シンの伝説『雲の彼方へ』感想
正確には雲の彼方へやらその周辺の情報を受けて思ったこと、これまでのシンに関する展開も振り返っているのであらゆるネタバレを含みます。アキラとカゲトの世界の深層も。そして情報量が多すぎて全然整理できてないのでとりあえずの吐き出し乱文です。
読みにくさ凄いと思うのでよろしく。
兎にも角にも良かった。
容赦ない展開の連続で下手をするとかっこよさに陶酔したシナリオになりがちなブラックな内容もそこに二人の丁寧な感情の流れがあり、あの環境下でも二人の最善を探そうとする前向きさがあり、飾り立てない優しい時間もあった。そのことがあの結末でも「二人が出逢えてよかった」「二人の関係が始まって良かった」という読後感を与えてくれたと思う。
そして何よりメインストのあのシンの主人公に対する「おまえがすべて」という数々の態度の心理に触れられた気がした。
此処だけ摘まめばどうやってもアンハッピーなお話であることは違いないんだけど間違いなく最高のシナリオであるしシンの伝説をこんな素晴らしいものにしてくれてありがとう、の気持ちでいっぱいである。
さて、一先ずまともな日本語の感想を言おうと思って上段の文章をまとめたところでここからは伝説ストを読み返しつつ思いついたままに書きなぐる文章になっているかさえ危うい本文である。
読む人がいたら読解を頑張ってほしい。
◆1話
先ず出だし「私の竜」ね。
この呼称が読み進めていくうちにどんどんどんどん癖に刺さっていき致命傷なんですけど「私の竜」良すぎる…。私のものだという自負、愛着、庇護欲あらゆるものを感じさせてくれる。「私の竜」というワードを噛み締めた後に戦闘突入前画面を見てください。大剣を構える主人公の横に舞い降りる竜シンで「わ、私の竜だーーーーーー!!」てなる。ありがとう。
そして救助されてからの一番最初のシンのボイス、凄い良かった。
「歩く屍でも生きてはいる」の直前の笑い声。これまで聴いてきたメインや思念、イベントのシンの喋り方からは想像できなかった声音で一気に今ここにいるシンが今まで主人公を愛でていたシンではないと分からせてくれる。
小西さんのお仕事最高の瞬間である。
ここで初めて人の形のシンと対峙する主人公。姿を現した途端の最初の感想が「瞳が綺麗」なのも後半どんどんどんどん刺さっていく。
メインストでの主人公もたぶんそうなんだよな…。家族を殺されたという出逢う前からの敵意によってフィルターがかかっているけどそこの誤解が解けた後判明した主人公からシンへの印象が「彼はイケメン」だったのは結構印象的だった。
人間からひたすら敵意を向けられ殺意も恐怖心も自分を忌避しようとするありとあらゆる感情を向けられていたであろうシンが初めから主人公からは肯定する感情を向けられていたというのがなんかとても嬉しかった。この環境下で好意だけが彼女の中にあるわけないけどそれでもきっとずっと死を願われていたシンが最初からガーネットのような瞳が綺麗だと肯定されているのがこの後の展開を知っていくうちどんどん泣けてしまう。
◆2話
生き延びる為に自分の有用性を必死にアピールする主人公。
この時なにが彼にヒットしたんだろうなぁって考えるんだけど世界の深層のアキラカゲトの回も読んだらシンは「生きようとする姿」が好きなのかな、と思った。かつて死を願われて殺意を向けられ続けてそれでも谷底に落ちても生きようとした自分と同じように必死に生きる命に少しばかり同情的になれるのかもしれない。
アキラとカゲトの話に関しては片方が片方の意思を守ろうと相手が大事だから殺してやろうと決死の力でナイフを突き立てようとした姿が自分達と重なったからかな、とも思うけど。
あとはもしかしたら少しだけ寂しかったのかもしれない。退屈しのぎかもしれないけど。とりあえず自分の為になんでもするって言ういつでも摘める命を傍に置いてみてもいいかな、て思ったのかな。野良猫を気が向いた時だけ世話をするみたいな。
そしてこの後の「死は楽しみにならないと誰が言った?」が物語ってるのかもしれない。
強く生きようとする力があるけどそれと同時に生きていて辛いと感じる気持ちもあるんじゃないかって。終わりになるならそれもいいと思ってる。
主人公は自分の命を脅かす可能性があるけどでもこいつが傍にいたら少し楽しそうで、つまらない生きてるだけの時間を送るよりいい、危うくなったら殺せばいいし万が一ミスって死を迎えることになってもそれはそれでいいか、と思えるほどの孤独があったのかな…。
◆3話
シンってメイン時間軸でも主ちゃんの首回りむちゅむちゅ多いけどこの辺の名残なんですかね…?首好きだよね?匂いが強いとこが好き…?
匂いとかフェロモンて発言がちょこちょこあるので竜だから獣的な部分があるのかなぁと今のとこ解釈してる。
他の竜がそんなことなかったらただのシンの性癖だと分かるけど最後の生き残りだから竜全体に容疑がかかる。シンさん責任重大ですよ。
逃げようとする主人公の努力を近くで見てるシンめちゃくちゃ好き。
ここのテキストめちゃくちゃエモく感じた。好意でも嫌悪でもないただの興味。一番最初のフラットな感情を向けられてる感じ。どういう生き物なんだろう、て見てる感じ。
それが谷底に落ちるのを助けに行かせ、気が滅入らないように毎日せっせと贈り物をさせるまでになるのがすごい…竜にとってそれらは大した労力じゃない事は分かるけど何と言うか最初の愛玩?愛情表現としてとてもシンプルで愛しい。贈り物は今もしょっちゅうやってるしな…。かわいいんだよな。
庭に勝手に住み着き始めた猫が(実際には逃げられない場所に攫ってきてるんだが)死なせるには忍びない程度に愛着が湧き始めてるシンが竜になった時の話を「少し痛かっただけ」と見栄を張るのが真実を知ってから聞くと切ない。自らの体を斬り落とすまでに嫌だと拒否した変化を普通で少し痛かっただけと言う強がりが今まで一人で生きてきたことを感じさせる。
シンはホーム画面でも弱みは見せない、慰めなんて自分は強いから必要ないって拒否するもんな…。
◆4話
デート回かわいい…癒し;;
ずっとデートしてろ。
持ってるものの中で一番いいと思ったものを主ちゃんに贈ったのか…シン……。
皮肉たっぷりのブレスレットを外さない下り、嬉しかったのか…?
主ちゃんが自分に選んだものが……メイン軸のシンも度々主ちゃんからへんてこなかわいいアイテムを貰い正直身に付けられないようなものもなんだかんだコレクション棚に収めたり使ったりしてるけど…この時からなのか…?
◆5話
今回の伝説、悪逆非道を行ってるのがシンだけじゃなくて主ちゃんもなんだよな。
シンが心を寄せた主ちゃんが元はこういう性質だったことを思うと本編でまともどころか市民の為に戦う深空ハンターだったのはシンにとって衝撃的だったかもしれない。
元は確かに同類だった。同じように悪逆非道の道を歩いて自分と同じ暗い場所に生きてると思った主ちゃんが明るい世界でも生きられているっていう現実。雲の彼方へのストーリーから本編の間もたぶん何かしら間があるんだろうな、とは思うんだけどそれを経過してきた本編時間軸のシンが「暗い所でしか生きられない」て言ってたってことは選択肢がないんだよな。でも主ちゃんはそうではない事を知ってしまった。
だからこそ同類だ、て言ったメインでの出逢いに対して「剣吞な流連」や「窮地」で身を引こうとする様子を見せたのかもって思うとめちゃ辛い。
メインストでの冒頭の冷たかったり多少暴力的な態度を思うと主ちゃんの肉体が魔女だとは思ってるけど今は記憶がなくて別人、別の精神だと思ってて早く元の魔女に戻したいのかなって感じた。それくらい魔女の時代の彼女のことを唯一無二だと思ってて、当時と今の彼女の違いを「別人」て捉えたような態度を見せてたシンが、主ちゃんを知っていくうちに本人だ、と折り合いをつけてた訳だけどそうなると逆に明るい場所で生きられるのも彼女、ということを認めなきゃいけなくなる。
もしくはあの時は上手くいっただけで本来は一緒に生きられるような存在じゃなかったのかも、て考えた可能性もある。だって彼女は谷に落ちるまでは輝かしい王女様だったから。
そう思うと「今回はお前から走ってきたんだから俺がお前を邪魔したことにはならないよな?(うろ覚え台詞)」の痛切さが更に増しに増して呻き声を上げてしまう…。
シン主ってシンがめちゃくちゃ強くて優位な生き物なのに主ちゃんに必要にされているかどうかをめっちゃ気にしてるようなところがあって健気で泣いてしまう…。そして主ちゃんはシンをめちゃくちゃ愛してるんだ。生かす事が一番の相手への復讐になるなら再び生かそうとする主ちゃんは半端なくシンを愛してる。愛されてるよシン…。
パイプオルガンじゃなくて骨笛でもいいだろ?って台詞なんか凄く好きで初見でお気に入りボイスに突っ込んだんだけどこれあれだ。意味としては「骨笛で我慢してこの間の歌うたって」っておねだりしてる台詞なんだな…かわいすぎる。主ちゃんの歌大好きじゃん…。
しかも歌教えてあげるよ、て言われても断ってるあたりあくまで「主ちゃんが歌ってくれてるのを聴くのが好き」て感じがかわいい。
こんな厳めしくてかわいい生き物がいるかよ。いるんです。
ここの「シンって子どもなんでしょ?」てやり取り実際どうなのか結局不明で終わった解釈なんだけどどうだったんだろう。シンの反応が、ん?て感じだったので1600年生きてるのは本当だと思うしただ単に竜社会でも人社会でもコミュニティーの中で経験詰んでないから未熟、て事かな?竜といるときは自分は人間で、人に見つかった時は竜になっちゃったから誰の輪にも入れなかった的な?今後詳しく出るかな?
ここの話は本当色々刺さる部分が多くて「生存と殺戮以外に彼の世界にもパイプオルガンと抱擁が存在してもいいのだろうか」ですごいやられちゃったんだよね。
パイプオルガン、今この人ずっと覚えてるよ。大事にしてるよ。聴いただけのフレーズを自分で弾けるようにしてそれを後生大事にしてるよって思ったら涙腺やられてしまった…。
「人間は物語が好きだけど俺にはそういう話はできない」て劇を見せに来るとこと「寝る前に物語を話してもらわないと悪夢を見る」て嘘吹き込まれてるとこも致命傷だった。静夜のぬくもりじゃん……!
得意じゃないけど話してくれたあの静夜のぬくもりじゃん…!!!
そんでもってこの帰り道のシーンも静かな夜に抱きかかえながら会話しててさ…。本当…ただのえちえちシナリオじゃなかった物議をかました(?)静夜のぬくもり…
すごいこの頃のことが今のシンの行動を形成しててやばい……。どんだけ健気なんだよ…。
ちょっと主ちゃんシンといっぱい魂交換してもらっていいですか?本当かわいいな?
感想書き出してたらまさかここまでかわいいとは思わず動揺している。
◆6話
これ読み返したら殺意の矛先を主ちゃんから外そうとしてるんだね…。
欲望が駆り立てられると同時にそれが殺意に変換されてしまうんだろうか…。主ちゃんから触れられる度に追い詰められてる感じがして、行き先を告げず離れようとしたけど前に立たれてもっと触れられてどうしようもなくなっちゃった感じなのかな…。
斬られて死にそうになってる中、それをした相手に怒りとかじゃなくて自分が何をしようとしてたか分かって「やってしまった…」て傷ついてるのが悲しい。動揺でもない。前々から恐れてたのかもしれない。こうなる時が来るだろうって。悲しい…
◆7話
尖塔で一人息も絶え絶えにあそこで横たわっていたシンを見たとき私はホームボイスで「夜にしか見られない美しいものもある」て夜の景色を好む彼の台詞を思い出したんだけどあの聖裁軍の人間を討ち払った後一人待つ時間がシンに取って静かで綺麗な時間だったらいいな、と思った。
これ予言されてた尖塔に向かったのって会いたかったからかな…。死にかけながらあそこならもう一度「再び相まみえる」という言葉に願いをかけて二人とも向かったんだよな…。
あと2回殺すチャンスがある、て言ってたからたぶんシンは他の誰でもなく主人公に殺されるのを待つためにあそこに向かったんだと思うけど好きな人を待つ時間が良いものだといいな…。
何度も甘嚙みするシーン良すぎるんだけどあれは殺意を情欲にして逃がそうとしてるんだろうか…
二人が永遠に魂を繋ぐことに同意した後シンが主ちゃんの腕の内側にキスした、て描写あるけどこれってメインストの再会直後に共鳴しようとして膝の上まで運んだあと手を握る時に撫でたところかな…。指先でつーっと撫でた後手の平を合わせて握り込んでたけどもしそうならただのドスケベタッチじゃなかったんだ…。
私は出逢って早々なんてドスケベタッチをするんだ…セクハラで嫌われるぞ…てひやひやしてたんだけどもしそうなら…いやでもシンさんの気持ちがどうあれセクハラ扱いの危険性高かった。なんとか好感持ってくれてよかった…。
永遠に俺のそばにいろ、て熱烈な告白を堂々と口にしてまったく違和感のないそんな苛烈な展開が来るとは…。カッコ良くて熱烈でただの告白ならキャー!てなるだけで済んだのにこれが二人の逃げ場を塞ぐ選択でもあって純粋な歓びだけでは済まないのが苦しい。
恋と深空、暗喩が結構難しいからちょっと疑ってるんですけどこの話の終わりの「ぐっすり眠った」て睡眠だけの話ですか?なんか抱きしめたみたいな描写もあったしここで繋がりが濃くなったみたいだからもしや…?みたいな気持ちもありつつ二人ともボロボロだからな…て判断がつかない。
◆8話
正直全編通して一番堪えた話数はここではと思う。
白昼夢のようなどれが本当か幻か分からない時間。シンと繋がった主人公がこうなってると言うことはシンもこれに近いんだろう。
むしろ6話で一度は竜の呪いに飲み込まれてたシンの方がこれより悲惨な状況であろうことは想像に難くない。
もしくは9話の衛兵が言っていたようにもうシンは完全な竜になってどこかに飛び去っていて半分繋がってる主人公の意識が竜の意識に引っ張られて意識が朦朧としているのか…。
夢の内容を前半を良い夢、後半を悪い夢というように区切っていたけど聖堂に閉じ込められてからシンが会いに来て髪を拭いてくれた話も正直夢なんだろうというのがこの後の展開で推測できる。
できるけど、でも広原のイベストでシンが編んでくれた草冠や、ホームで髪を拭いてやる、て主人公に声をかけるシンを思うとこれの何所かは本当にあったことだといいな、と願わずにいられない。
主人公がシンと過ごしたかった時間が他愛もないものばかりで彼女の欲はこれだったんじゃないかと思うと涙止まらない。
もしくは魂が繋がったというなら体が傍になくても同じ時間や景色を夢の中で共有できてたんじゃないか…そうでありますように。
◆9話
凄い辛い。
凄い辛いんだけど…正直もう竜に染まって何も分からなくなってるシンが主ちゃんの歌声に吸い寄せられて何処からともなくやってきたところめっっっっっっっっちゃくちゃ燃えた。
それが最後に唯一刺さってるものなんだね…。なにも分からなくても歌声を聞いてやってきたんだね……。
最初に魔女だとさっさと殺そうとした人間たちが何故狂いかけてて人間に噛みついて襲ってくるような魔女をこんな長い間生かして拘束してるのか不思議だったけど逃げた竜を呼び寄せる為の最後の餌だったからか…。
外野からシンの撒き餌になると思われてる主ちゃんも性癖です。
人外を唯一御する手段が主ちゃん…。絶望的なのに美味しすぎる…。
ところで罪状の読み上げ、聖裁軍にシン主ちゃん体の関係あると思われてるんだ…首の痕のせいかな…て思ってたら『戮夜に灼く心』で聖裁軍の見立てが正しかったことを知らされました。聖裁軍…やるな。
もしかして略奪しに人の前に姿現してる時もイチャコラしてたのかな。
6話みたいに二人揃ってるけど攻めるタイミング逸して近くにいる聖裁軍いたもんな。私もそのイチャイチャ見る役やりたい。でも死んでシン主を見届けられなくなるのは困る…くっ。
主ちゃんが死ぬ前の最後の後悔がもっとシンに歌を歌ってあげればよかった、なのも、シンに注がれる愛情が私で最後になってしまう、孤独にしてしまう、なのもじくじくに胸に刺さる。
竜シン主のこの主ちゃんからシンに向けた感情の強さが本当に好きだ。シンに負けないくらい主ちゃんもシンのことを想ってる。だからこそシンもずっとずっと彼女のことが好きで唯一無二なんだろう。
竜には愛を感じる機能がないかもしれない、とここまでの話で触れられてたけどこれだけ愛されてしまったら刺さって抜けなくなっちゃうかもなぁ…。
最期の部分、竜になって訳が分からなくなっているはずなのにちゃんと主ちゃんを裁決の庭から連れ帰ってたり夢の出来事だったはずのマンダラゲの谷に降ろしてることを思うと大剣に自ら刺された辺りから少し意識が回復したのかな…て思っている。
そして夢はすべてじゃなくても共有されていたんじゃないかって。
そうだといいなぁ…。
最後の主ちゃんからシンへの言葉はすごい愛の告白だったな。
愛憎相半ばする、だな……と夜襲の章を思い出すなどした。
後半の話数辺りからじわじわ刺さっていたんだけど伝説ストから戻ってきて雲の彼方へのフレーバーテキストを読むとまた目頭が熱くなる。
「私の竜は白い雲の中に戻った」これが終わりじゃないように感じてどこかでいつかまた会えるようなそんな可能性を秘めた締め括りだ。
そして二人は会えたんだな、て思うとメインストの今後へのワクワクが凄い。
ここまで全9話再読しつつ感想を書き残したんだけど改めて今までのメインや思念、その他諸々の味わいが深くなったなぁと一先ずパッと気になったとこだけ折角なので触れたい。
伝説ストは(育成が追い付かなくて😭)全部は読めていない状態なんだけど、どれもメインに繋がりそうな重要な話っぽいな、と感じていたけど今回のシン伝説に関しては伝説の光景がメインスト2部にフラッシュバックしているのが凄く衝撃的だったように思う。
各キャラとの恋愛関係が他キャラに干渉しない、という事になっている恋と深空なのでメインストに関わりそうな伝説内での深空男子との関係ってどうなるんだろう、て思っていたら少なくともシン伝説に関してはメインストと地続きの話ってことが確定した。
すごい。シンとのこのえぐい関係、生前とはいえ繋がってるんですか…。
まぁセイヤも生前どころかリアルタイムで繋がってるもんな……やばいな。
こんな主人公とえぐい過去持ちの男が一堂に会してしまって……臨空市は大丈夫ですか?私は嫉妬する男も好きぴを奪われまいとして闘争心大爆発してる男も大好物です(運営へのウインク)
メインストの個人的に気になっているとこの一つでシンは主ちゃんに命を貸した、て言ってるけどこれはシンに埋め込まれてた大剣が主ちゃんの中に入ってしまったことを言っているんだろうか…?
谷から出た後大剣のエーテルを吸い出そうとはしてたし抜き取られたら主ちゃんは死んじゃうみたいだったけど、周囲の敵から離れピンチから脱すれば主ちゃんが命の危機、て訳ではなかったので奪おうとして止めたのを「命を貸した」とは言わないのでは…?て思うんだけどどうなんだろう。
もしくは伝説9話の部分、どちらかしか生き残れない状況でシンが、「シンが死ぬ方を選んだ」て事を命の貸しと呼んだんだろうか…?
本編を見るに二人の因縁と言うか、伝説の終わりから2部に繋がるにはまだまだ描かれてないエピソードがあるのは想像に難くないけどそこに「命の貸し」があるのかなぁ…。
シンは恒常思念も少ないし秘話も絆デートも少ないから今後が楽しみです。早く読みたいです運営様…。
もうだいぶ長くなってるんだけど最後にこれは触れておきたい。
メインストにおけるシンの主ちゃんに対する冷たい態度(恒常思念のごく一部も)って魔女の主ちゃんを唯一無二と思ってるからなんだろうな、てしっくり来て一途男大好き人間は大の字になっちゃった。
ここ感情描写凄い丁寧だな、て感動するんだけどシン主ってちゃんとシンが「同じ魂なら誰でもいい」になってないのが凄い好きで。
2部1-5で酒入れた主ちゃんがシンの手を握って共鳴しようとしたときシンが「お前には無理だ」て言うんだよね「お前には」て。
紛れもなく彼女と共鳴しようとしてるのに「お前には」て言うのは別の存在を見てるってことじゃん…!て気付いてひえ~~…!てなっちゃった…。
魔女の彼女とだったら共鳴できると思ってるんだ…。魔女に戻ってきてほしいんだ……て。
呪われ死ぬことを願われてた自分に唯一愛を注いでくれた人にまた会いたいんだなぁって思うと泣いちゃうし、だからこそ彼女の魂が入るはずの体に居座ってる主人公に当たりが厳しい。厳しいのは魔女以外の人間すべてにだとは思うけど。
でもその別人だと思ってた主人公も環境の違うところで育ち、自分との記憶を有していない魔女の魂であることを少しづつ飲み込んでいって愛せるようになった…愛しくなった、て感じなんだろうな。
そりゃああれだけ自分のこと愛してくれてた彼女が記憶無くなって冷たくなって殺意さえ向けられたら傷つくもんね…。彼女じゃない、て反発心も生まれやすい。
シン本当…すごい一途だ……。かわいいね…。
最近の主ちゃんがシンを好きなことが伝わってくる思念を見るとシンよかったね……てほろりですよ…。
誕生日どうなっちゃうんだ
さて、ここまで読んだ人はいないだろうという文章量になってしまったところで閉めたいと思います。星4思念もやばかったな…。
シン主に幸あれ…👍