Vol.13山部移住者に聞く山部の魅力とは?
こんにちは!富良野市地域おこし協力隊の加藤です!
今回は「山部ってどんなところ?」というテーマで、実際に山部に移住した内さんご夫婦に取材をしてきました。現在、お二人はゲストハウス&コミュニティカフェのオープンに向けて古民家を改装中です。
SNSでその様子も見ることができるので、ぜひチェックしてみてください!
X:https://twitter.com/MotoRyokan
YouTube:www.youtube.com/@MOTORYOKANProject
山部に移住するまで
大阪出身の内昭博さんはもともと人混みが苦手で、街中を離れてのんびりできる農村での生活を望んでいました。毎年夏に趣味のバイクで北海道をツーリングしているうちに、富良野の美しい景色と人の優しさに惹かれ、いつか住みたいと思うようになったそうです。郵便局員として働いていた内昭博さんは、北海道への転勤を希望し続けた結果、最初に留萌へ、そして念願の富良野に転勤することができました。
富良野市山部を選んだ理由は、趣味のバイクや車のための広い駐車場があることや、家賃が抑えられる点が決め手だったそうです。
一方、鹿児島出身の内有希子さんは、「一度来てみたら住みたくなってしまった」とのことです。当時、札幌市が実施していた移住体験モニターに応募したところ見事受かりました。移住体験として数週間過ごした後、さらに足を伸ばして富良野を訪問しました。知り合いの宿「cafeゴリョウ&ゴリョウゲストハウス」を訪れた際、窓から見えた十勝岳の景色に感動し、富良野への移住を決意しました。
その後、札幌への移住を経て、さらに転勤で旭川へ移り、旭川から富良野のカフェギャラリー「野良窯」でアルバイトをしながら富良野に関わる日々を送っていました。そこで、内昭博さんと有希子さんは常連客として出会い、結婚。そして、そのまま昭博さんの住む山部で一緒に暮らすことになりました。
内さん夫婦が感じる山部の魅力
実際に移住してみて、内さんご夫婦が感じる山部の魅力は「人の温かさ」です。「山部の人たちは環境や土地柄のせいかとても優しくて、温かい」と内さんは語ります。また「MOTORYOKAN」の立地についても、今は元気に車が運転できるから不便は感じなく、近くには公園や川、神社、森がそろっていて、まさにちょうどいい場所だと感じているとのこと。また、昔ながらの村としての誇りが感じられる点もとても良いと話してくれました。
「山部という場所を目指してきたわけではないけど、結果としてとても良かった。全国を旅したり、いろいろな人と交流してきたからこそ、この土地にしかない温かさや寛容さが魅力に感じられる」とのことです。
これからの山部での暮らしについて
現在改装工事中のゲストハウス&コミュニティカフェ「MOTORYOKAN」は、宿主が地域と旅行者を結ぶかすがいとなって、山部や富良野エリアを好きになってもらえるよう、交流のできる宿にしたいと考えているそうです。
今回の取材を通じて、内さんご夫婦のように移住者が地域を盛り上げようとしている姿は、山部にとってとても良いことだと感じました。これからも地域住民や移住者が共に地域を活性化していければと思いました。
引き続き、富良野市山部にご注目ください!
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