開かれた扉16 ウエディングドレス2
何を、何回言ってもも、「汚い女、純白ウエディングドレスを着る資格はない。」
この繰り返しと、「俺は純白ウエディングドレスを着れる女と結婚したかった」の涙の繰り返しで、
この人を、これほど苦しめてるの存在に疑問を持ち分、汚い女、純白ウエディングドレスを着る資格はないと洗脳、完全に洗脳されたA
親に相談もできず、
頑張って笑顔で「友達がくれたウエディングドレス気に入ったから、サイズだけ合わないからリメイク屋さんに持っていって直してもらって着ることにするね!」
Aの母は母親として何かを察した、言葉には出さなかったが、察してくれた。
すでに産まれた1号の祖母としても。
察した上で、「リメイク屋さん一緒に行こう。」と言ってくるれた。
本来タイトなドレスで、元々白にゴールドが混ざっているような黄色が少し混ざっているような白?だった。
背の高い女性だったので、丈も身幅も、袖丈も全部あっていなかった。
店員が「お母様のですか?娘さんが着られるの?」
AにもAの母にもキツかった。
よく見ると、袖が指先まで細かいビーズがついていてそこがこのドレスのポイントだった。
中指で引っ掛けるタイプ。
「袖丈あってないから、ビーズもだいぶ外れてますね。補修はできますよ、それと娘さんは背が高くないから、丈をフラットにして腰からドレス用のオーガンジー入れて膨らませて着たほうが可愛いとおもいますよ。」
Aは何も考えられなかった。
今何してるんだろう?
なんで服のリフォーム屋さんに来てるんだろう?
お母さん私なにしてるの?
私を産んでくれて、ここまで育ててくれたお母さんをも私は苦しめてるの?
ごめんなさい、私もういないほうがいいのかなあ?
でも、1号は私が育てるからまだ死ねない、こんなところで死んでいられない、だって何度考えても私悪いことしたのかなぁ??
リメイク屋さんを後に、AとAの母は同時に、お互いの心配をしていた。お互いそれがわかった。
当時はモラルハラスメントや、DVという言葉は、当たり前ではなかった。
昭和の戦時中に生まれたAの母は男を立てる、女さがるのが当たり前で育っていた。
この、気持ちをどう表すのがいいのか、きっと苦しめてしまったに違いないとAは思った。
手作りチョコレートケーキです、美味しかったぁ!!
読んで頂きありがとうございます。
今日も明日も素敵な一日を✨✨
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