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MODでもCADインレー
お世話になっております。田舎歯科医のひとり言です。
皆さまCAD/CAMインレー、やっていますでしょうか。X(旧Twitter)をみているとあんまり好かれている印象ありませんよね・・・笑
保険点数をみてみるとミリングマシンをお持ちの先生方は、CRとCADインレーを比較するしてCADインレーの方が1本のむし歯から2倍の点数をあげることができるので、とてもとてもやる価値のある治療になってきます。
しかし、ミリングマシンをお持ちの医院さんは自費率の高いところが多いと思いますので、セラミックインレーやジルコニアインレーを出すことのほうが重要度が高いため、保険のCADインレーには力を入れられないのが現状です。
現在はミリングマシンを持ってて保険ばかりやっている医院しかCADインレーを多くやっている環境ではなく、そこの層に当てはまるのが僕ってことですね笑
CADインレーをやる理由
ではなぜ6月からCADインレーをやるべきなのか。それは、6月からCADインレー形成加算が150点付くからのほかでもありません。
さらに、ご存知かもしれませんがCADインレーには光学印象もできるようになり、それに100点がつき点数が微増。
院内技工士さんがいればさらに印象時50点の加算。
寒天アルジネートとスキャンスピードを比べると、硬化待ちの時間がないのでタイムパフォーマンスも向上しチェアタイムも短くすることができます。
今後CADインレーだけではなく、クラウン等も光学スキャンが可能になることを考えたら“保険医はスキャナーを購入すること“を国に要求されていると判断できます。
光学スキャンを購入しさらに院内技工士さんがいるところはミリングマシンも視野にいれなければので1日1個以上CAD冠もしくはCADインレーをセットしていて10年以上歯医者を続けるなら購入を決めるべきだと思っています。
1日1個CADセットがあるなら、ミリング買う選択肢は考えてもいいかも
— 田舎歯科医のひとり言 (@deercountry1111) March 16, 2024
今の時代、
→クラウンはすべてCAD
→6月からクリアランスが少ない歯でもエンドクラウンの解放
→インレーも6月からCAD範囲拡大
のことを考えると、ノルマ達成はかなり簡単だと思います。
そして、このノルマ達成のためにもとくに小臼歯のMODインレー攻略は重要になってくるわけです。
今回の有料記事では、
①小臼歯MOD対策&メリット
②MODミリングのポイント
③6月からのブロック減点対策
をメインに書いていきたいと思います。
よろしくお願いします。
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