Pokémon Reborn フィールド効果概念まとめ
海外の同人ポケモン(fangame)の中でもトップクラスの人気を誇るPokemon Reborn。その理由の1つは、戦闘の難易度の高さ。その難しさを作るのは、このゲーム独自のフィールド効果による部分が大きい。本記事では、フィールドの上手い使い方というより概念的な目線からツッコむことをメインに書いていく。
※本記事の内容は全てhttps://pokemon-reborn.fandom.com/wiki/Field_Effectsから引用させて頂いています。
1.エレキフィールド(Electric Terrain)

そこらじゅうに電気が駆け巡る(ガチ)
本家でもお馴染みエレキフィールド。電気タイプの技の威力上昇と、地面に接したポケモンが眠らないのはそのまま。このゲームではさらに、エレキブルのでんきエンジンやアローラライチュウのサーフテールも常時発動する。電気に関連するやつは何でもオンになる。
2.グラスフィールド(Grassy Terrain)

草って生きてるんやで
一見何の変哲もないグラスフィールド。だが、ここからPokemon Rebornの本領が発揮され始める。
雨やみずあそびの影響下にない状態でふんかやねっぷうなどの炎タイプの範囲技・Zワザを使うとねんしょうフォールドに、ヘドロウェーブを使うとふしょくフィールドに移行する。
ゴリランダーが特性グラスメイカーによって剣盾のオンライン対戦で猛威を振るったことは記憶に新しいだろう。冷静に考えるととんでもないことが起こっている。登場するだけで数多の生命が新たに芽生えるのである。そこがどこであろうと。前述のフィールド移行システムを見るとそこにあるのは確かに、強烈な刺激を与えればなす術もなく変性してしまう、トレーナーやポケモンと同じ生き物であることを痛感せざるを得ない。
そして彼らも自然の一部であり、時として我々に牙を剥くのである(しぜんのいかりで相手HPが75%減少)。
3.ミストフィールド(Misty Terrain)

霧は空気中に漂う水分で出来ている
本家ポケモンのミストフィールドは、フェアリータイプの技の威力を上げ、状態異常にかかるのを防ぐ。だが、私は以前からこの仕様に疑問を抱いていた。ただの水滴風情になぜそんなことができる??と。
このゲームのように、シロデスナのみずがためが交代時に発動したり、特性かんそうはだのポケモンが毎ターンHPを回復し、きりばらいや強風(おいかぜ、ぼうふう等)でフィールドは雲散霧消するぐらいが理に適っているだろう。だが、同時にこのゲームは霧というものにミステリアスさを見出し、マジカルリーフやはどうだんの威力も上がるよう設定しているようだ。そこは受け入れなくてはなるまい。...はどうだん?
4.やみのクリスタルどうくつ(Dark Crystal Cavern)

さあ、闇のゲームの始まりだぜ!
ふざけはしたが、本当にこの通りである。真っ暗闇の中で戦うのだから。原則として名前から光を連想させる技がブースト対象なので、あくタイプやゴーストタイプの技が何でもかんでも強化されるわけではないことに注意。例えばつじぎりは英語名がNight Slashなので強化されるが、かみくだくは強化されない。
暗闇は同時に光を引き立たせるようで、マジカルシャインやシグナルビームも威力が上がり、フラッシュを使うと相手の命中率を2段階下げる。特性や技で強制的に太陽を召喚(天候をひでりに変える)するとクリスタルどうくつに、じしん等でクリスタルを破壊すればどうくつに変わる。概念として非常に完成されたフィールドである。
5.チェスばん(Chess Board)

策士に優しく、バカに厳しい
フィールド効果と言いつつ、場に出たポケモンのみならず手持ちにも影響を与える。手持ちの中で特定のステータス値が最も高かったり、手持ちの最後のスロットにいたりするという条件から、ルークやクイーンなどの役職が与えられる。役職ごとに異なるバフ・デバフがかかる。
このシステムに気を取られがちだが、結局勝つ時は力技で勝つし負ける時は押し負けるのであまり重要ではないと私は考えている。むしろこのフィールドの真骨頂は、めいそうやわるだくみで大幅にステータスが上がることや、トリックルームが8ターン続いたりすることだろう。書いてあることがヤバい。どれだけ積まれようが特性てんねんで迎え撃てば良いと思うだろう。それこそ思うつぼである。特性てんねん、どんかん、たんじゅん、ぶきよう、そして混乱状態のポケモンは被ダメージが2倍になる。世知辛い。幸いふいうち、かげうち、であいがしらのような優先度の高い技も強化されるので、こちらも戦略と言うほどでもないがある程度頭を使うことが求められるだろう。
6.だいテント(Big Top Arena)

戦闘系パフォーマー
ここでは戦闘もパフォーマンスの一環である。
1つ目はStriker Movesという括りだ。格闘タイプの物理技+武闘系の技(ブレイズキック、かいりき等)が対象の技
プールで、該当する技を使用するとダメージ量が0.5~3倍にまで増加する。そして、こうげきにバフがかかるとブースト値がより高くなる。積まれたら負けである。
2つ目は踊り系の技の強化だ。演者は観客から声援・喝采を浴びて精神が高揚し、さらに磨きのかかった演技を披露できるようになる。つまり、〇〇のまいで変化するバフの量が増える。たった1回のちょうのまいでとくこう&とくぼう&すばやさが2段階上昇する。やはり、積まれたら負けである。集団心理の相乗効果は時として恐ろしいものがある。
7.ねんしょうフィールド(Burning Field)

君は燃えているか
その名の通り、燃えたぎったフィールドである。もらいびは常に炎をもらった状態になり、もえつきるを打っても炎タイプは復活し、非炎タイプは毎ターンダメージを受ける。
炎らしく、雨風にさらされると終了する。
8.ぬまち(Swamp Field)

もはや熱帯雨林
フィールドこそ現れないが本家にも存在する。みずのちかい+くさのちかいのコンビネーションで発動する。毎ターン全てのポケモンのすばやさが1段階下がるのに加え、強化されるのはだくりゅう、ゲップ、マッドショットと、何とも清涼感のない技ばかりである。ぬかるんでいるためじしん等も0.25倍の威力にまで減少する。一刻も早くこんな所から離れたくなる。
9.にじ(Rainbow Field)

幻想そのもの
こちらも、ちかい技のコンビネーションで現れる効果がフィールドになったものである。追加効果の発生率が2倍になる。
ファンタジー要素が強く、オーロラビームやマジカルシャインなど何となく幻想的な雰囲気のある技は軒並み強化される。さらにあくむが確定で失敗し、ねがいごとでHPの75%を回復できる。夢のような世界である。ソニックブームが140ダメージ固定になることを除いては。
10.ふしょくフィールド(Corrosive Field)

土壌汚染
グラスフィールドが汚染されてできたフィールドである。毒・鋼タイプ・一部の特殊な
特性持ち以外は毎ターンダメージを受け、どくびしを吸収できない。地面タイプの一部の技は毒タイプとしても判定されるようになる。百害あって一利なしである。
11.ふしょくミストフィールド(Corrosive Mist Field)

大気汚染
ふしょくフィールドは地面が汚染されるのに対し、こちらは空気や空気中の水分が汚染される。かんそうはだのポケモンは毎ターン有害な水分を吸収することでダメージを受ける。ポケモンセンターで回復させても後遺症が残りそうな事案である。
最大の区別ポイントとしては、火気(だいばくはつやねっぷう等)があると粉塵爆発が発生する。このゲームでは条件が揃うと敵味方問わず大ダメージを与えるフィールド効果がいくつか存在し、一部の特殊な特性持ちを除けばまもる等をそのターン使わない限り、その場のポケモンは全員戦闘不能になる。もはやトレーナーも無事ではないだろう。
12.さばく(Desert Field)

熱砂の大地(物理)
個人的には、やや偏ったイメージで設計されたような気がしてならない。ニードルアーム、ミサイルばり、ソーラービームと、やけにサボテンを連想させるような技が強化されている。勿論、すなじごくやすなかけも強化対象ではあるのだが...。
13.ひょうじょう(Icy Field)

天然氷のスケート場
氷の洞窟の他に、水面をふぶきで凍らせることでも出現する。氷なのでその上で熱湯やマグマが発生すれば当然溶けて水になる(すいめんフィールドになる)。遊び心要素として、地面に接しているポケモンがでんこうせっか等の優先度の高い技や、ころがる等の回転系の技を使用するとすばやさが1段階上がる。でんこうせっかやアクアジェットはアニポケの描写からも納得できるが、かげうちも含めるのはどうなのだろうか?
14.いわば(Rocky Field)

岩タイプの岩タイプによる岩タイプのためのフィールド
順当に岩タイプの技全般を強化してくれる。ステルスロックも。さらにロッククライムも。ついでにいわくだきも。ぼうぎょバフのかかったポケモンは怯まなくなるという謎仕様も持ち合わせている。特に概念らしい概念は見受けられない。
15.もり(Forest Field)

生きてこそ 生きてこそ その根は深く 太く 強く
アニメ「ムシキング」のOPの歌詞から引用してきた。というのも、このフィールドは森そのものだけでなく、そこに住む虫たちも包括しているからである。グラスフィールドと同様、自然が牙を剥く典型例でもある。
16.ちょうこうねつフィールド(Super-Heated Field)

東京フライパン作戦
差別化はされているけどややこしいフィールドのペアNo.2(No.1はふしょくとふしょくミスト)。ねんしょうフィールドとどう違うんだよと戸惑うだろうが、これは炎というより熱に焦点が当てられている。水タイプの範囲技を使うと蒸気がたちのぼって自分も相手も命中率が下がり、げきりん等で暴れ散らそうものなら体温上昇が早まって1ターンでダウンする。
17.こうじょう(Factory Field)

かがくのちからって すげー!
機械、金属、電力がキーワードである。別に自身が製造工程に組み込まれるわけでもないのに、ギアチェンジをすればすばやさのみならずこうげきも2段階上がる。戦闘時に電気タイプの技を使うと、後述のショートフィールドへ移行する。
18.ショートフィールド(Short-Circuit Field)

廃工場一歩手前
前記のこうじょうフィールド下で電気タイプの技を使ってショートしたり、じしん等で設備が壊されたりするとこのフィールドに切り替わる。そしてチャージビーム等一部の電気タイプの技を使うとこうじょうフィールドに戻る。果たしてブレーカーが落ちることと機器の破損が同じ解決方法で良いのだろうか。
このフィールドも真っ暗闇であるため、あくタイプやゴーストタイプの技の威力が増し、だくりゅうとなみのりは漏れ出た電気を拾うことで電気タイプとしても判定される。それはもはやコンセプトが違いませんか?
19.あれち(Wasteland)

最終処分場
毒タイプが恩恵を受けるフィールドパート3。ふしょくフィールドと同様かと思いきや、はきだすやオクタンほうも強化される。荒れているどころの話ではない。状態異常方面もカオスで、ヘドロばくだん等の追加効果にやけど・まひ・こおりも加わる。ヘドロとは何なのか。さらにまきびしは踏んだポケモンのHPを1/3削る。傷口から何か入り込んで発症した何かのダメージを前借りしているとしか思えない。
20.はいいろビーチ(Ashen Beach)

灰と禅
Pokemon Rebornのストーリーをプレイしていなければ何の関連性があるのかさっぱり分からないフィールドだろう。火山灰が積もってできた海岸沿いにある武術道場のApophil Academy、という構想が先に作られたことは考えるまでもない。灰や砂を巻き上げて威力の上昇や命中率の低下の2次効果を狙うというリアリスティック要素と、精神を研ぎ澄ましてはどうだんやしねんのずつき等の威力を上げるというファンタジー要素とが織り込まれている。
21.すいめん(Water Surface)

もう泳いどるやんけ!
本家ポケモンではなみのり中にポケモンと遭遇したからといって、特段構えることはない。だがPokemon Rebornは違う。最初からすいすいが発動した状態で出くわす。なぜなら「今」泳いでいるから。電気タイプは威力を増し、地面タイプの技は失敗する。なぜなら「今」泳いでいるから。ここでダイビングを使うと、次のすいちゅうへ移行する。
22.すいちゅう(Underwater)

そこに水があるから
ダイビングで戦場から消えたポケモンはどこへ行くのか?無論、このすいちゅうである。そこかしこに水があるという状況は多方面に影響する。炎は発火点に到達せず、地面タイプの技は今度は水タイプも伴うようになり、天候の影響を一切受けなくなる。そして水中での活動限界のカウントダウンの如く、水タイプとの相性に応じたダメージが毎ターン入る。マジックガードやすいすいを持たない限り水タイプだろうがお構いなしである所を見ると、ポケモンはやはり地上の生き物なのだろう。
23.どうくつ(Cave)

※地殻変動です
一見いわばと変わらないように見えるが、じしんやじわれのような地殻変動系の技を2度使うと場に出ているポケモン全員が息絶える。理不尽なように思えるが、そもそもじしんは本来大陸間のプレート同士の移動で起こる。今まで無事であったことの方がおかしい。だが、そんな大自然の猛威にいしあたまや(人間の尺度としての)がんじょう程度で無事でいられる方がはるかにおかしい。
24. グリッチフィールド(Glitch Field)

初代環境
ポケモンの対戦環境や戦闘が世代を追うごとに少しずつ改善されていったことは、この記事に辿り着くような方なら常識だろう。では、それがリセットされるとしたら?ぼうぎょととくぼうが同義であり、速いほど急所率も高く、タイプごとに物理と特殊で分かれ、悪・鋼・フェアリータイプなど存在しない初代の劣悪な環境が帰ってきたとしたら?当時のリスペクトとして、エスパータイプの技の強化とふぶきの命中率の向上も確認できる。良い迷惑である。
25.クリスタルどうくつ(Crystal Cavern)

忖度洞窟
岩タイプだけではなく、さばきのつぶてやかいりき等の特別な立ち位置のノーマルタイプの技や、ドラゴンタイプの技全般も強化されるので、作者のとりあえず”特別感を出したい”思惑を強く感じる。特に前述のノーマルタイプの技たちには第2タイプが追加されるのだが、そのタイプはクリスタルの色にちなんで炎→水→草→エスパーの順番に変化する。ぶっちゃけこのギミックを有効活用できる術や状況が見当たらない。
26.にごったすいめん(Murkwater Surface)

この水は、死んでますか?
ふしょくフィールド+すいちゅうのような効果で、それ以外に特筆すべき事項はほとんどない。
ここまでくると作者は毒タイプが好きとかそういう次元ではない。自然界に存在する毒について何かしら壮絶なエピソードを持っているとかでなければ、毒にまつわるフィールドをわざわざ4種類も作らないと思う。なぜ私はこんなところで作者の思想を疑う羽目になっているのか。
27.やま(Mountain)

風の吹き荒れる高地
ここでのフィールド効果の理由は「そこに山があるから」である。岩タイプと飛行タイプの技の威力が上がるのも、風と名のつくものならそれがフェアリータイプや虫タイプの技だろうとブーストされるのも、かみなりが必中になるのも、おいかぜが6ターン続いて乱気流を発生させるのも、全てだ。
28.ゆきやま(Snowy Mountain)

岩+氷
やまのフィールド効果に氷タイプが生えた程度である。岩タイプの技は氷タイプとしても判定されるため、ルガルガンのアクセルロックによって多くの飛行タイプのポケモンが泣きを見る。
29.せいいき(Holy Field)

悪霊退散!悪霊退散!
怨霊、ものの怪、困った時は
ドーマン! セーマン! ドーマン!セーマン!
直ぐに呼びましょ陰陽師 レッツゴー!
これは決してふざけているわけではない。ここではノーマルタイプの技が悪タイプとゴーストタイプに抜群になる。ノーマルは我々人間である。フェアリーとエスパーは実質陰陽師である。ドラゴンも「そうだそうだ」と言っている。これらが神の恩恵を受けることで、人々の閉ざされた心の闇に蔓延る魑魅魍魎や、科学の力ではどうしょうも出来ないその奇怪な輩に対して意気揚々と立ち向かえるのだ。そして、何事にも屈しない強靭な心こそが最強の武器であるのを象徴するように、特性せいぎかんのポケモンはこうげきが2段階上がる。自分でも、あまりの一致具合にキーボードを打ちながら慄いている。やはり呪い呪われ困った時は陰陽師に頼ろう(のろわれボディ無効)。
30.かがみのアリーナ(Mirror Arena)

目がぁ!目がぁーーー!
鏡が壁一面に敷き詰められているタイプのアトラクションを想像すると良いだろう。相手は鏡に映っているのでとにかく回避率が上がる。どれほど知能が高いとされるポケモンでも、戦闘中に見破ることは至難の業だろう。また、光っているものならそれが壁だろうがポケモンそのものだろうが相手の命中率を下げる。ドツボにハマると非常にフラストレーションの溜まるフィールドだ。
31.メルヘンフィールド(Fairy Tale Field)

言葉狩りメルヘン
恐らくこの童話の中には、騎士と魔術師と竜しかいないのだろう。強化されるのは、斬撃系、マジカル系、そして竜の吐く炎。もっとも、全ての炎が竜由来のものとして捉えられ、勝手にドラゴンタイプを付与されるのは少し納得がいかない。竜がおとぎ話の中でブレイズキックを打つとでも思っているのか?
32.りゅうのす(Dragon’s Den)

ラピュタはこの中に!
ドラゴンは爬虫類だと考える派の私からすると、この暑そうな場所を果たしてねぐらにして大丈夫なのかが気がかりだ。いかにもドラゴンタイプのためのフィールドらしく、氷タイプの技の威力は下がる。そして脱皮するだけで毎ターンのHP回復・とくこう&すばやさ上昇が約束されるという何ともご機嫌なフィールドである。
33.はなぞの(Flower Garden Field)

生態系のミニチュア
お花見は人間からすると季節の行楽の一種でしかない。だが、当の植物たちにとっては熾烈な生存競争の場である。雨にも負けず風にも負けず、虫の助けを借りながら日々を乗り切り、次の世代へ命を繋ぐ一方で、物理的・化学的なダメージにはなす術もなく散っていく。生き物は単体では炎にも毒にも弱い。ポケモンをしていると忘れてしまう当たり前の事実。心の中に留めていても良いものを、仕様としてわざわざ組み込む所に作者の価値観が垣間見える気がする。
34.ほしあかりのステージ(Starlight Arena)

りゅうせいぐんは流星群です
ポケモンに新たなタイプを追加するとしたら何が良いか?という論争は鉄板ネタだが、Pokemon Rebornのフィールド効果で強化される技たちもある意味それのアイデアと同じではないだろうか。ことに、このフィールドにかけては。光や星を扱う技は存外に多いことがよく分かる。
35.しんせかい(New World)

新世界の神となる
主に最終決戦を彩るフィールドである。新世界と言われると、どうしてもノートを使って人を手にかけようとする某作品が思い浮かぶ。意外にそのイメージでも問題ない。悪タイプの技も強化されるのだから。その某作品で、主人公は新世界の「神」になりたいと宣う。だが現世神は。何と特性マルチタイプ・ARシステムのポケモンは毎ターンランダムなタイプに変わる。伝説や幻のポケモンの専用技はもれなく強化対象なので神となった後の権威性が保たれることは確約されているようなものだが、道のりはとてつもなく険しいことが予想される。
36.さかさフィールド(Inverse Field)

さかさバトル
文字通り、タイプ相性の概念が逆転する稀代の迷フィールドである。初見殺し性能はこのゲームの中でも随一だろう。
37.サイコフィールド(Psychic Terrain)

第六感特化
Pokemon Rebornでエスパーのジムリーダーがこのフィールドを採用しなかった理由が何となく分かる。デバフ要素がないからだ。ミラクルアイやスプーンまげをするだけで一々ステータスが上がる。もはや何でもアリである。