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バス釣り入門【はじめてのロッド選び】

『これからバス釣りを始めたい!』

『まずどの釣竿を買ったら良いだろ!?』

初めての事って分からないことばかりです。

特に専門分野となれば本やネットを駆使しても、なかなか理解出来ず良いモノ選びができないもの。

魚釣りは釣る魚が変われば釣竿も変わります。

この記事はバス釣り初心者さんがちゃんとモノを理解して、初めてのロッドを購入したいて方に向けた記事です。

◆タックルシステム

バスフィッシングは釣るための道具として、主にベイトタックルスピニングタックルがあります。

左:スピニングタックル 右:ベイトタックル
ベイトとスピニングどちらもロッドの作りが違う👀


どちらが初心者におすすめかというとスピニングタックルを選ぶのが一般的です。

その理由に①糸の扱いやすさ②小さいルアーを投げれることが挙げられます

①糸の扱いやすさ
釣りはライン(糸)トラブルがつきものです。
スピニングの場合、多少ラインを大雑把に扱ってもトラブルになり難いシステムになっているため初心者向きといえます。

初心者に限らず玄人でもラインの扱いは非常に難しいです。
釣りをしていると糸同士が絡まってしまい解けず釣りにならないなんてことがよくあります。初心者にとってラインの扱いやすさは重要なポイントなのです。

②小さいルアーを投げれる
スピニングはベイトに比べて小さいルアーを投げれるメリットがあります。なぜ小さなルアーを投げることが初心者におすすめなのかというとサイズ問わず魚が釣れる可能性があるからです。

どっちが食べやすい!?👀

ただデメリットもあるので把握しときましょう。

【メリット】
魚に対して食わせ要素が高い
サイズ問わず釣ることが出来る

【デメリット】
ルアーサイズが小さい=魚に気づいてもらい難い
広範囲に探る場合効率が悪い

◆持ち運びによるロッド選び

バス釣りのロッド(釣竿)を選ぶ際、最も重要なのが釣り場にいく移動手段によるロッド選びです。

バス釣りに使うロッドは大きく分類すると1ピースロッド、2ピースロッド、テレスコロッド、パックロッドに区分されます。

1ピースロッド :  竿の繋ぎ目が無い1本タイプ
2ピース :  竿の中間部分を繋ぎ目がある2本タイプ
テレスコロッド : 1本の釣竿を伸ばして使うタイプ
パックロッド :複数の竿を繋ぎ合わせて使うタイプ

ロッド(釣竿)の繋ぎ目の種類

一般的にはバスフィッシングの場合1ピースロッドが主流です。しかし釣り人の移動手段で選ぶべきロッドが変わってくるのです。

1ピースロッド : 車
2ピースロッド :  車、バイク、自転車、電車、徒歩
テレスコロッド :  上記+飛行機
マルチピースロッド :  上記+飛行機

移動手段によるロッド(釣竿)選び

まずバス釣りを始める最初のロッドを選ぶ場合は2ピースロッドをおすすめします。

2ピースロッド
ロッドの中間から繋ぎ合わせるタイプで非常にコンパクト

これは取り扱いが容易点様々な移動手段に対応できる点、保管場所に場所を取らない点が挙げられます。

◆はじめてのロッド選び

ロッド(釣竿)には主に①長さ(レングス)、②素材(カーボン含有率)、③硬さ(アクション)など他にも様々な要素があります。

①長さ(レングス)

バス釣りロッドは様々なシチュエーションに応じて6.0ft前後〜8.0ft前後と幅広い長さのラインナップがあります。

1.0ft=12inch=約30.48cm
0.1.ft=1inch=約2.54cm

6.0ft=約182cm
8.0ft=約243cm

ft:フィート inch:インチ

ロッドのレングス表記

まず最初のスピニングロッド選ぶ場合は6ft(約182cm)〜6.4ft(193cm)の長さ選ぶことをおすすめします。
その理由とし短い過ぎてもルアーが飛ばない点、長過ぎると扱いずらいとう点が挙げられます。

ロッドの長さは自身の身長にもよりますが、この0.4ft(約10センチ)が釣りに大きく影響してきます。

②素材(カーボン含有率)

ロッドには主にカーボンロッドグラスロッドの2種類に分類されます。
この区分はロッドの素材であるカーボン、グラスの素材の含有率によって分けられます。
カーボン含有率が約80%以上であればカーボンロッド、80%を下回るものがグラスロッドと認識して良いでしょう。

バス釣りの場合、用途に応じてこの2つのタイプのロッドを使い分けることが必要です。

カーボンロッド→オールマイティ
グラスロッド→木製、プラスチック製ルアー特化

カーボンロッドとグラスロッドの使い分け

最初のスピニングロッド選ぶ場合カーボンロッドを選びましょう。
その理由として汎用性が高いからです。市場にあるバス釣りロッドの8、9割がこのカーボンロッドです。

カーボン含有率👀
ホームページ、ロッドのタグに記載があります👀

また、よく釣具屋さんで見かけるエントリー向けのロッドとリールをセット販売されている商品があります。これはグラス含有率が高いものも多く、初めてのロッドとしては扱い難く大変危険です。

③硬さ(アクション)

ロッドには用途に応じた硬さのランクがあります。

XUL(エクストラウルトラライト) 約0.3g〜3g
UL(ウルトラライト)=約1g〜4g
L(ライト)=約2g〜7g
ML(ミディアムライト)=約3g〜10g
M(ミディアム)=約5g〜14g
MH(ミディアムヘビー)=約5g〜21g
H(ヘビー)=約5g〜28g

スピニングの適合ルアーイメージ

メーカーによって同じ長さ、同じ硬さ表記でも全く違うロッドになっていたりするので注意です。

まず最初のスピニングロッド選ぶ場合L(ライト)アクション選ぶことをおすすめします。
その理由として扱いやすいことが挙げられます。ロッドが柔らか過ぎても使い勝手が悪く、硬過ぎてもキャストや魚とのやり取りが難しいです。またLアクションはロッドの硬さでは中間的な位置なので汎用性が高いのでオススメになります。

◆予算によるロッド選び

釣りをはじめる際の予算設定は重要です。
最初からハイスペックの物を買うのもありだと思います。しかしロッドは非常に取り扱いにシビアです。慣れない取り扱いで簡単に折れてしまい、お金の無駄遣いになってしまう可能性も高いです。

個人的に最初のロッド選びに限って大手釣具メーカーの新品1万円前後の価格帯の物が非常にオススメです。

具体的にはシマノ社もしくはダイワ社になります。

▶︎シマノ バスワンXT + 263L-2

▶︎ダイワ タトゥーラ XT 642LFS

大手メーカーだと商品としても間違えないです。また現在は技術の進化で1万円前後のものでも問題無く使用でるので入門ロッドとしては最適です。

◆最終的なロッド選び

①デザイン

初心者のロッド選びで重要なのが「かっこいい!」「かわいい!」「良い感じ!」など、見た目で気に入ったものを買うことが重要です。

上:EVA素材  下:コルク
グリップデザインだけでも個性が出る!

自分で気に入ったものは愛着が湧くし、使っていて楽しくなります!

②投資はロッド?リール?

また初心者の場合ロッドとリールどちらにお金を掛ければ良いか悩むと思います。

実際に最初はリールにお金を掛けがちですが、個人的にはロッド一択です。

その理由として、初心者が扱うスピニングリールの場合、ハイスペックリールとルアーの飛距離が大幅に変わらない点、リールの性能を扱いきれない点が挙げられます。

玄人でも安物のスピニングリールは扱えても、安物のロッドは扱う方が断然大変です。

◆まとめ

バス釣り入門はスピニングタックルから
ロッドの形態→2ピースロッド
ロッドの長さ6ft〜6.4ft
ロッドの素材→カーボンロッド
ロッドの硬さ→ライト(L)アクション
ロッドとリールセット販売商品は避けること
自分が好きなデザインを選ぶこと
シマノ又はダイワの1万円前後のロッドがおすすめ
スピニングの場合はロッド 〉リールでの投資

はじめてのバス釣りロッドまとめ

以上が私のバス釣り入門ロッドの見解です。
私がバス釣りを20年以上経験してきた感覚をまとめてみました。

ここまで踏み込んだバス釣り入門ロッドの記事はあまり無いはずです。

これからバス釣りを初める方に少しでも参考になればと思います。

ここまで見てくださり、ありがとうございました🙇‍♂️

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