Tanaを1週間使ってみた振り返り
巷で話題のTanaというアプリを1週間程度使ってみました。個人的にはかなり面白いアプリでした。
1週間程度使ってみて気づいたことを簡単に説明します。
どんなアプリか
私の所感としては、WorkFlowyをベースにRoam ResearchやLogseqのエッセンスが加わり、Notionのようなデータベース機能が追加されたアプリです。
「アウトライナー×データベース」な新しいアプリだと思います。
データ構造
WorkFlowyのようにWorkspaceに全てのnodeが樹形図のように存在しています。全てがnodeでRoam ResearchやLogseqのようなページの概念がありません。
全てがnodeとして存在するので、情報量が増えてくると管理が大変になるかもしれません。おそらくLibraryというnodeの使い方やLive query(データベース)の運用が肝になるとおもいますので、いつかそれらについて投稿したいです。
UI
下記の点などでRoam ResearchやLogseqに近いUIだと感じています。
デイリーノートが起点となっている
左サイドバーがある。
ページ下部にLinked Reference や Unlinked Referenceが表示される
※メイン部の画面が分割できるのはObsdian的かもしれません。
データベース
動的なデータベースがTanaの他のアウトライナーとの差別化のポイントです。
Supertagsを付けるとブロックにFieldをテンプレートのように追加することができます。
このFieldをベースにデータベースを作成します。
表示方法はList、Table、Cardなどがあります。
Notionでよくある本棚とかも作成することができます。ドラッグ&ドロップで項目を移動できるのもNotionのようです。
便利な機能
コマンドラインが便利です。Logseqのクエリー相当なLive queryをコマンドラインだけでできるのがすごくお気に入りです。そのほかも色々できるようですが、できることが多すぎて理解が追いついていません。
おまけ
SlackのTanaコミュニティが活発です。興味がある人は入るのがおすすめです。ウェイトリスト登録した人はSlackを日々チェックしていると、いいことがあるかもしれません。
私はたまたまアクティブユーザー向けのチャンネルを見つけてそこのFormに情報入力したら次の日から使えるようになりました。今後も同様なことがあるかはわかりませんが、運営側はかなりコミュニティを重要視されているので、内容をチェックするのがおすすめです。
また、Tanaは複数人で使用することが前提で作られているようです(私は個人利用前提なのであまり情報は取得していません)。Notionのように企業ユーザーが増えて、個人ユーザーは無料でも使えるようになってくれないかなあと妄想しています。
最後に
個人的にはNotionやRoam Researchと出会った時のような驚きを感じたツールです。
現在はたまにバグと遭遇したりもしますが、Early accessフェーズでこれだけ使えるのがびっくりです。
今後もとても楽しみなツールです。
私は当面はTanaをメインとして使い続けようと思っています。
興味のある人は下記HPからウェイトリストに登録してSlackのTanaコミュニティも登録してみてください。