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Netflixアニメ「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」を観た。

Netflixで12月18日に配信を開始したアニメ「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」(通称デデデデ)を観る。原作は浅野いにおのビッグコミックスピリッツに連載された漫画だ。

小学校で知り合った少女ふたり。その絆のために、〇〇を〇〇す…という話に、東京都心に現れる巨大円盤とか、ほのかな恋愛とか仲間とか、とにかくいろんな要素をぶち込んだ、ジャンルを飛び越えまった作品。

キャラのデザインも、なんか過去の漫画で見たようなーが勢揃いで、原作通りなら、相当過去の作品を読み込んだ作家なんだろうなーと思う。

SFとしては、基本異星人侵略ものなんだけど、さらにもう一つ重大なファクターがあって…と、一応筋は通してある。

でもそれよりも個人的に興味深いのは、Girl’s Love的展開だ。近年このGLテイストは世の中に馴染み深く、アニメなら「リコリス・リコイル」、実写なら「ベイビーわるきゅーれ」などと、前例もいろいろ。

しかしこの「デデデデ」の場合は、いかにも青春アニメ的なデフォルメの多いキャラクターで、異性愛とともにGLも語られるのが極めてユニーク。ただ、「やり逃げ!」とか平気でセリフに登場するので、ローティーンの鑑賞は要注意だ(一応レーティングは、16+)。

最初の方は3つの時間軸で混乱し、この話、どこに飛んでいくんだろうと思ったが、構成が見えた中盤からちょっと夢中。観終わった感じは、清々しい。まあ、確実に去年のアニメ界の一つの収穫ではある。

あ、あと、主人公ふたりの声が幾田りらとあのちゃん。なんかふたりとも、とっても上手いね^_^。
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