2020/11/02
会社に赴く。やはり昼からの出勤になってしまった。こうして体の軋みを味わいながらも、少しずつ都合をあわせていく他ない。月始め定例の仕事を終えて、残り時間は会議室でひとりもくもく会。望むべき遠方に目的地を設定し、行程をステップに分け、タイムボックスを切り、マイルストーンごとに成果物のスコープを設定し、雑に始めて、しっかり反省する。基本のリズムはいつも同じである。
おおよそ2009年頃からキャンパスノートに手記を書いている。『独学全書』のラーニングログの項目を見ると、何年も継続して使うものだから、フォーマットに依存せず見返せるものがよい、と助言があった。いまは、雑多なことを書くのに、いろいろなフォーマットを使っている。iPadを無限の計算用紙として使い始めてから、iPadにも学習記録を残しているし、Workflowyにも日毎の作業ログを書いていたりする。
そのおかげで手記はよく日付が飛んでおり、日付が飛んでいるときは、他のフォーマット・メディアに「浮気」しているときなのだが、やはり自分の思考の潮流(trend)を把握するためにも、1つのものにまとまっていたほうがいい。ログは、キャンパスノートの手記を正とすることに決めた。ここを思想と学びの根幹とし、その他のフォーマットは副次的な表現手法と考える。
したがって、後世にデフ研究家というものが存在するのなら、少なくとも2020年以降についてはキャンパスノートをあたれば、そこに全ての動機を見つけることができるだろう。
雨が降っていた。ユニクロで、レインコートとトレンチコートのあいのこみたいなやつを買っておいたので、出社意欲をあまり下げずに済んだ。あれを買ったのは英断だった。
明日はフグハウスに帰る。
(2020/11/03 へ続く)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?