長男(4歳)に妊娠したことを伝えたときのこと。
子どもに妊娠したことを伝えるタイミングって迷いますよね。私は妊活を始める前から長男に赤ちゃんが欲しいと話していました。「弟か妹が欲しい?」と聞くと、長男の返事はいつも「いらない」。自分だけでいいもんって感じでした。
妊娠してすぐに
流産の可能性もあるけれど、妊娠検査薬で陽性が出てすぐ、長男に赤ちゃんがいることを話しました。
安定期頃まで隠しておくのはむずかしいと思ったし、知ってほしかったからです。
夫が長男に「赤ちゃんが生まれたら、ママは遊んでくれないかもよ」と冗談で言ってしまったので(怒)、しばらくは「赤ちゃんいらない!赤ちゃん捨てる!」とお腹にパンチしてくるので大変でした。
そんなときは赤ちゃんの真似です。
赤ちゃんの泣き声の真似のあと「お兄ちゃん好き!」と言ってみる。
「長男!赤ちゃんが長男のこと好きって言ってるよ!」
一人二役。人前では絶対にできません。
こんなことを繰り返していくうちに、長男は赤ちゃんを受け入れはじめたようです。
「いま赤ちゃんはどうしてる?」「いま赤ちゃんはなんて言ってる?」と赤ちゃんを気にすることが多くなりました。
お兄ちゃんになる
私と夫は長男に、「もうお兄ちゃんなんだから」と言わないように決めていました。なりたくてお兄ちゃんになるわけではないし、お兄ちゃんだからと我慢してほしくなかったんです。
でも、長男は自分から「もうお兄ちゃんだからね」と言って、頑張るようになりました。
内弁慶な長男は保育園では別人です。先生から声を掛けられても、何も言わないということもあり心配していました。そんな長男がいつからか大きな声で先生に挨拶をするようになり、自分からお話しすることも出てきたようです。
すごい!
赤ちゃんが生まれるのを誰よりも楽しみにしていたのは長男で、毎日お腹にチューして話しかけてくれました。
「赤ちゃんが泣いてたら、(長男が)ミルクあげないとね」
「ママ、赤ちゃんはベビーカーに乗るの?だったら(長男が)押してあげないとなー」
「ママ!赤ちゃん抱っこするから、(長男の)抱っこ紐買っといて」
突然、こんなことを言い出してびっくり。まだまだ小さい長男が赤ちゃんにしてあげられることを考えたり、悩んでる姿がとっても愛おしかったです。