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実業家であり、適格機関投資家の高野 秀敏さんへインタビュー(後半)
Definer 代表の阪本は、アドバイザーとしてご支援いただいている、
株式会社キープレイヤーズ代表の高野 秀敏(たかの ひでとし)さんへインタビューいたしました。現在は、会社を経営しつつ、エンジェル投資やLP投資も行い、適格機関投資家でもある方です。キャリアと実績の裏側に隠された、素顔と信念、哲学に迫ります。
今回は、後半の記事のため、前半はこちらです。
バングラデシュのご縁
阪本
「バングラデシュですかぁー。。うーむ。。東南アジア、とか海外、とか一括りには言えないと思うのですが、何かしら国を選んだ理由はあるのでしょうか。」
高野さん
「他国で仕事をしてみたいな、と思った時に主要な国やアジア全て行ってみました。そんな中で、中国やアメリカのような超強い競合がいる場所ではなく、国自体がベンチャーステージにある方が良いのではないか?と感じたのですね。」
阪本
「なるほど!!国も市場としてきちんと捉えると確かに。。そんな中でもバングラデシュを選ばれた理由はございますか?」
高野さん
「元々、モンゴルで仕事をしていたのですが、文化的に色々難しいことがあるな。と感じていました。そのような中で、バングラデシュに詳しいパートナーの方に紹介いただいて、チャンスを感じたので、進んでみたのです。これは、偶発的だと思います。」
阪本
「東南アジアですと、詐欺にあわれたりとか、色々なハードシングズがあるかと思うのですが、不動産業と銀行、すごいです。」
高野さん
「うーん、これは本当は人材領域でお仕事したかったんですけどね。厳しそうとなり。現地は、貧困の問題もあったので、現地の人とビジネスをして、経済を回していくことで貢献したいと感じました。実際にできることをしっかり模索する中で、不動産業を進めて。そうしたら、銀行の話がきて、色々大変だったのですが銀行ができました。」
高野さんが大切にしている考え方
阪本
「なるほど。。ビジネスで、経済を回して、社会に貢献する。これは、私も大学の時から意識して来ています。こういった、高野さんが大切にされている価値観はございますでしょうか?」
高野さん
「社会性を持った上で、経済性を追求する、ですね。お金だけではダメだし、一方で、お金がないとサステナブルじゃないので。これは、バングラデシュのパートナーの方に言われた、”寄附よりも、ビジネスをすべきだ”の言葉に感銘を受けています。」
阪本
「先進国が、途上国にお金だけ支援すると、結局、政治が腐敗しちゃったり、経済が依存して発展しなかったりしますからね。。」
高野さん
「投資、融資、寄附はしっかりと分けて捉えています。エンジェル投資でも、それによって事業が成長して、社会に貢献することを求めていますね。寄附は寄附で、バングラデシュで学校を立てるための寄附をしたりなどもしています。たまに、エンジェル投資と寄附を混同されてくる方がいらっしゃるのですが、寄附は寄附、投資は投資です。」
阪本
「やはり、そこでも社会性を持った上で、経済性を大事にしていると。とても納得しました。」
高野さん
「特殊と思われることが多いですが、意外と日本で仕事をしている人と、バングラデシュで仕事をしている人は被っていたり。どちらかというと、スタートアップを支援する感覚で、バングラデシュでもお仕事していますね。」
高野さんが良いと感じる組織の在り方
阪本
「さまざまな国でお仕事する中で、良いな、と感じる組織はございますか?」
高野さん
「そうですね。。”活躍する人に、より活躍してもらえる組織”が良いと感じています。日本が衰退するのは嫌ですが、国全体がどうの、というよりは、”それぞれができることを最大限頑張る”という感じですね。もちろん、日本に課題があるのはわかっていますが、日本人の勤勉さ、ちゃんとやるところはとても良いと、海外で仕事すると気づきますよね。」
高野さんの仕事の哲学
阪本
「なるほど、確かに、道路やトイレの綺麗さとか、食事の美味しさとか、ガバナンスがしっかり効いているのは、良いところですね。。最後に、仕事の哲学であったり、大事にしている価値観をお伺いしても良いでしょうか?」
高野さん
「”結果にコミットすること”ですね。”自分がお役に立てること”も大切にしています。”プロは、自己評価ではなく、他己評価で決まる”とも感じています。そして、働く人に、”お金を稼ぎ、社会に貢献することにポジティブになってほしい”とも感じています。」
阪本
「なるほど。ここも、社会性と経済性の両立、が鍵となっているのですね。人のお役に立ち、その上でお金を稼ぐこと、経済がそれによって回っていくこと。本日も貴重なお時間をいただき、ありがとうございました!」
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