染め出しはトリプラークジェル!
お世話になっております。田舎歯科医のひとり言です。
本日は染め出しのお話。
染め出しってやります?結構やらない歯医者も多いんではないかと思います。
時間はかかるしユニットも汚れて結構デメリットが多いイメージです。
しかし、小児においては「混合歯列期歯周病検査」が算定できたりなど無視できない存在であることは確かです。
ではどのように染め出しを活用していくまで含めて、お話していきます!
手数を少なくいきたいならば・・・
今回紹介するものとは違いますが、手数を少なくしたいならば松風のメルサージュPCパレットがおすすめです。
パカっと蓋を開けてピンセットで取り出し、ビャーって塗布するだけ。
1つで全顎染めれますし、かなり楽です。
しかし、今回はGCのトリプラークジェルの話をしていく訳なんですが、楽さや値段でいうと松風には勝てません。
ではなぜGCを勧めるのでしょうか。
今の時代にあった3色に染まる!!
ではトリプラークジェルのお話です。
なぜトリプラークジェルを推すかというとトリの部分でわかるかと思いますがこの染め出しは3色に染まります。
・赤→初期プラーク
・青紫→成熟プラーク
この2色は昔からありましたが、トリプラークジェルは
・水色→初期う蝕
が染まります!!
これの何がいいかというと、小児のメインテナンスとマッチするところです!
小児のメインテナンスは初期う蝕を見つけ次第、写真を撮ってフッ素というのは昔の記事でも書いた通りです!
(過去記事読まれる方は点数が変わってたりしますので2記事読むようお願いします!)
つまり、
・赤→初期プラーク
・青紫→成熟プラーク
は、混合歯列期歯周病検査をはじめとするPやGの処置に。そして、
・水色→初期う蝕
は、見つけ次第写真を撮ってフッ素塗布やCeの管理に活用していけば、多少手数がかかる染め出し作業でも一石二鳥という訳です!
染め出し活用アイテム2選
写真はちなみにミニマムでやるなら、FEEDからでてる
これが最低限でいい感じです!
おそらくAma⚪️onや楽⚪️市場で売ってる口腔内カメラと同じですが、保険診療で使いたいならここら辺から買ったものは使えないですからね。
もう1点!
汚れたスピットン掃除はカビキラーの電動スプレーがマジでオススメ!!
歯科医院はマジでこれ系のスプレー大量に使うじゃないですか。
小さな楽ですけどやる回数も多いんでここはバシッと電動にするのを強くお勧めします!!
まとめ
とまあ今回はこんな感じ。
先月は全然更新できませんでしたね。
また頑張りますので、どうか見捨てずハートとかXでのリポストとかしていただけるとありがたいです!!