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【6月も継続開催!】NFT・トークンを使ってプロジェクトを立ち上げよう
今月から、NFTを含めweb3を横断した体系的な知識を身に付けるための「0からはじめる、web3実践講座」が、Shinwa ARTEX様主催で始まりました!
第四回目の講師は、DeFimans所属メンバーでweb3プロジェクトマネージャー/トークノミクス・ストラテジストの武田恭治さん。暗号資産取引所の立上げ、金融庁登録に従事し、古くからクリプト界隈に関与し、現在もweb3プロダクトの設計やシステム構築をなされています。
![](https://assets.st-note.com/img/1685324531350-XNidGYc6MI.jpg)
そんな武田さんから、講義の大枠を伺いました。
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web3プロジェクト立上げに向けた重要な2つの要素
web3プロジェクト立上げについて必要な要素として以下の2つがあります。
プロジェクトビジョン/ミッション
トークンエコノミクス
の2つが重要になってきます。
プロジェクトビジョン/ミッション
「BCGやNFTを通してどんな世界を実現したいか」
「誰にどんな価値をどのように提供するのか?」
「そのために、なぜブロックチェーンが必要なのか?」
というプロジェクトの軸となるビジョンやミッションとブロックチェーンを活用する必然性をストーリーとして描く必要があります。
ミッションやビジョンはどのビジネスにおいても必要であり、Web3においてもここに変わりはございません。
ただし、Web2のサービスと異なり、Web3ユーザーは「単純なユーザー」ではなく、NFTやトークンを購入・売却する「投資家兼ユーザー」である点に注意する必要があります。
ユーザー自身の私財を投じてWeb3プロジェクトのサービスに参画して行くので、よりプロジェクトビジョンやミッションへの共感を得ることが重要です。
そのため、どういうプロジェクトをなぜ立ち上げるのか、将来的に何を目指すのか?というプロジェクトを立ち上げることが重要となります。
トークンエコノミクス
次にトークンエコノミクスですが、Web3プロジェクトにおける事業計画、資本政策の位置付けになってきており、プロジェクトを持続可能なものにするために非常に重要な部分になってきます。
簡単に説明するとトークンエコノミクスは以下の3つの観点で検討する必要があります。
①資金の流入元
X to Earnプロジェクトにおいて、プロジェクトの原資となる資金をどこから流入させるか?という観点で検討する必要があります。運営のマネタイズポイントになるため、独自トークン、法定通貨、仮想通貨の3つでバランスよく徴収できる形を形成する必要があります。
②資金の滞留部分
経済圏内に流入した資金を経済圏から流出させないように、ユーザーに当該経済圏内でちゃんと使って貰える仕組みやコンテンツを準備する必要があります。Gameであればアイテム課金、DeFiであればステーキング等がこれに当たります。
③資金の流出部分
web3プロジェクトは前述の通り、ユーザーは単なるユーザーではなく「投資家兼ユーザー」であることを忘れてはなりません。トークンやNFTそれ自体は換金性があるため、買われた時点で売上にはなるものの、換金されてしまうことを想定しておく必要があります。
一次販売のトークンやNFTをプロジェクトのイニシャル費用として活用できる点がweb3プロジェクト最大のメリットですが、これらを運営原資にしてしまうと、NFTやトークンを売り続けなければならない状況となり新規ユーザーの流入が途絶えてしまうと途端に立ち消えてしまうことになってしまいます。
web3がポンジスキームだと言われてしまう所以はここにあり、この点に注意を払いながらプロジェクトを立上げて行く必要があります。
(文:武田氏)
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■講義内容
web3ビジネスをされる方はトークンエコノミクスの知識が必須!新規のプロジェクトをどう立ち上げるか学べば、やりたかった事業の立ち上げも可能に!
【Lesson4】
NFT・トークンを使った新規プロジェクトの立ち上げ
実際のプロジェクトを題材に、ケーススタディでNFTの種類やトークンの種類、使われ方を学ぼう! 自分でプロジェクトを構想するエクササイズを通して、アイディアを深めよう!
講師:武田恭治
Takeda Kyoji
今後のキャリアでweb3を専門領域としたい、とお考えの方はぜひ下のURLから申し込みを急いでくださいね!
(講師:武田、編集:いくら)