【Ord3】viz作成時にミスしがちなところをまとめてみた
今、DATA Saberの最終試験に向けて復習を始めたのですが、
どうしても毎回ミスしてしまうところがあるので自分への戒めと、今後viz作成の際に押さえておくべきポイント集としても活用できるようブログにしました。
※解き方について直接触れているものではありませんので、解き方の復習をされる方はKTさんのYouTubeに立ち返ってください。
1. アクションの編集
何かを選択したい時、除外したい時などあるシートを元に、他のシートにアクションを起こしたいときについてです。
先読みしてシートを作った時点でフィルターを設定しようとしがちですが、簡単にする方法があります。
まずは先にダッシュボードを作ってしまって全体像を掴みます。
さらに漏斗マークで、フィルター元のシートを選定します。
その後に、シートに立ち返りフィルターにあるアクションから設定をします。
ここで注意、
ダッシュボードで漏斗マークを押しただけでは各シートにアクション反映はされません。
なぜなら、ダッシュボードで起こったアクションが、そのシートにとってのフィルターをかけられた状態となるから、フィルターにアクションが出てくるためです。
なので、ダッシュボード上で何もアクションしなければ、他のシートからしたら「何か起こりました?あのシートさんが勝手にフィルターしますと宣言しただけだよね?」みたいな状態になります。
これはQ1を解く際に気をつけたいポイントになります。
2. カラーの使い方
ここではQ2をはじめとしてOrd3の問題に出てくる赤字黒字問題についてです。
問題を解き始めると、色分けして分かりやすくしたいと思うのですが、すっかり赤字黒字問題を解いていることを忘れて、何色にしよっかな🎵となってしまいます。
なので、「赤字」や「黒字」の文字が見えたら、見る人にも分かるように「赤と黒の分化」のカラーチャートを使うことを思い出したいです。
さらに、赤字黒字について言及するのであればステップドカラー設定から、2ステップにして、はっきりと赤字黒字を表現します。
この時Tableauが自動で0より大きければ正の値、小さければ負の値として色を配分してくれます。
Q2,Q10で使うことができます。
また、上記のやり方ではないですが、Q8でもセットで黒字顧客について扱うため、私は凡例から手動で赤と黒にしてみました。
3. 何かの基準と比較するとき
問題を読んで、何かの基準がありそれと比べてやらないと、と思うと一番に「リファレンスライン」が出てくるかと思います。
リファレンスラインは、グラフを作成する部分↓に対象ピルが存在していないと、その対象ピルのものは使用できません。
もっと分かりやすく言うと、リファレンスラインを設定する際に
以上の画面のようなところでパラメータ設定をしてやると思います。
(写真で言うと2015年の売上、2016年の売上などと表示されているところ)
楽に思いのままにリファレンスラインで基準にするピルを選択したければ、マークの詳細にその対象を入れておき、写真のような選択画面で選択部分に表示されるようにしておくことをおすすめします。
また、この時にフィルターにリファレンスラインに使用したいものを入れてしまうと、リファレンスラインとして選択することができません。
確かに、基準にしたいのにフィルターで削っちゃダメだよな、と分かっていてもやりがちなので注意です。
4. 「1行単位」の言葉の意味
これは主にQ4についてなのですが、初め問題を読んで「1行単位」とは…???と頭の中がはてなになっていました。
(利益について今まであまり深く考えずに合計で扱ってきたので、、、)
この言葉の意味は、元データをイメージした時にエクセルに1行ずつデータが入っている状況でそのうちの利益部分だけ取り出すと言うことです。
要するにTableau用語で説明すると、「メジャー」を「ディメンション」に変更すると言えます。
何も考えずにドラッグ&ドロップすると利益は、合計利益として出てきますがこれは値を全て計算した値になっているため、例えば、”電話機”の利益は一つの値として出てきます。
これをディメンション変更してやると、”電話機”の利益情報を持つものすべての結果が反映できるので複数個のプロットなどで表されます。
Q4オプション問題やQ7でも上記の考え方をすると良いと思います。
この問題を通して、問題を解くことだけに目を向けてしまっていたことに気がつきました…。
問題を読んだ時点で必要な情報とその在り方についてパッと思い出し、そこからどんな形でそのデータを抽出してくるのかを考えなければなりません。
ぜひチャート作成時に頭の片隅に入れておくこととして参考にしてみてください!