ジークアクス序盤のマチュ、ニャアン、シュウジのネタバレ考察と今後の予想
マチュ
・母子家庭で学校や塾に通う少女
・シュウジに髪の毛の匂いを嗅がれて恥ずかしがる乙女心
・プールの飛び込み台で逆立ちして下着が丸見えでも考え事に集中していて周りが見えてない
ニャアン
・サイド6とは別のコロニーからやって来た少女。
・故郷は戦争で破壊され脱出して漂流してたところを軍に救助される
・サイド6ではフードデリバリーサービスを装い違法な運び屋をやって生活費を稼いでいる。
・違法な事をマチュに指摘され怒られるが他に手段が思いつかないからか運び屋を継続している
シュウジ
・手持ちの金を食事よりもモビルスーツのパーツ集めに使う頭のネジが外れてるニュータイプ
・何故か赤いガンダムを所有し苦も無く動かせる
・出会った少女の髪の毛の匂いを嗅ぐのが習慣になってる
……と、ジークアクス序盤に登場するマチュ達の大雑把な印象を受けた。
・3人+その他の「豊かさ」の違い
マチュの場合
上記の行動内容から考察できるのは育った環境の違いである。母子家庭ではあるが学校や塾に通わせてもらえ、哲学的な物思いにふける事ができる程度の裕福さ≒豊かさを持っている。
ただし、己の正義感と価値観を他人に押しつける傲慢さが表に出る場合もある。
とある経緯からニャアンとシュウジの金欠を解消するため突拍子もなくクラン・バトルに出ようと持ちかけシュウジとマヴを組み見事初戦に勝利する。一応関わった以上見捨ててはおけない人の良さを持っているようだ。
ニャアンの場合
気の身着のままで放り出されて1人で生きていかなければならない彼女は幸運な事に、違法ではあるが運び屋として生活できており性風俗には関わっていない。最悪その選択肢もあっただろうがかろうじて踏みとどまっている。そうならないのは彼女の両親が良識ある育て方をしたためだろう。世の中お金のためなら進んで股を開く女よりはよっぽど健全な生き方をしている。とはいえ、その行為をマチュに咎められて怯む辺り彼女も自覚し後ろめたさもある。ただしマチュがニャアンの仕事を潰してしまえば、それこそ残る選択肢がアレになるのだが彼女はそれを理解してない可能性がある。
なお、サイド6での性風俗についての考察は後で記述する。
シュウジの場合
赤いガンダムをコロニーの地下に隠し整備・メンテナンスにお金を費やしていた少年は日々の食事に事欠く生活をしていたようだ。3人の中で豊かさは最低だろう。
一介の少年が赤いガンダムという曰く付きのモビルスーツを整備する技術を持っていて、本人がニュータイプであり赤いガンダムの操縦適性も持っているという偶然にしてはできすぎている存在。
マチュとニャアンの髪の毛の匂いをいきなり嗅ぐというデリカシーの無さがマイナス点だがマチュが赤面して動揺する場面で彼女が嫌悪する素振りを見せなかったので彼はイケメンと判断できる。
・一年戦争後のジオンと連邦の豊かさ
連邦の場合
ジオンに敗北した連邦は荒廃した地球に押し込められたものの、常識で考えると経済復興と減りすぎた人口の回復のためそちらに力を入れる事だろう。
荒廃したとは言え、宇宙コロニー群を建設できるくらいの資源はあるはずだが問題は人口増産のための農業が復興できるかどうかだろう。
モビルスーツ開発も遅れておりジークアクスで絡む可能性は少ないと思われる。
ジオンの場合
一年戦争に勝利したものの、ジオンに従わなかったサイドを虐殺したため税収がかつかつで経済状態は思わしくないようだ。現に戦争が終わり用が無くなったザクを売り払っている。 なお、その獲得した資金を何に使っているのかは明言されておらず、下手をすればザクに代わる新型モビルスーツ開発に充てられている可能性も否定できない。
・サイド6での性風俗
コロニーの敷地面積は限りがあるため無闇矢鱈に子供を産まないよう法で制限されているのではないだろうか?
恐らく日本で当たり前となっているマイナンバーカードに似た物がコロニーの住民に付与されているはずだ。「今年は◯◯人亡くなったからその1.◯倍の人数を産むことを許可する」などといったディストピア風味な環境も考えられる。
ただ、性欲を解消するための大人のおもちゃや避妊具くらいなら普及しているだろう。まあ、抑えつけるのは不可能だし軍警の目の届かない所でやることやってるだろうが。
・ジークアクス序盤以降の3人の変化
マチュはシュウジとマヴを組んでクラン・バトルに勝利した事で賞金を獲得したはずだ。運営側にして見ればバトルにモビルスーツの損傷は付き物である。であるならば修理代・部品交換代などの維持費は馬鹿にならない額になるだろう。
だが、2人はニュータイプ能力者である。敵の攻撃の先読みを当たり前のように行い、ことごとく回避してしまう。つまりモビルスーツの損傷は少なくなるどころか推進剤の費用だけで済んでしまう可能性もある。結果、獲得賞金を無駄遣いする必要が無くどんどん貯まっていくことになるだろう。
筆者の懸念は3人の性格が歪まないかという事だ。ソード・ワールドTRPGリプレイという文庫本のどの本だったか忘れたがGM(ゲームマスター)が「人間、金で何でもできるようになると性格が歪む」と発言していた。これには筆者も同意である。
シュウジは腹一杯飯を食べる事ができさえすれば残りを全てモビルスーツに使用しかねない雰囲気はある。
ニャアンはまともな服を買いきちんとした住まいを間借りして明日の飯を心配する事の無い日常が送れるようになって満足するだろう。
マチュは画面の割れたスマホを買い替える事ができれば十分だろうか。彼女は母がいるのでいきなり大金を持てば出処はどこかと問いただされる可能性が高いからうかつに所持できないだろう。スマホにチャージして電子決済にしようものなら最悪、怪しんだスマホ管理会社を経由して軍警に伝わりかねないので彼女が賢ければチャージしないだろう。
後はマチュと関わったクランの面々が何か余計な行動を起こさないかが問題だ。マチュに賞金を一部くれと言う可能性はある。そこでいさかいが生じなければいいが。
以上、思いつく限りの考察と予想を書いてみたが読者はどう思っただろうか。私の考察が的外れでないことを信じたい。