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社労士一発合格のためのスケジュールと勉強法

私が社労士試験に合格したのはもう15年以上も前になりますが、幸い受験1回目で合格をもらうことができました。

その当時はまだまだ脳みそが若かったのが最も大きな勝因だと思っています。

とはいえ、それなりにスケジュールを立てて受験に挑んだので、今回は社労士試験に合格した時のスケジュールの立て方と勉強方法を振り返ってみたいと思います。


受験まであと11か月(受験を決意)

私が「社労士受けよう!」と決めたのは8月の試験の11か月前の前年9月。
社会人なりたてのひよっこでもあり、そもそも社会の仕組みを全く分かっていないこともあったので、独学を諦め、まずはスクール探しから開始しました。

仕事帰りに寄れるよう、職場近くのスクールを選んで確か翌年8月受験用のコースで24万円(早割りあり)だったかと記憶しております。

私は教育訓練給付を利用できなかったので、24万円の支出は非常に痛かったです・・。

11か月前にはスクールを決めたとはいえ、まだまだ試験の実感がわかず、
スクールのスケジュール通りに何となく授業に参加し、よく分からないままどんどん教科が進んでいく・・・という感じであっという間に年末まで過ぎ去っていきました。

受験まで8か月(真剣に勉強を開始)

年が明けてようやく「このままではマズイ」と思い始め
この頃から、授業の復讐にノートを作成し暗記を開始します(遅い!)。
またスクールでは自分に緊張感を持たせるため一番前の席に座り、積極的に講師に質問をしていました。

授業後はノートにまとめて、分からないことはなるべく早く解消して理解する、ということを繰り返していました。
休日にはスクールの自習室を利用しだしたのも、この頃です。

ちなみに、この頃まではひたすらスクールのテキストの読み込みを繰り返し、それ以外の問題集は使用していなかったと思います。


受験まで3~4か月(本格的に勉強漬け)

季節がかわり、春が終わりかけるとさすがに焦ってきます。
ここで初めて過去問題集を購入し、8月後半の受験日までの過去問とテキストのやり直しのスケジュールを綿密に立てました。

具体的には、
一日一日、「過去問の〇ページから〇ページ+テキスト〇ページの復讐」、という勉強範囲をあらかじめ設定し、スケジュール表に書き込んでしまいます。
受験2週間までに全科目過去問と復讐を最低1周し
受験2週間前から受験日当日までは科目間の横断学習の期間

としてスケジュールを組みました。

受験日までの日数からペースを逆算することで、
「このペースで勉強すれば受験までに間に合う」という見通しが立てられた
ため、あとはこのスケジュールから外れないよう、必死で毎日勉強するのみ!です。

社労士試験は記憶力が問われる試験でもあるので、過去問で解けなかった問題はひたすら繰り返し、最終的に3巡くらいはできたと記憶しています。

トイレの壁に暗記項目を張り付けたり、
ひたすら暗記!過去問!テキスト!!!
の繰り返しで受験日まで突っ走りました。

意外と、受験日2週間前の「科目横断勉強」が最後の知識の定着に役立ったと記憶しています。

ちなみに6月頃に一度模試を受けましたが、まだまだ追い込み前だったので結果はほとんど気にしておらず、模試の結果は全く覚えていません。

模試を受ける目的は、長丁場の社労士試験の「どんなもんじゃい」を経験してみること、だと思っています。

スクールの受験生との交流

通っていたスクールには、本当に幅広い年齢層の受験生が通学していました。
私のように初受験の人間から、もうかれこれ5年勉強している・・という人まで、様々です。社労士試験は女性の受験者層が厚い特徴がありますが、確かに30代~50代の女性が多かったです。

私は他の受験生と交流している余裕がなかったので「ほどほど」にしていましたが、意外と顔見知り同士で励まし合って勉強している、という人がチラホラいました。

資格試験は孤独な闘いなので交流を望む人も結構いたようですが、自分の勉強スタイルを見極めてお付き合いすればいいと思います。

ちなみに、私は他の受験生とは結局受験が終わってからは一回も連絡をとることはありませんでした。

合格発表は11月前半

当時社労士試験は8月最終日曜日、合格発表は11月上旬でした。
今はもう少し合格発表が早いみたいですね。

健康保険法の選択式試験の救済があったため、それに救われて私は何とか合格できました。
前の記事で記載した通り、私は大学受験で失敗しているのでこの合格は本当に嬉しかったです。
半分諦めていただけに、飛び上がって泣いて喜んだことをよく覚えています。


以上、社労士試験を受験した時の勉強スケジュールと勉強法でした。
ご参考いただければ幸いです。

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