2020/09/23
起きた。今朝はボロネーゼとコッフィー。コンビニで買った冷凍のやつで、麺がきしめんみたいである。このコンビニきしめんっぽいパスタシリーズは、麺がもちもちしていて好きである。味は4種類ほどあるようだが、カルボナーラとボロネーゼが最も好きだ。おそらくこのもちもち麺との相性もある。
人が夜更しする機序は千差万別である。その一つとして、世間の「動」から離れたい防衛本能により、自然と昼間に起きている時間を減らすような身振りに至ること、あると思う。いまの僕は、それ。
— 藤井 愁霜 (でふ) (@defplus) September 22, 2020
世界に抵抗しているので、エスプレッソ(有カフェイン)を飲んでいます。
— 藤井 愁霜 (でふ) (@defplus) September 22, 2020
投稿時間にも注目である。昨晩はどうにも起きていたくて……ツイートした言葉をそのまま借りるなら「世界に対抗するために」エスプレッソを飲んでいた。世界というと大げさなのだが、本能はイメージと現実を区別することが難しい。知性はそれらを区別するから、少なくとも我々は少なくともお金を払ってサービスやモノを買う程度に社会と混じって居られる。だが、夜中にあえて断絶を設けて物を考えたいときには、知性はセコンドに回って、本能に未索敵のシステムの相手をさせる。世界とは世界観のことである。
オアシスのモーニング・グローリーを聞いていた。
— 藤井 愁霜 (でふ) (@defplus) September 23, 2020
勝手に訳した。 pic.twitter.com/CMiTsS22o8
— 藤井 愁霜 (でふ) (@defplus) September 23, 2020
これなんかまさに「朝起きることを善として回る世間システム」と対抗する歌だろう。だからこの曲のPVでは、(おそらく集合住宅の中で爆音で)歌を歌う彼らを、「自分はまともに生きている」と信じ込んでいそうな"普通の人々が"、それぞれに彼らの玄関前で「そのやかましい音楽をやめろ」と暴言を吐き、悪態をつき、最後には、世間のシステムとその正当性に彼らを平伏させんとしゅべく集団で押し寄せて玄関をこじ開けようとしている。
それはそれとして、今日は名刺大のホワイトカードを多く用意して、かどまるPROで角を丸くする、という作業をしていた。これに金属付箋をつけると簡単なメモ兼しおりになる。また、なんとなくカードゲームが作れそうな体裁をしており、可能性を感じる。
だが、本当に何に使いたかったかといえば「混線を解く方法」のプロトタイピングを行おうとしているのが、本命だ。
KJ法という方法がある。カードに短文の形でアイデアやデータを書いておき、それは数百枚というレベルで用意する。これを文面上の類似でなく志や動機の類縁によって集約して、新たな代表系をつくる。ここまでが前半だ。後半では、これらの代表系の相関図を構築し、図式を読み解いてさらなる言語化を試みる。清書した図式と、述べられた言語解釈を最終出力となる。
KJ法は前半が難しいと言われる。そこはこの方法のコアコンピタンスなのだろうから変えたくない。後半に関して、僕はこのフェイズにおいてゲームメカニズム設計に現れるような、定量的因果関係の記述が必要となるように思う。一言で言い換えれば、それは「理」を尽くすプロセスである。
花村太郎氏の『知的トレーニングの技術』を再読している。修士論文を書くことを意識した頃に買った。3年前、この本に「コレクションは全部あるめることが大切だ」とあったのを読んですぐに、修士論文のテーマにしようと思っていたCollatz予想(3x+1問題)についての論文をかたっぱしから集め始めた。オンラインジャーナルで要約を読んだだけのものも含めたら約200編はあったと思う。
特に問題意識が重なるもの(50編ほどだったか)は印刷し、それらに自分のコメントを付けたカードとともにファイリングしておいた。これは(数学的)才能とは関係なく必ずできることなので、研究で悩む資格があるのは、まずそこまでやってからだろうと考えたのだ。
そのときには、すぐに研究が面白くなってしまい『知的トレーニングの技術』全編までを、あまり落ち着いて読まなかった。今回は複雑さに対処する実務を知りたい、という目的意識で読んでいる。発見は多い。
他にも読んでいる本はあるのだが、デフノート上限の1400字が来てしまったので、今日はここまで。明日にはもっと読んでいる。何をすればよく分からない状況が続くことは、僕には、多い。ただ、気にいった動作のようなものが1つ2つみつかると、あっという間にどっぷりとハマっていく。
- 睡眠時間 5-13 (8h)
- 筋トレ:上半身コース+レッグレイズ
僕が小さい頃、オヤジは僕がゲームで熱心に遊んでいるのを見ると「研究しとるな〜」とよく言っていた。確かに、研究だったと思う。
(2020/09/24 へ続く)