
変換 GVHMR→FBX→VMD
※当記事の制作はKapelzが行いました。ご質問等は同様にそちらまでよろしくお願いします。
随分時間が経ってしまいましたが、GVHMRにおける変換について簡単にご紹介します。筆者は本研究に関与していない第三者視点なのであしからず。更新の可能性あり。
GVHMR本体について
公式サイトと研究の具体的内容は各自お読みください。
参考動画
変換手順
では早速GVHMRで出力したものをMMD用モーション(以下「VMD」)に変換してみましょう。
①GVHMR-jupyter
GVHMRのコードを参照にcamenduru様がBlenderにモーションを出力するためのGoogleColabのソースコードが公開されているので使わせていただきます。GoogleColabの使い方は上記参考動画の通りなので割愛します。
②Blenderへインポート
以下の記事を参照してください。
『Import in blender』記事の途中に
【And to make it work you have to have the SMPL fbx file, that you can download form the SMPL site (its the SMPL_maya.zip file to download)】
翻訳して
【これを動作させるには、SMPL サイトからダウンロードできる SMPL fbx ファイル (ダウンロードするファイルは SMPL_maya.zip) が必要です。】
とありますが、そのサイトが下の「SMPL for Maya」欄にあります。因みにアカウントによるログインが必須です。
③FBX,BVH変換
FBX出力後、再度Blenderに読み込みBVHへ変換します。
直接BVHへ変換してもおそらく問題ありません(未検証)。一応、UE5のキャラクタモデルへリターゲットしたりCascadeurにてクリーンアップしたりなど目的があれば途中経過地点としてFBXを経由することもできます。
④BVH to VMD
ゆきとき氏制作ソフトBVH to VMD Converterを利用します。純正csvには対応していませんので、DiscordにてGVHMR(正確にはSMPL FBX)対応csvを配布しています。ワンクリック変換ということで非常に簡単です。
尚、より正確なボーン構造の配置通りに置き換える手段もありますが手順が増えるためこちらもDiscordにて。
⑤インポート
VMDをMMDまたはMMM等対応ソフトに読み込んで終了です。