
開かれたトビラ 底へ 12
Aの宝物1号の人生がはじまる。
愛情、いっぱい、いっぱい、いっぱいの子育てがスタート!
どちらのおじいちゃん、おばあちゃんも、それは、それは喜んでくれた。
Aはこの子のが産まれたことでどれだけの、幸せをもらえたか、産まれたくれたことで、もう親孝行は終わり。ありがとう、ありがとう。
Aはこの子との時間を、明日自分が死んでも後悔しないようにと、いっぱいいっぱい遊んで過ごした。
Bも、父親として我が子に優しいパパになった。Aは心底安心できた。
子育てには協力的、食事を作るのが得なBは食事の家事はよくしてくれた。
すくすくと、3ヶ月をむかえる頃。
夜の、夫婦の時間、急にはじまった。
「お前、Yとやったんだよな。」
Aは信じてもらえてないという、奈落の底がこれ?
耳がおかしいのか?
冤罪を突きつけられた死刑囚の気持ちがこれか?
「え、?」
「やったよなあ、お前血が出なかったんだから」
「その話はわかってくれたって…いったよね?」
「俺は何人の男と寝た女、売春婦でも、良い、過去のことだから、でもお前はYへの気持ちを隠していた。だから汚い女だ。」
「あなたが初めての人のためだって、どうやって証明すればいいのよ。」気持ちのコントロールが限界状態。
「そう、証拠ないからいくらでも嘘つけるよね、ホテル入ってやってないなんて通じるか。」
口調は荒くキツく、Aの肩を掴む強さが増し痛かった。
全裸で、
となりのベビーベッドには、1号がスヤスヤ
「やってないなら、俺の言うとおりにしろ」
「俺の口の中におしっこしろ、やってないならできるだろ。」
「……」私今どうしてこうなってる?
つづく
読んで頂きありがとうございます。
今日も明日もステキな1日を!