C104旅行記・②~頒布編~
さて、完成した同人誌を販売すべく、
我々は8/10から前日入りをする事になり
ました。
同棲前までは遠距離地方にいたので、
何気にこれが初めて一緒に乗るフライト
だね!と盛り上がり、やいのやいのと
おしゃべりし、空弁を食べていたら
あっという間に羽田へ。
暑い!
が、覚悟は決めていたので心頭滅却モード
に入り汗はかきません。(皮下脂肪が多く
飛行機内で冷やされていてあまり汗を
かかなかった。)
電車好きの息子さんが大喜びしそうな
モノレールや地下鉄を乗り換え、コミケ
会場傍のワシントンホテルというホテルに
向かいました。広場の見えるフローリング
の広いお部屋で、ワクワクしてきました!
荷物も置いて一眠りしたあと、お台場の
ダイバーシティに向かうことになりました。
ここには最近私が大ハマりのハローキティの
限定のプリクラと、サンリオショップが
あるのです。ダイバーシティはお店が
めちゃくちゃあって、吹き抜けのような
作りのエスカレーターで移動もしやすく、
ガンダムやゲームのTシャツなどがあって、
外国の方も楽しめそうな感じでした。
サンリオショップで50周年のキティちゃん
買ってもらいました。プリクラも撮れて
大満足です。夜ご飯はおでん屋さんで
牛タンとおでんのセットを頂きました。
ついてたなんばんの味噌漬けが美味しくて、
お土産に買いました。
夜はマツキヨで買った入浴剤で体を
温め、明日に備えました。カレスィは明日に
向けてソワソワ、わくわくしてる様子で
した。頑張ろうねと言い合って、
眠りました。
起床は5時半頃に自然と目が覚めました。
窓を見ると既に人が広場を行き来している
姿が見えます。その事をカレスィに伝えると、
朝ごはんも食べずに行きたそうにし始めた
ので、少し落ち着いて頂いて(笑)、メイクも
この時点で済ませてしまい、7時半過ぎには
もう出ることになりました。
始発組の人たちがもう並んで座っていらっ
しゃいました。私たちもセッティングをして
お迎えせねば、と否が応でも気合いが入り
ます。
私たちの会場は東5というホールでした。
私はコスプレをするのでカレスィと途中で別れ、
東8という更衣室へ向かいました。
人の流れがまだ多すぎることもない為か、
空調がしっかりと効いていて、かなり覚悟
して氷を入れた水筒や首にまく冷えタオル
はまだ出番がないと判断し、かばんにしまい
ました。
更衣室は机が置いてあり、椅子も置かれて
いました。大抵のイベントは床で着替えや
メイクをするので、コミケもそうだろうと
思っていたので、なんてご丁寧なスタッフ
様達なのだろう…と大感激致しました。
お陰様でゆっくりと身支度を済ませる事が
出来ました。メイクも空調が効いていて
崩れていません。朝五時からメイクして
きたのに、そこも嬉しかったです。
さて、現地に戻るとカレスィが提出書類を
手にしてソワソワしておりました。私が
戻るまで動けずにいたようです。この日の
為にと用意した、ダイソーで買った屋外窓
用の日差しよけカバーがスペースのテーブル
カバーの幅にピッタリと収まっていました。
大きなポスターも目を引きます。これは
忙しくなりそうだと、私もワクワクして
きました。
左右のスペースの方々もFGOの同人誌を
売りに来られており、挨拶をすませます。
私はカレスィが戻ってきたあと、レイヤーの
どぺろさんのスペースが近かったので
ご挨拶させて頂きました。
それにしてもトイレは長蛇の列だろうと
思っていたのに、会場にもホールにも
至る所に何ヶ所もあり、全く並びません
でした。早く入場出来ることへの感謝の念
と、外で待機していらっしゃる来場者様へ
の心配の念が沸き起こってまいります。
時刻は10:30。いよいよ開場です。
始まる前にカレスィの所へはメロンブックスの
方や出版社の方、個人的な依頼の方などが
ひっきりなしに挨拶へと訪れていました。
カレスィが初めて漫画を出すということが、
こんなにも注目して頂けているのだなぁ…
と改めて尊敬しました。
そして真っ先に買いに来てくださった方を
皮切りに、どんどんお客様がやってきます。
最初はカレスィは、本当に売れるんだろうか…
と心配を漏らしていました。が、売れる
速度が上がるにつれ、その不安はだんだん
と遠のいたようです。
お客様の、ファンボックスも入ってます!
という声や、楽しみにしてました!という
お世辞なしの直接の応援メッセージに、
彼はいたく感激しているようでした。
嬉しいねえと静かにワキャワキャ、喜んで
おります。その姿が可愛くて、良かったね
良かったねと、お互いの苦労を労り合う
のでした。
カレスィがお金と声援を受け取って、本も
素早くお渡ししているので、私は席から
立つこともなく、こたつから駄菓子を
買いにきた子ども達を迎え入れる店番の
おばーちゃんみたいな感じで、
いらっしゃいまーせー、 ありがとう
ございましたーを連呼していました。
買いに来る方は皆、新刊1部下さい。
と仰って、お金をスマートに渡し、
本を受け取る時に頑張って下さい。と
カレスィの顔をまるで神様に会いに来たファン
のような目で見つめて去っていきます。
あー、
本当にこの日を私も見ることが出来て
ホントに良かったなー。と思いました。
さて、13時頃になり、カレスィの売り方も
堂に入ってきたので、そろそろ私も
コミケをコスプレした側として楽しむ番
にしようかな?と、移動を開始します。
続く。