨガでたっぷり汗をかいたら、塩分+水分が欲しくなり、“ソルティライチ”が頭に浮かんでコンビニに駆け込みました。
そしたら、なんと“ソルティライチ”が値引きされていて、本日1つ目のラッキー獲得です。(笑)
体も生き返った!
ソルティライチ、ありがとう!
さて、体験レッスンは音楽教室にとってなくてはならないものですが、講師研修の際に必ずお伝えしていたことがあります。
それは、
体験レッスンと通常レッスンは全くの別物
ということです。
と言っても、私も新人の時は体験レッスンは通常レッスンの縮小版をすればいいと思っていました。
もちろんそれでもお客様のニーズに合っていれば、ご入会していただくことはできます。
ただ、もう少し上を目指したいのであれば、“体験レッスン”は通常レッスンとは別に組み直した方がいいです。
なぜなら、
体験レッスンと通常レッスンは目的が違うから。
通常レッスンの目的は、お客様それぞれの目標を達成していただいたり、やりたいことを実現していただくこと、です。
それでは体験レッスンの目的は何か。
ご入会していただくこと、です。
音楽にご興味があり、一歩踏み出されたお客様に対し、音楽の楽しさを存分に味わっていただきつつ、上手になっていただくためには、ご入会していただき自分のレッスンを受けていただくことが最善策、むしろハッピー!くらいの自信と責任、また自己研鑽をして体験レッスンに挑む必要があります。
まずは、
「お客様にご入会していただき自分のレッスンを受けていただくことが最善策、むしろハッピー!」
と思えるところまで自分自身のレッスンクオリティーを上げていかなければなりません。
それができるとどうなるか。
オーラが変わります。
ふざけた話のようですが、これは本当にそう。
演奏会などで、出てきた瞬間に「この人(演奏が)上手いだろうな」というのがわかると思いますが、まさにアレです。
アレを、体験レッスンでお客様が無意識に感じ取るのです。
では、ご入会していただくためのレッスンのポイントです。
ありがちなのが、講師の説明が長すぎること。
楽器の説明なども、体験レッスンでは必要最低限にして、お客様には1秒でも早く楽器に触れていただく。
ヴォーカルであれば、緊張を解いて声を出させてあげる。
詳しい説明は、ご入会していただき通常レッスンで行えばいいのです。
そして、ヒアリングをし、お客様のニーズをしっかりと汲み取ることが大切です。
上手になるのが目的なのか、レッスンを受けてリフレッシュすることが目的なのかでもレッスンの仕方が変わります。
講師は上手くなるために猛練習して、先生にたくさん怒られて、辛い思いもして、今ここにいますが、一般のお客様はプロを目指しているわけではありません。
かといって、緩すぎるレッスンではご満足いただけないこともあります。
なので、その辺りも含めお客様からしっかりとヒアリングをし、ニーズを拾うことが大切なのです。
それを踏まえて、ご入会していただくためのレッスンを行いましょう。
気をつけたいのが、
「音楽の楽しさを知ってほしい」
という目的で体験レッスンを行うことです。
これでは、お客様は体験レッスンでなんとなく音楽の楽しさを知り、満足され、ご入会いただけないことが多いはずです。
やはり、きっちりと、ご入会していただくことを目的とした体験レッスンを組み立てることが大切です。
音楽を通して、お客様も音楽講師も幸せになれる音楽の輪が広がるといいですね。
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