Tomの投資方針
一般的にバリュー株投資やグロース株投資など、色々な投資法がありますが、Tomの今のところの投資方針はこれです。
資本効率が極めて高く、その高い資本効率が継続すると予想できるだけの競争優位性の高く、割安な企業を半永久的に保有する。
資本効率が高いとは、ROEやROICが高いということ、言い換えると事業利回りが高いということ。
例えば、ある企業のROEが30%あり、配当しなかったら、翌年のBPSは1.3倍になります。
その翌年もROEが30%となれば、初年度からBPSは複利的に増え、1.3 × 1.3 = 1.69倍となります。
つまり、高い事業利回りの高い会社というのは、複利的に企業価値が高くなる会社、という訳です。
企業価値≠株価ではありますが、いずれ企業価値に収斂します。
短期的には株価が大きくブレますが、時間軸を長く取ることで、短期的なブレに振り回されずに済む訳です。
この観点で行くと、高い配当性向はマイナス要因です。
配当によってキャッシュアウトしてしまい、複利が利かなくなる訳ですからね。
高い事業利回りを複利的に増やす訳ですから、どちらかといえば成長株投資に近い手法とも言えます。
ちなみに、私はこちらの本を参考にしてます。
競争優位性が高いとは?
事業の堀が深いやら何やら色々ある訳ですが、ポーターの競争戦略を読んでもらった方が早いですね。
とんでもなく長いですが、読む価値はあります。
レバレッジを適度に使う
競争優位性が極めて高く、割高な価格で買わなければ、長期的には期待値はプラスです。
なので、理論上は適度にレバレッジを使えばパフォーマンスが向上するはず(現物でパフォーマンス出してから言えよって話ですが)。
ただ、テールリスクを抑えるために、レバレッジは最大でも1.4倍程度に抑えます。
大切なのは市場に残り続けること、真に競争優位性が高ければ、ほっとけば株価は回復するはず。
バリュエーションについて
バリュエーションについては長くなりそうなので、また次回。