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【読書ログ】リーダーシップに出会う瞬間~成人発達理論による自己成長のプロセス(4回目_第6章~終章、おわりに)@社内の読書会

リーダーシップに出会う瞬間~成人発達理論による自己成長のプロセス
有冬 典子 (著), 加藤 洋平 (その他)
https://amzn.asia/d/0dPbSNE8

3つの読書会に、平行して参加しています。社内で部活制度が発足した際、会社の金を使って本を手に入れたい!というモチベーションで立ち上げました部活で、その読書会の選書本です。その時つけていた感想の走り書き。そのうち統合してまとめたい。

感想まとめ

共感できるところと、よくわからなくて何度も読み返した部分があった。

共感できたところ

  1. 脳内にあった自分の気持ちが言語された時の快感、おもしろさ

  2. 自分の価値観や理念を内省し続けたいと思い、行動を継続すること

また、社内学習会活動を立ち上げてリーダーシップを発揮する経験を得たことは、

  1. 内発的動機付けにつながり

  2. 活動を通して恵まれた仲間や家族(特に夫)に支えられ

  3. 会社で過ごす時間を楽しくしたい!とより強く考えるようになった。

まさに、内側からリーダーシップを花開かせてもらう機会を得ることができたな、という手ごたえがある。きっと私は今、少なくとも社内においては、自己主導的段階のコアリーダーになることが出来ているのだろうと思う。

よくわからなくて何度も読み返した部分

  • 最後の壁を乗り越えると、本当の自分自身になる?

  • 自分なりの価値観を構築した瞬間に、私たちの存在―つまり真の自我―は私達から遠のいて行く??

何を言ってるんだわからない、と思って苦しんだけれど、何回も繰り返して味わっていたら、何かを掴みかけているような気がした。

最後の壁。それは、自分が一生懸命磨き上げた理念や信念、願いを「エゴ」にしないこと。
心の底から、時間や手間をかけて、たくさんの協力を得て磨き上げた玉は私にとって大切なものだけれど、そう思わない人もいる。
でも、受け入れられないことも受け入れる。
否定された時の自分の感情のゆらぎも受け入れる。
受け入れられないと言う相手のコアな願いにも向き合う。
そんな姿勢が取れる状態になったら、最後の壁を越えたと言えるのかな。
そして思ったことは、願いをエゴにしないという選択は、まだ変化できるってこと。新しい価値観も生み出せるってこと。発達には終わりがないってつまりそういうことなのか。と思った。
監修者もあとがきに書いているメッセージは、一生楽しめる!という前向きなメッセージだなあと思った。

焦らずに。自分の人生を楽しくするために、色んな自分に改めて向き合って楽しみたい。
そうしたらいつか、私も森尾さんのように「責任と限界を結びつけて自分を捉えていたい」という発言を、自分の言葉として表現することができるようになるのかもしれない。あるいは別の言葉が生まれるのかもしれない。
そんな未来の自分に出会えるのを楽しみに、年齢を重ねたいと願う。

気になったところ書き出し

第6章 コアリーダーになる!

  • p251スペース学びをとうして考えていたことが明確に言語化されていくことは、面白い

  • p252自己著述段階 自分独自の価値観を自分のことができる特性、自分の価値観や理念を絶えず内省して行こうとする姿勢

  • p253すべて社会に貢献しようとすることは、発達プロセスの中で必然的に起こる現象である

  • p254内側から華開く。発達を生み出す真の能力は外発的なものではなく、内側にあるということ。発達を生み出すのはこれらの多様な要因が相互作用し、花開くものなのだ。

    • 内発的な発達動機

    • 環境からの支援

    • 世界への関与の意思 

  • p258人からの授業や承認や優越感など、自分の価値を認めるのに自分以外の何かが必要だったのだ

  • p267骨や本心で人は繋がり合える。善悪の判断をするのではなくって適切な答えを創造するのだ

  • p276思い切って突っ込むと、それは消える向き合うと消滅する。でもその最中は怖いもの。

  • p279理念が自分のアイデンティティになってしまうことがある。アイデンティティーを失うということは、自分が無価値であると感じること

  • p280相手のコアな願いを考察する

  • 向き合い続けること。自分自身や自分の影の部分、自分の恐れているものに。そしてそれを受け止めて、無価値な自分も受容する。

  • p285相互発達段階(自己変容段階)の課題は?

    • 今までに構築した価値観を手放すこと。
      自分なりの価値観を構築した瞬間に、私たちの存在(つまり真の自我)は、私達から遠のいて行きます。

    • 多様な事故の側面は全体を表すものではないという認識をもつこと。自分の存在全体を受容すること

最終章 自分を本当に大切にする

  • p292仕事が追いかける側に立つと面白い

  • p293森尾さんが乗り越えた壁自分の無価値さを受け入れること、本当の自分自身になる。

  • p295メンバー全員が一つの生き物のようなチームになれたらいいそして自分の役割を等身大で引き受けていくこと

  • 責任と限界を結びつけて自分を捉えていたい

  • p297自分だけが勝つのではなく、地球活動の循環の一部になるそして効果的に機能する

監修・解説者のあとがき

  • その人らしさが内包された自分固有のリーダーシップを見出し、一生涯を通じて育んで行くもの

  • 人は創造を通じて自己を深める、社会に関与し、自らの人生および他者の人生を深めることにつながる。関与をし続けていく

  • リーダーシップは私たち一人一人の人生を深めるスキルである




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