しぶんぎ座流星群チャレンジ
年明け早々、1/3〜1/4にかけて【しぶんぎ座流星群】が極大を迎えると聞いて、これは見に行かねばならぬ!となった私。
https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2025/01-topics03.html
これは支笏湖で観察してみましょうぞ。
NAOJの情報は東京基準なので、北海道の情報はないかなぁと思って探したら、ありました。それによると、北海道は1/3 23:00〜1/4 2:00という、比較的浅い深夜帯が見頃らしい。
東京より緯度が高いせいなのかなぁ、時間が早いのは。
まぁいいや。
たまたま実家(千歳市)にいたので、22:00に出発。車を支笏湖に向け流します。支笏湖に向かう道路には「100キロババア」という都市伝説があって、車を夜に1台で流してると、四つん這いの老婆が高速で車を追いかけてくるとかなんとか。
息子に鹿より100キロババアに気をつけろと言われて送り出され、バックミラーを気にしながら走ったけれど、とりあえず、追いかけられずに済みました(笑)
温泉街は明るいのでスルー。そして、湖畔道路の駐車帯へ。
車を停めてエンジンを切ると、真っ暗闇。うん、これは星を見るのにちょうどいい。
車を降りて空を見上げると、北の方に少し雲があるものの天頂から南にかけては晴れていて、綺麗に星が輝いています。
うん、これならイケる!
と思った23:00。まずは写真撮っておこうかな?
首が折れるんじゃないかくらいの勢いで空を見上げ続けるものの、一向に流星は見えず。写真に写らないかなぁと思って何枚も撮ってみても、写るのは美しい星空ばかり。
そうこうしているうちに全天曇ってきて、支笏湖での観察は中止。場所を変えてみようと決心したのが24:00すぎ。
再度、100キロババアに注意しつつ、千歳市街方面へ車を流して、市街地を抜けて次の目的地として目をつけた場所へ向かうものの、現地が思ってたより明るいし、車がちょこちょこ来るので、流星群観察は絶望的…ということで半ば強制終了。
その代わり?キラキラ光っている樹氷を写真に収めてきました。
この時、気温は-17℃。ちなみに、支笏湖畔は-7℃でした。水辺で山の中のほうが市街地より暖かかったのが不思議。どうしてなのか教えて欲しいです、理由がわかるすごい人。
結局、深夜2:00くらいに帰還して、しぶんぎ座流星群観望敗退にて終了しました。来年こそはリベンジ果たしてやります。
っていうか、年内で他の流星群観察で勝利(流星肉眼観察、写真に収める)したいところです。
今回は寒いし、疲れたし、さらに流星は見られなかったしで散々でしたが、真っ暗闇で星のキラキラと支笏湖の水音だけに一人包まれた時間は不思議な充足感を感じたいい経験になりました。
※ヘッダはクリスマスに息子からもらったNAOJ監修 天体望遠鏡組み立てキット。
1/3深夜は寒くて天体望遠鏡どころじゃありませんでした(笑)