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書評、推し燃ゆ

*ネタばれ注意

今更気になっている人は多くないかもしれないが
この本は記憶に残ったので書きたい。

ザックリ話すと社会不適合な少女のお話なのだが
構成が本当に見事。

時間軸を「推し」のイベントでしか判断できないのだ。
推しがグループを抜ける、推しがファンに暴力を振った。

自分の現実から逃げるように推しにのめり込んでいて
だのに推しに対してどこかドライなその姿は歪な執着の理由そのもの。

ゾクッとするような、心が締め付けられるような、そんな本だった。

みんなの感想も気が向いたら書いてくれ。
こうしたら見やすいよとか、そういうアドバイスがあればそれも頼む。

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