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焼尻島の話:初訪島その2

前回からちょっと間が開いてしまいました。
今回は焼尻島に上陸するところから!

私が乗り込んだフェリーは羽幌港を8:30に無事出港。
天気は上々、海は穏やか、デッキで風に当たるのが気持ちいい。かもめがフェリーについてくる。
目的地の焼尻島が少しずつ形をはっきりさせて、大きく見えてくる。

 島が少しずつ、形をはっきりさせてきた
カモメがついてきた

羽幌港出港から1時間。
フェリーが汽笛を鳴らして、めでたく焼尻港へ入港。
ついに来たぜ!焼尻島!!はじめまして焼尻島!!
早くフェリーから降りたいわ!!
前の人たちが降りるのをジリジリとした気持ちで見つめつつ、やっと私の番!タラップ(でいいのかな?)を降りて、焼尻島の地面に足をおろして。

緑の多い焼尻島

やったー!マジで来た!ついに来た!
とにかくテンションダダ上がり。そして、変な話、自分ひとりでここに来た、ってあたりが、さらにテンションを押し上げて。 そこら辺にいる人みんなに「はじめまして!」と握手して回りたい衝動に駆られるくらいテンション高かったかも。それくらい嬉しかった初訪島、初上陸。

さて、次は島巡り観光タクシーに乗るぞぅ!

…と思ったら、フェリーターミナルにはそれらしき車も看板もない。
え?どういうこと?
いや、困るんだけど?
焼尻で下船した人たちはすでにフェリーターミナルから姿を消して、残っているのは私くらい。
困った時は人に聞くのが一番、フェリーターミナル内の観光案内所に聞きに行ったら、
「え?いないの?」
とのこと。調べるからちょっと待って…と言われて、待っていたら、フェリーの前に到着した高速船のお客さんを案内しているようだから、戻ってくるのを待ってて、とのこと。
そうか、確かにフェリーの前、8:00に高速船が羽幌を出てたな。ぐぬぬ…高速船め…侮れぬ。

そんなわけで、天気のいいフェリーターミナルで観光タクシーが戻ってくるのをのんびり待つことに。
普段の生活にはない静けさ、ゆったりとした時間の流れ、キラキラ光る海と澄んだ空、ただ座っているだけなのにそれだけで心が満たされて、穏やかな気持ちになってしまう。
この気持ちになれただけでも、島に来てよかった。

フェリーの次の目的地は天売島
いってらっしゃーい!

さて、次は観光タクシー編。
どうぞお待ちくださいませ。

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