FIFAかウイイレか【総括版】(2022更新)
はいたこすです。
今回は、ウイイレ(イーフットボール)とFIFA、この二つの作品がサッカーゲームとしてどちらが優れているのか、超個人的に評価をしていきたいと思う。
評価については、ライセンス、仕様(どんなサッカーが出来るのか)、オフラインモード、オンラインモード、主にこの四つについて語りながら判断していく。
ライセンス
サッカーゲームでいうライセンスとは、実在する各リーグや各サッカークラブを実名や実際のユニホームで使う権利のような物である。
これがない場合、偽名や偽物のユニホームでプレーするハメになる(ウイイレは超ダサい↓)
このライセンスは、どちらか一方の作品が一つのチームを独占という形も少なくない。
ラリーガ、プレミア、セリエA、ブンデスのライセンスはおろか、多数のクラブライセンスもFIFAに独占されているため、ウイイレではこの4リーグの大多数が偽名や偽ユニフォームである。
バルセロナやユベントス、アタランタなどのチームの独占ライセンスはウイイレが持っており、FIFAではセリエAのいくつかのチームは偽名。
とは言っても、FIFAではほんの一部のスタジアムのライセンスやチームライセンスを持ってないだけ。
よって、ライセンスに関してはFIFAの勝ちかな。
もっと詳しく知りたい方はこちらを見てくれ↓
https://deeppes.com/2022/03/18/fifa-uiire-efootball-raisense/
試合(使用感)
ここで言うゲーム性とは、どんなサッカーができるか。
これに関して言えば、近年リアルサッカー化の傾向にあり、全てのプレーの難易度が高い。
中でもよりリアルサッカー寄りなのがefootball2022であり、もう少しできることが多いのがFIFA22といった感じかな。
ちなみにefootball2022は、その仕様が重すぎて炎上している↓
https://deeppes.com/2021/10/01/efootball-2022-tatakaikata/
よって仕様に関してもFIFAの方が優勢かな。
仕様に関してもう少し詳しく知りたい方は、こちらからどうぞ↓
https://deeppes.com/2022/06/07/fifa-efootball-sitou-siaikann/
キャリアモードVSマスターリーグ(オフライン)
ここでは、オフライン下での最も遊ばれているチーム運営モード(FIFAはキャリアモード、ウイイレはマスターリーグ)の評価をしていく。
まずこのモードでは、自分の好きなチームを選ぶことが多い。
その点、偽名や偽ユニフォームが多いウイイレは、少し不利だろう。
FIFAでは、欧州の超有名リーグから辺境のマイナーリーグまで実録されているが、ウイイレはそれに比べてかなり少ない(そもそもブンデスリーガはない)
作ろうとすればつくれなくもないが、神データを導入する以上に面倒である。
各モードの特色
FIFAは実際にクラブを運営しているようなモード、ウイイレは自分好みのチームを作って試合するモード、と言う風に感じた。
FIFAでは選手との移籍や契約更新、チームの運営資金の管理など、かなり気を使ってプレイしなくてはならない。
また、主力選手の怪我、放出など困難な出来事も多く発生する(一応難易度は選べる)
まるで自分が本当にそのチームの監督や経営者になったかのような体験をすることができ、一種のシュミレーションゲームをプレイしてるかのようなモードである。
それに比べてマスターリーグはめちゃくちゃ簡単。
キャリアモードと比べて契約更新や資金管理、移籍などスムーズに進む(怪我なんか滅多にない)
最近の作品まで、試合の難易度レベルしか選べなかった(確か2020から運営の難易度も選べるようになったかな)
難しいことは抜きにして、好きな選手で思うままのチームを作り、試合のみを楽しみたい方にはうってつけかもしれない。
転生したらレジェンド選手になった件
また、マスターリーグには一つ面白い要素がある。
それは引退した選手が、10代になって下部組織や無所属で出てくること。
例えば筆者がマスターリーグをやりこみすぎてたウイイレ2018では、一年たつと40歳トッティが引退するのだが、次の年から下部組織や無所属で18のトッティが登場する。
もちろん能力は年齢相応より少し高いくらいの能力値だが、若いうちから試合で使うとかなりのスター選手に成長する。
もちろんトッティだけではなく、何年も経つと今のベテラン選手がほとんど引退してほぼ無料で有名な選手を若い状態で獲得が可能。
要するにウイイレのマスターリーグでは、年月を重ねるほど、簡単にドリームチームを作ることができる。
それは一介のサッカーファンとして、かなりの魅力的な要素であると筆者は考える。
よってオフラインのモードでは、両作品の評価は引き分けである。
UT VS My Club(オンライン)
各作品で最も人気がある両モード。
二つとも自分の好きな選手やチームを作りオンライン(対人)で試合をするのが醍醐味だが、大きな違いが幾つかある。
各モードの特色
My Clubではあくまで試合をメインに楽しむように作られているが、UTは試合以外の点で多く楽しめる要素が存在する。
選手の転売、SBC(選手を消費して様々な報酬をえる)、目標、スタジアムのカスタマイズ、ドラフトなどなど…
やり込める要素は圧倒的にUTの方が多い。
しかし、その分時間がかかるともいえる。
その点My Clubでは、試合以外で時間がかかることや難しいことはそんなにない。
難しいことを考えずただ試合がしたい人にはMyClub、試合だけじゃつまらないので他にいろんなことがしたいと言う人にはUTをお勧めしよう。
選手の入手
選手の入手方法は2つの作品で多く異なる。
MyClubは主にガチャ。
能力が高い選手は、課金しないと手に入らない仕様になっている。
しかも天井(ガチャ上限)なし。
UTではガチャだけではなく、転売や目標、SBCなど入手方法が多く存在する。
その点、無課金や微課金でも十分戦えるが、目標のクリアや条件に合ったスカッド作成など、かなり時間はかかってしまう。
また、UTはガチャの確率がすこぶる低い。
イベント選手が当たる確率は1%に満たないことも少なくない。
MyClubは、3%くらいかな。
課金
断然UTの方がお金がかかる。
というのも、FIFA自体、勝つためにはプレイヤースキル(PS)より選手の能力が重要である。
勝ちたい場合は、より強い選手を求めればならない。
逆にMyClubの場合、PSの方が大事。
滅茶苦茶強いみたいな選手はかなり限られていて、それ以外は一定の能力があれば大差ないかな。
ただそこまで選手に個性がないともいえる。
FIFAの場合、能力も細やかで攻撃&守備意識などその選手によって個性がまるで違うので、その点は面白い。
ガチャ確率の差もあるが、UTでは選手の差が非常にあり、MyClubの方はそこまでなく選手にこだわらず楽しむことができる。
プレイヤー
MyClubでは、みんな同じような選手、戦術、プレースタイルのプレイヤーが多い。
というのも前述の通り、リアルサッカー化により攻め方や守り方、戦術などが限られているから。
特に中盤を無視したより直接的な攻め(ロングボール、裏抜け、クロス、かっさらい等)を軸にした攻め方が多い。
UTの方は、出来ることが多くその分プレイヤーのスタイルも多いので多様性という意味ではUTの方が良いと思う。
また、UTの方が難しい事が多いので、年齢層はMyClubより高めのような気がする。
MyClubは年齢層が低いので、煽られることも多少多いかな。
勿論UTで煽られることもあるが、いい歳ぶっこいで煽ってるということなので、かなりヤバいやつだと思っていい。
総括
やはりこうやってまとめてみると、両作品良いところも悪いところもあり、人によってどちらの作品がいいか分かれやすいのかなと思う。
ウイイレは、あくまで試合をメインにしたゲーム性で、試合以外で小難しいことがそんなにない。
FIFAは、試合以外の要素が充実しており、難易度は高いが、ある意味リアルサッカーぽくて面白いのかなと思う。
とにかく試合を楽しみたいという人はウイイレ、リアルサッカーぽくサカゲーを楽しみたいのならFIFAがいいだろう。
しかし、ウイイレに関していうと年々使用がひどくなっていって試合を楽しめなくなりつつある。
試合をメインに考えているだけに、試合自体が面白くないのは死活問題。
最新作であるefootball2022が楽しめなすぎ&仕様酷すぎてユーザーから酷評を受け、発売予定から4ヶ月経った現在(2022年2月)も体験版としてしか遊べない。
ということで、2022年現状はFIFAが優勢ってとこかな。
ウイイレ(イーフト)は全くなんとかして欲しい物だ…