NEEという音楽について—昨日から
昨日から、色々考えてみた。
よく考えると、私が最後にNEEを見たのは、今年の二月のZeppツアーだった。
そこで、くぅさんは最後、こういった。
「生きてまた会おう」
浮かれていたし、テンションが上がっていたけど、確かにこう言ったと思う。
そのことを思い出して、私は最初、嘘つくなよ、と思った。
嘘つかないでよ。
あんなかっこいい人他にいないのに。
そう思った。
でも、一日考えてみて、
なんだか生と死の狭間で、あやふやだったロックスターの存在を思い出す。
きっと、儚くて、ゆらいでいて、そんな存在だったんだと思う。
じゃないと生きてまた会おうなんて言えないよ。
儚くも美しく、誰よりもかっこよかったあるロックスターの話。
でも、やっぱり私はこう思う。
嘘つくなよ。
死んで、それでロックスターになるなんて、そんなの、
あってたまるか。
なんでみんな受け入れられているのか。
なんでみんな涙を流せるのか。
私はやっぱり、裏切られた気持ちになる。
嘘をつかれた気持ちになる。
ゆらゆら揺れていた、大好きなくぅさんの話。