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ベトナムの「オーイ!」は「すみませ〜ん!」という呼びかけ。ベトナムで大活躍のフレーズです

シンチャオ!(ベトナム語のこんにちはです)
ピーフォー追っかけ隊のわん吉です。

わん吉は今から10年ほど前にベトナムに住んでいた時期がありまして、その頃のベトナムのことを「ちょっとベトナムノスタルジー」シリーズとしてお届けしたいと思います。

トップ写真は10年前のホーチミンにて。移動手段はみんなバイクというバイク天国!




ベトナムの「オーイ!」は呼びかけの「すみませ〜ん!」

ベトナムの食堂で便利な言葉といえば、なんと言っても「オーイ!」でした。

日本でも「オーイ!」と言えば、誰かが振り向いてくれることと思いますが、「なんだよ!」と厳しめの反応が返ってくる可能性もあるので要注意。

でも、ベトナムでは大丈夫。試しに食堂で「オーイ!」と言ってみると、「はいはい、なんでしょう?」と店員さんがご用を聞きに来てくれます。

そう、ベトナムの「オーイ!」は、日本語の「オイ!」という失礼な感じとは違って「すみませ〜ん!」という呼びかけなのです。


食堂では「エム・オーイ!」

オーイ!」だけでも大丈夫ですが、ベトナムでは呼びかける相手によって使い分けます。

例えば、ちょっと年上の女性に呼びかけたい場合は、「チ(年上の女性の代名詞)」を使って「チ・オーイ!」で「おねえさ〜ん!」。
ちょっと年上の男性を呼ぶときは、「アィン(年上の男性の代名詞)」を使って「アィン・オーイ!」で「おにいさ〜ん!」。
年下の人を呼びかけるときは、男女を問わず「エム・オーイ!」です。

食堂やカフェのスタッフは若い人が多いので、彼らを呼ぶときはたいてい「エム・オーイ!」です。
「エム・オーイ!メニューください」
「エム・オーイ!お勘定お願いします」
という感じで「エム・オーイ!」は大活躍です。

また、「オーイ」は「○○さん」という丁寧な呼びかけにもなります。
たとえば「太郎オーイ!」だと「タロウさ〜ん!」の意味。
わん吉だって「わん吉オーイ!」と呼ばれたらちょっとは格があがります。


「オーイ!」を練習してみよう

この「オーイ!」、発音が難しいのが難点なんです。「オ」は日本語にはない音で、「え」の口の形で「お」と言ってみるのが近いと思います。

わん吉流の練習方法としては、
①  英語圏のあいさつの「へーい!」(Hey!)
② 「へ」をやめて「え」にして「えーい!」
③ 「え」の口のまま「お」と言ってみる

なかなか耳慣れない音で、練習している自分もちょっと恥ずかしいですが、これが身につけばベトナムでは百人力!レストランやカフェでとっても便利なワンフレーズです。



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