円満だったはずの結婚が壊れるまで
私と元旦那は同い年。18歳でお互い一目惚れで付き合い始めて、最初の10年は本当に幸せだった。お互い大好きで、周りからも「理想のカップル」なんて言われてたっけ。いつも一緒でお互い運命の相手だって思ってた。今思えば本当に若気の至り笑 23歳で結婚し、すぐに第一子を出産。28歳で第二子にも恵まれ、順調に家族を築いているように見えた。
でも若くして結婚したばかりに、お金には全然余裕がなかった。生活に追われるうちに、だんだん心にも余裕がなくなっていった。私はつらいコールセンターでフルタイム勤務をしながら家事も育児もほぼ一人でこなすワンオペ状態。疲れが溜まるばかりだった。
一方、彼は浮気もせず、私にベタベタだった。普通ならそれは幸せなことなんだろうけど、当時の私にとってはむしろ重荷だった。甘えてくるばかりで、私を助けてくれることはほとんどなかったからだ。
そして、34歳で離婚。結婚当初は何でも彼を優先していた私だけど、振り返ると嫌なところばかりが思い出される。原因は一言でいえば「価値観の違い」。でもそれだけじゃない。10年もの間、ワンオペ育児とフルタイム勤務で疲れ切った私に、価値観の違いがとどめを刺したんだと思う。
次回は、この「価値観の違い」について、そしてそれがどうして離婚に至ったのかを具体的にお話しします。私の経験が、同じような悩みを抱える誰かの参考になればと思います。