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焼尻島の話〜めん羊まつり:その3〜

またまた間が空きました…。
前回は船酔いしつつも、島に上陸したところまで。

今回は、ついに肉を買って食べます(笑)

さて、雨の焼尻島に無事上陸、船酔いから私は復活、娘は多少復活。ブルーシートを屋根代わりにしたお祭りゾーンで肉を買う列に並びます。

肉の販売ポイント
タコ飯とか焼き鳥とかのお店


とりあえず、だんだんお腹が減ってきて、肉を買うまで我慢できぬ!となった私は列の道中にあるお店でたこ飯とたこ焼きを購入。並びながら、すぐ食べました。
ぁあ、うめぇ…空きっ腹に染み渡る…!

たこ焼き、うめぇー!

ひたすら待って肉を買います。
肉はラム、マトンの他にも何種類かあって一度に買える数が決まっていたけれど、まずは全種類買ってみました。

さて、どこで焼こうか…?
うっ…席がない!!さすが、プロの皆様はすでに席についてアルコールをたしなみながら、楽しげに肉を焼いていらっしゃる!これは空きを待つ、って感じじゃない。
どうする、ここにきて、肉だけ買って終わりとかあり得るのか??となった時に、スタッフの人が声をかけてくれました。
「焼く場所探してますか?」
ええ、さがしてますとも!ということで、島っ子食堂へ案内されて、ちゃっかり店の軒先で肉をいただくことになりました。

娘の顔色もほぼもとに戻って、早速焼き始めます。

買った肉を並べてみる(笑)
早速!焼く!
どんどん焼く!
いっただっきまぁぁぁすぅっ!

どうよ?
おいしいかい?
おいしいじゃろ?
美味しいと言うといいぞ!?
と、満面の笑みで迫る私に娘は
「美味しい!…けれど、本調子じゃないから、心から美味さを楽しめない」
とのこと。オーマイガー!でも、美味しいと言った(言わせた)から、今回はまぁいいか。

そんなこんなで、無事に肉を食べ終わり、島っ子食堂のお母さんにお礼を言って、フェリーターミナルの建物へ。

島っ子食堂さん、今回もありがとうございました

晴れていたら、島の良さを体感してもらうのと、めん羊牧場を見に島を連れて歩こうと思っていたのだけど、この土砂降りじゃどうしても無理。
一番早い船で羽幌に戻ろうということにしました。

フェリーターミナルで酔い止めを買って、乗船準備。お土産に配っていた羊のマスコットをいただいて、もしかしたらこれが最後かも?みたいな文言が書いてあって、最初で最後になるのか…めん羊祭り参戦…と悲しくなったり。

なんか、このメッセージ泣ける
フェルトの羊、可愛い

そんな複雑な気持ちになりつつ、羽幌に向かう高速船に乗り込む私たち母娘。

高速船出港。
高速船も揺れるのを覚悟していたのだけど、なんと、これが全く揺れず、超快適。フェリーと違って目線の高さが低くて、水面を目の高さより少し下に見つつ、あっという間に羽幌港。
娘は酔わなかったと大喜び。
かくいう私は、フェリーの船旅感が足らん、とちょっと無念(笑)

これで私の2023年シーズン焼尻島訪島は一旦終わりになりました。
2024年はシーズン初めから通うぞぉ〜と気合いを入れて羽幌を離れ、札幌に戻ったのでありました。

なかなか進まない話にお付き合いありがとうございました。
次は2024年シーズンの話をのんびり綴っていきたいと思います。

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