見出し画像

猫も杓子も資本主義!?じゃあ時代は社会主義と共産主義だ!(広まり切った資本主義の必然的衰弱と他二つの台頭を掘り下げる)

人の間で広がるミーム(=嘘)という概念を、なんか進化っぽい淘汰というか、ウィルスの性質を参考に敷衍してみた。下書きに近く悪文注意。
モチーフ:XX主義/科学/宗教/(生存戦略?)

・ウィルスと感染、毒性
即効致死菌→感染力ゴミ(もはやただの毒の塊というか物質)/強毒遅行菌+感染力高/弱毒菌+感染力高(前提の戦略=常在菌やデファクトスタンダードになる)
1は広がらないのでどうでもいい。大事なのはどちらも感染力が高い後者二つ。資本主義とは遅行強毒性であり、エイズみたいに広がりまくってからバタバタ殺す。ただ性質は少しわかりにくいので後述。


・人間集団間で”感染力の高い”特定ミーム構造-暗号通貨/宗教/ねずみ講/創作物/民話に都市伝説...維持と再生産(布教)に報酬を払う→爆発的に伝染
農耕も国家も広まり切った常在菌、デファクトスタンダードである。資本主義はその豊かさを恃みに広がるウィルスである。前述の構造を持つミームと同様に初期は大国の一世代を繁栄させるほどの報酬を与えるが、それを繰り返した末に布教が完了すると感染できていた頃とは環境が変わり、


・国家と資本主義
コンセンサスは大多数の共感を要するので時のパラダイムに適合した学問しか発展しない。
これは当たり前で、植物や犬、死人に適合するようなミーム、たとえば「可能な限り長時間太陽に当たる」「生活周辺地域を尿でマーキングする」「自殺は素晴らしいので万人は直ちに自害せよ」みたいなのは人間種の肉体構造や戦略に合致しないのでぽつぽつと気狂いが現れるのみで集団に広がらず、遅効性の毒性ミームとしても集団が滅んで消える。当時代性が非常に強い。環境が変わるサイクルがあり、メタが違うイメージ。
→資本主義の寵児たる暗号通貨はそのねずみ講延命の一手でしかなく、これを信奉し続けるあらゆる集団は嘘みたいに突然破裂して消える。


・経済学は資本主義という共同幻想(=パラダイム)を前提とするミーム、その経典を誦じたり教義に殉じることによって報酬が与えられるというもの。よってこの巨大なねずみ講の崩壊と共にパラダイムシフトが起こっている(環境が変わったのでメタもからった→若年世代の社会主義、共産主義、保守化)。


・フェミニズムも資本主義もカスだとされるのは当然である。なぜなら今はその衰退期だから。逆に一世紀前は共産主義等の衰退期であったので、悪様に言われた。ミームも勝てば官軍のようなところがあり、それに殉じることへの恩恵と信奉者の数が正統性を保証する。ムスリムがゴキブリのように増えまくって西欧価値観がマイノリティになれば、「ムスリム覇権環境」で新しい経典に適合した集団に対して自然とソフトパワーを帯びる。


ーーーー思考整理メモーーーー


 暗号通貨もねずみ講もその文化の維持と再生産(布教)に対して報酬を与える構造なんだよな。未開のバカを騙して同じ行動をさせる。少人数ならテロだが大多数が行動すると革命になるみたいなもんで、バカにされてる情報商材も最初期はバカスカ儲かったんじゃねーかな。たとえば大国の一世代を丸ごと豊かにするぐらい。
 そして資本主義というシステムも実は根本は似ていて、子育てにインフラワーカーだとか伝統や贈与という豊かさを生み出す関係性にメスを入れて解体すると金が手に入るんだよな。三世帯で省エネに性分業従事させてるより一人暮らしに転職等行動を煽って、生活のコストを上げる。そいつは餓死しないように高い労働強度を求められていく。

 国家や宗教は経典を誦じることに報酬を与えるミームである。経済学は資本主義の経典である。資本主義は感染力の高く、毒性の高い割に精算に時間のかかるシステムゆえ、集団への貢献に報酬を与える国家という構造を上回って広まった。

 資本主義とは「他者の換金に報酬を与える構造」であり、これが「インフラの維持に報酬を与える国家という構造」を上回ったので西側は死ぬ。その仕組みの維持と再生産(布教)に報酬を与える構造はめちゃくちゃ広まる。経済学はこの資本主義ウィルスの経典に過ぎない。なぜならコンセンサスを得られるパラダイムとは、常に、大多数の人間が共感できるもの(=同じ環境を共有している、似たような体験をしている、知的レベル、人間関係等)だからだ。暗号通貨は領収履歴の計算、すなわちその正統性を誦じることに報酬を払う。ねずみ講は最初期ほど儲かるので一発屋の詐欺より悪質に広まる。とはいえこれはバランスで、毒性の強過ぎても宿主が破滅して再生産に布教もクソもないし、弱毒で感染力が馬鹿高いものは常在菌みたくデファクトスタンダードになると。

 暗号通貨は爆発的に広がる構造ではあるが、それは地球上の資源を無際限に増やす効果などなんら有していない。ねずみ講たる資本主義の極地みたいなもんでそれを教義とするあらゆる個体やシステムの破滅という形で毒性が顕れるとみた。AIもコストバカ喰い、中国が推進するロボットも同様なので

この構造を持つミームは「人を動かしやすい」だけの強度を得られれば爆発的に広まる。

 「科学や技術発展」とは、得られた熱量を効率的に運用する方式の発見へ報酬を与えるシステム。しかし「基本方針」は発案や構想、思想としては「朱子の理気説」から「コンストラクタル法則」までみられるように特別なものではない。

 しかしここまで広がったミームのひとつであるので、同じく「信仰に顕著に殉じない立場や意見」は魔女狩りのように吊し上げられるところがあり、今日の大教義たる民主主義などメソポタミアからギリシャローマと「濫造されてきた体制とその屍」は無視されて進歩史観的なパラダイムが通底にある。(*さらに言えば西欧覇権環境ではギリシャローマのそれが果敢に喧伝されてきたきらいがあり、これも権威の正統性強化のひとつとして機能していた可能性がある。人民はブルーブラッド等、「箔」が階層の上も下もストーリーとしてだいすきで、斯くも偉大とされるローマでもしばしば神話と政治は密接になっており、為政者は巫女でもあった)

 即ち盲信するに足る真理だとか、なにか銀の弾丸的に運用可能な知恵や発案された構造が存在するわけではない。政治は今も昔も大多数の人間のコンセンサスとして発生する以上、現代の「体制強化の文言や世界観」から来る直感に反して、常に祭祀であり続けてきた。


「科学や技術発展」スキームについて

 石炭発見以来人類の扱える熱量の基盤が大幅に増え、宗教のようなストーリーを換骨堕胎してしまえるほどにこのミームは繁栄した。今では常在菌である。そしてこの状態は石油が枯渇するまで百年強続く。特定ミーム構造をもつミームは「収入が増えるだけ消費も増やしていってしまう低所得者や成金」みたいな振る舞いをするので、扱える熱量が増えているかどうかに関わらず前述のように教義に基づいた行動へ報酬を与える。熱量を扱いやすい携帯火薬にした男が作ったノーベル賞などはこの象徴であろう。熱を使って空気をパンにしたりパソコンを作ったり、観測機器の発展と理論の拡張は相補的。

 LED等効率が上がって表面上エコになったということはあれど「複雑な工業インフラによる生産過程」を加味すれば依然コストは上昇しているのでは?

→集大成としての電力バカ喰い暗号通貨に生成AI、核融合。(量子コンも同じ?)

多民族国家ゆえに独裁政権が求められる中国は「共産や社会主義といった規制」と「余剰を食い荒らす資本主義ウィルス」をうまくバランスしながら覇権を維持できるのかねぇ…

魔の覇権国家衰退年数が百年だとすると、あと七十年そこらでインドが血を受け継いでアメリカ大陸だかアフリカ大陸だかの新進気鋭国家と科学文明の終わりを飾るのだろうか

ーーーーーーーーー


暇な人用文化研究(本稿を書いてから見つけた)
https://quod.lib.umich.edu/cgi/t/text/text-idx?cc=ptb;c=ptb;c=ptpbio;idno=6959004.0009.013;rgn=main;view=text;xc=1;g=ptpbiog


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?