efootballはサッカーゲームの本質をはき違えた
はいたこすです。
今回は新作efootballの不満について書いていく。
その仕様などについてはこちらをどうぞ↓
https://deeppes.com/2021/10/01/efootball-2022-tatakaikata/
この仕様にしたKONAMIの意図
前作と比べると、様々な面で大きな変更が加えられたefootball2022。
筆者は特にプレー面に大きな欠陥があると考える。
今まで以上に一つ一つのプレーを成功するのが難しくなったうえ、チーム全体で出来ることが極端に限られ、プレイヤーに大きなストレスを与える作品となってしまった。
カーソルを当てた選手の選択肢は増えたが、当ててない選手はほぼAIに頼るしかない。
要するに1人の選手としてはできることが増えた(厳密に言うと細分化した)が、1つのチームとしてできることが減ったと言う感じかな。
これは完全な予想なのだが、KONAMIはサッカーにおける1vs1をより面白く、リアルに再現したかったのだと思う。
そもそもプレーのランダム要素が強くなり、1VS1がまともにできないので、その方向性は見誤っている。
確かに今までのサッカーゲームにない面白い試みではあるが、サッカーゲームとしての根本を違えたと筆者は考える。
履き違えたサッカーゲームの本質
今作のefootball2022はよりリアルサッカーを目指した作品であるともいえるのだが、わざわざリアルサッカーを模す必要はない。
そもそもリアルサッカーとサッカーゲームは似て非なるものである。
とくにサッカーゲームは上空から見下ろしたような視野を持って超一流の選手たちを自らでプレーをし、リアルサッカーではありえない非現実的なプレーを可能としたものである。
その快感や楽しさも誰でも味わうことが出来るのがサッカーゲームの醍醐味である。
お分かりいただけただろうか。
efootball2022では、そのサッカーゲームの大きな醍醐味である非現実的なプレーを自ら封じてしまっているのだ。
もともと、数年前からのウイニングイレブン作品でリアルサッカー化の波は感じていた。
年々、一つ一つのプレーが難しくなっていき、ユーザーのストレスと不満も比例して大きくなった。
今作のefootballはその究極系かつ集大成で、ユーザーの今までたまってきた不満が爆発し大炎上という形となって現れた。
またプレー面では、ユーザーたちが難しくなっていくプレーを覚えることをあきらめて、より直接的な攻めや運ゲーに走ってしまうユーザーも多く、リアルサッカー化という目的を果たしているとは言えない。
これからコナミは何をすべきか
わからない。
はっきり言って。
今回はプレー面(試合仕様)について書いたが、efootballについて、バグ、まだ体験版なの?問題、などなど、もはやどこから手を付ければいいかわからない状態である。
筆者はゲーム作った事がないので、どれだけ時間がかかるとか、どれだけ難しいとか、マジで知らないけど、ただ一つ長年ウイイレユーザーとしてやってきて確実にいえることがある。
それはコナミさんが今までユーザーの声に耳を傾けていたら、違う結果になっていたということだ。
散々このブログでも投稿してきたけど、コナミさんはユーザーの意見を聞いたことがあっただろうか。
その年の作品の仕様がひどくてもそのままだし、回線問題なんてオンラインが出てから言われてるけど今の今まで改善される様子ないし、こんだけ課金させて引継ぎがないし、そのほかにもいろいろたくさんあるが、挙句の果てにモバイルとクロスプレーって…
コナミさんが聞く気がないのか、ユーザーが少なくなって(少ないのもコナミのせいだけど)声が届かなくなったのかわからないが、はっきり言ってゲームなんてユーザーありきのものである。
たとえ少数のコンソール版とはいえ、ゲーム制作側としてユーザーの意見を聞く努力は必要である。
今回の炎上は、ユーザーでなく目先の利益を優先したコナミさんにとって当然の帰結だろう。
偶然ではなく必然、なるべくしてなったと言える。
ある意味、筆者はいい機会だと思う。
今までさんざんわがままに付き合わされたけど、コナミさんにとっていい加減痛い目をみて学ぶ時が来たんだと思う。
辞め時だはっきり言って。
今まで滅茶苦茶ウイイレやってきた人には悪いけど(自分)
この期に及んでefootballやるのもコナミさんにとって良くないと思う。
大丈夫。
俺たちは、こんなにストレスと不満ををためるゲームやってきたんだ。
どんなゲームやっても楽しめるさ。
またどこかで会おう
さようならウイニングイレブン。