創業ってどんな感じ? 活動備忘録#1
はじめまして。今回が初投稿となります。よろしくお願いいたします。
ここでは創業に至った経緯や、創業時の山あり谷ありを記録していきたいと思います。
もちろん情報発信の意味合いもありますが、自分自身の振り返りや備忘録のために記録しておきたいという意図もあります。そのため乱文やつかみどころのない文章になることもあるかと思いますが、ご容赦下さい。
社会人人生の振り返り
大学・大学院を卒業して、最初は世間で言う大手の優良企業に就職いたしました。しかし、結局会社勤めが性に合わないのか、6社を転々転職し、最終的には個人事業主(フリーランス)を始めるに至りました。
会社勤めが合わなかった理由は、会社の非連続な成長と、自分の成長のギャップによると思っております。これまで勤めた会社はすべて、
M&Aで買収・吸収された(会社全体、一部事業)
M&Aで買収・吸収した(会社全体、一部事業)
グローバル化や、IPOなどによる急速な事業拡大
のどれかに当てはまっていて、私が勤務していた当時のカルチャーが今も残っている会社は皆無と言っていいです。非連続な成長はブレークスルーを起こすメリットもある一方、渦中の者には相当なストレスであり、私も2度、体を壊したことがありました。
これだけ日本の社会構造が変わろうとしている今、どの会社に勤めても、数年経てば、売り買いされてカルチャーが変わってしまうのだろうと思い、会社勤めは辞め、個人事業主として独立しました。
これからの進むべき方向
個人事業主となっても、経営コンサルタントの看板を掲げているので、おかげ様でそれなりに売上を立てることは可能で、このまま数年フリーランスであっても良かったのですが、幸せなことに元同僚が参集してくれ、仲間ができたこともあり、小さな会社を作ってみようという気持ちに至りました。
これから作る会社は
無理な拡大はしない。自然な成長速度を守る
なるべく外部資金調達はしない
コンサル事業をキャッシュカウとして、投資原資を作る
メンバーのやりたいことを新たな事業の柱として徐々に実現させていく
を約束事として発足させます。今日現在まだ法人化はしておりませんが、キャッシュカウのコンサル事業は好調で、次の柱として健康増進事業を少しずつ立ち上げているところです。
どんな会社を作りたいの?
会社というよりも、サークルのイメージが強いかもしれません。会社という共通のプラットフォームの上で、それぞれの社員がやりたいことをする。そういうカルチャーが理想的です。
ロケーションフリーで所在地がどこであっても参画が可能にし、タイムフリーで自由な就業時間設計を可能にしたいと思います。
例えば、スキルアップのために短期で留学したい方がいらっしゃれば、その期間バケーションしていただいてもよいし、タイムフリーで時差勤務パートタイムで働くことも可能な制度設計をしたいと思っています。
自然な成長を遂げる会社としたいので、どんなに増えても10名超えない小さな会社としたいです。それは10名を超えると直接民主主義的なマネジメントができなくなるためです。
古来、日本人は話し合いを重んじてきました。聖徳太子が作ったとされる十七条憲法(西暦604年)には、こうあります。
これは、有名な「和をもって貴しとなす」です。しかし、17条までご覧になった方は少ないのではないでしょうか。17条には、
すなわち、重大な意思決定をするときは、チームで議論して、過ちを起こすリスクを低減しなさいと書いています。既に1,400年も前の日本人が、議論をしなさいと言っているのです。常にチームで話し合って会社をより良くしていきたい。それができるチームのサイズは高々10名程度ではないかと思うのです。
目指すカルチャー
最後に目指す会社(チーム)カルチャーについて記載したいと思います。先日チームのキックオフで、戦略的な(計画的な)失敗をどんどんして、学びを得るカルチャーにしたいと宣言しました。
失敗を許容するカルチャーは多くあると思いますが、それを戦略的に行いたいのだと。
マイケルジョーダンの名言を引き合いに出して、
この名言を見たとき、私は単に「失敗を沢山したから成功した」とは読まなかった。単純な疑問として、なぜ10,000じゃなく9,000と言ったの?なぜ20回以上でなく26回と言ったの?overとalmostの使い分けは?
この疑問を持ちながら何回か読み直してみると、彼は(無意識に)失敗をカウントしているんじゃないかと気が付きました。
単に無防備に攻め入って失敗するのは、単なる馬鹿だと思うのですが、マイケルジョーダンのように成功から逆算して必要な失敗を戦略的(計画的)に行い、それを全員で称賛できるカルチャーを作っていきたいのです。
とりとめもない文となってしまいましたが、次回からは簡潔に書いていこうと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?