サトノレイナスの再現せよ!「クールキャット」
優駿牝馬(第82回オークス)(GⅠ)(3歳 国際 牝馬 定量)2400m芝
まず始めに桜花賞(GⅠ)について。
1:31.1ソダシ(12.1-10.8-11.2-11.1-11.6-11.2-11.2-11.9) ペース(+0.7) 中間6F67.1-中間4F45.1=22.0
従来のコースレコード1:31.9を0.8秒更新した大レコードだ。ストゥーティが速い流れで逃げてハイペースを刻んでいて作り上げられた(流れに引っ張られた)レコードではない。ただ、ハロンタイムからみれば、絶好の芝の恩恵に寄るところが大きいと思う。ハロンタイム3F目から7Fにかけて(→11.2→11.1→11.6→11.2→11.2→)と緩急のない流れとなっている(最遅11.6-最速11.2=0.4)の中で推移している。東京の中距離になると緩急の流れになりやすい。そういう流れを経験して来た馬に有利に働く。ソダシの吉田隼人騎手は「逃げる」と作戦を公表している。中間、流れを緩め直線の長い東京コースに末脚を温存できるかどうかにかかっている。それが出来れば直線で伸びる。そうすれば勝てるはずだ。
桜花賞から7頭が出走して来た。専門紙の馬柱には「前半3Fと後半3F」が記されている。レース中間2F「22.7」。それぞれの馬達は隊列が決まり「22.7」秒前後で走っている。
◎5番クールキャットが、それを阻むだろう。
参考レース
フローラステークス(GⅡ)東京2000m芝
1:59.4(12.5-11.4-11.3-12.1-12.9-12.8-12.6-11.3-11.0-11.5) ペース(-1.0) 中間8F95.4-中間6F73.0=22.4
レースは、アンフィニードルが5F通過「60.2」が二番手を5〜6馬身離して逃げている。だから、逃げている馬を別格にすれび、二番手の5F通過は推定で「61.5」だろうと推測される。よって(-3.5)の超スローペースが本来の姿である。それを象徴しているのが、出走馬17頭中13頭が自身の上がり3Fを33秒台で走り抜けている点が、超スローペースを証明している。
ハロンタイム
6F→8F(→12.8→11.3=1.5)
7F→9F(→12.6→11.0=1.6)
勝ったクールキャットの自身のラップは1:59.4(36.8-49.2-33.4)だ。ゴール手前200mで先頭に立ち押し切ってしまった。9F目「11.0」の地点を10秒台を駆使しているということである。「11.0」を「11.0」の脚を使っても差は詰められないどころか先頭に立つことはできないからだ。急激にペースアップしたところで強烈な末脚を使ったということである。鋭い決め手は、直線の長い東京コース向きである。
その鋭い決め手で、ソダシを追い詰めるだけではなく差し切って欲しい。それが出来る決め手をフローラステークスで魅せてくれたのだから。
馬券は、単勝、馬単、馬連、ワイドに投資する。5番から相手に(11、7、13、9、18)と押さえに(17、15、2、1)。穴に(4)とする。
オマケ